「人工筋肉」兼「人工神経」:圧電複合素材『MFC』の可能性 2008年1月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Loretta Hidalgo Whitesides 「筋肉や神経」のように機能するマクロファイバー複合体(MFC)が、米航空宇宙局(NASA)が選ぶ2007年の米政府発明大賞に決まった。 この合成素材はセラミック繊維でできており、電流を流すと筋肉のように収縮する。また、振動を加えたり曲げたりすると電流が生じることから、次世代の圧電性素材として振動検知器にも利用できる[この合成素材を構造の中に組み込むことで、構造を変形させることができるほか、構造が受けた力を検知することもできる]。 MFCはこれまで、ヘリコプター・ブレードを改善するための研究や、スペースシャトルの発射台やクローラーの振動監視などに利用されてきた。 宇宙航空分野以外の用途(Power
その皿は、太古の鮮やかな赤い色をとどめていた。 青森県の三内丸山(さんないまるやま)遺跡からは、縄文時代の人々の生活ぶりをしのばせるさまざまな生活や祭祀(さいし)に使われたとみられる道具が見つかっている。なかでも印象的なのが漆(うるし)製品だ。 漆器の技術については、これまではウルシノキとともに大陸から伝えられたという説が有力だった。しかし、9000年前の北海道の縄文遺跡から漆器が発見され、さらには日本各地の縄文遺跡から下地処理や重ね塗りなど技術的にも優れた漆製品が次々と発見されたことから、“渡来説”に疑問も出始めた。代わりに浮上してきたのは、この伝統技術が、縄文の森からもたらされ、それが現代まで途切れることなく受け継がれてきた−という説である。 青森県三内丸山遺跡対策室の岡田康博室長は「日本にも原料をとるウルシノキが自生していて、中国大陸と同時代、日本で独自に漆技術が発生したという説も最
ソニーは,過去に同社が販売したCRTテレビから回収したプラスチックなどを再生し,液晶テレビ「BRAVIA」の部品に再利用する仕組みを確立した。2008年春に発売する新機種から,順次導入する予定である。 確立した仕組みは大きく二つある。 第1は,ソニー製CRTテレビを再利用する仕組みである。筐体などに使われていたポリスチレンを,難燃性ポリスチレンとして再生し,液晶テレビの部品に利用する。同社は1990年代から,CRTテレビの設計・製造において,リサイクルに配慮した取り組みを進めてきたという。例えば,材料や難燃剤の種類を筐体に表示することでリサイクル時の材料選別を容易にしたり,はがしやすいテープなどを採用して解体を容易にしたりといった取り組みである。こうした積み重ねが,今回の仕組みの構築に大きく寄与したと主張する。 第2は,部品梱包用発泡スチロールを再利用する仕組みである。テレビ製造の主力工場
以前DesignWorksで「コーヒ-の温度を色で教えてくれるフタ」を紹介しましたが、今回紹介するのは熱で反応するマグカップです。フタと違って、全面で変化するため、非常に分かりやすく熱いのか冷たいのかを判断できます。 上記の写真は暖かいコーヒーを注ぎ込んだ写真です。冷たい時はOFF、暖かいときはONとなります。写真だといまいち分かりにくいと思いますので同一商品ではありませんが、下記に同じような作りのマグカップで実験している動画を貼っておきます。 動画は以下から YouTube - Magic coffee mug changes color! YouTube - Heat Sensitive Mug - Heating 以外とスムーズに変化していくのが驚きです。これで冷えたコーヒーは飲まなくてすみそうです。ちなみに一番上のマグカップのお値段は25ドルと普通のマグカップよりは少しだけ高めな値
いろんなところにペタペタ貼れそですね。 Green Tech Grand Awardと年間最優秀技術革新を受賞し、Pop Sciから賛同を得た、「Nanosolar PowerSheets」は、パリス・ヒルトン級に安く、ニコール・リッチー級に薄いソーラーシステムを可能にする将来性に満ち溢れた発明なのです。 ソーラーパワーというと、環境に良いけどお財布が…と諦めてる人も多いと思います。でも、「Nanosolar PowerSheets」は、高値の原因のひとつでもあるシリコンを使わないので、1ワットあたり30セントで済んじゃうんです。今までだったら3ドルはしていたのに! 仕組みは、アルミホイルの上にソーラーを吸収するナノインクで3つのレイヤーを新聞を印刷するみたいにプリントして、半導体レイヤーを形成してゆくのです。また、「Nanosolar PowerSheets」は、柔軟性のあるシートなので
コクヨによれば、琵琶湖では湖水の汚濁に合わせるようにヨシ群落が減少した。1950年代後半には260ヘクタールあったヨシ群落は、現在130ヘクタールにまで減らしているという。滋賀県では1992年に「滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例」(ヨシ群落保全条例)を制定し、ヨシ群落を「守る」「育てる」「活用する」活動を支援。しかし、よしずやよしぶき屋根の需要が衰退したことなどが原因で、ヨシの活用は十分とはいえないという。 そこでコクヨ工業滋賀では、ノート、メモ、コピー用紙など、ヨシを使用した紙製品8種類を製造・販売する。ヨシの活用を促進するだけではなく、琵琶湖の環境保護意識を幅広く広めることに貢献するという。また、ReEDENシリーズの売上0.2%をヨシ苗の購入やヨシ刈りを行うNPOへの協賛に充当する予定だ。 琵琶湖は1960年代から湖水の「富栄養化」によって生態系が変化し、アオコの発生が恒常化
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く