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2009年8月10日のブックマーク (1件)

  • 『教育と平等--大衆教育社会はいかに生成したか 苅谷剛彦著』

    教育と平等―大衆教育社会はいかに生成したか (中公新書)/苅谷 剛彦 ひたすら勉強になりました。別段感動的なことが書いてあるわけではないのですが、最後のあたりは、じーんとしてしまいました。苅谷先生が大臣やってくださらないでしょうか・・・。 書は、戦前から現在までの「教育財政のシステム」を壮大かつ緻密に分析。教育行政、教育格差に関心がある人は必ず読んだほうがよい大傑作です。 最近は、日教育予算が少ないことなど、報道や政策論議の中でも出てくるようになってきましたが、「もともとのお金が少ない、だから増やそう」だけでは教育格差は是正されるのでしょうか。もう少し議論がすすめば、教育予算の分配のシステムの分析も必要になってくるでしょう。そのときに核となるだと思います。(もちろん、もとがないと配れないので、“少ない”というところも問題)。 日の分配のシステムはいったいどうなっているのでしょうか