どれぐらいスゴいかというと、「サーバーにインストールするだけで、あとは設定ファイルをちょちょっといじれば、かなり高速化できちゃう」というぐらいスゴいのです。しかも、どんなサイトでも、どんなCMSを使っていても「インストールするだけ」。 Webサイトを高速化すると、ユーザーに優しいし、場合によっては検索結果での順位にも良い影響が出るかもしれない……それはわかっていても、なかなか本格的にサイトを高速化するのは難しいものです。 サーバー側の高速化に加えて、HTMLのつくりや画像のファイルサイズ最適化、さらにはCSSを調整しての画像スプライト化やCSS/JSファイルの結合・最適化によるブラウザとサーバーの通信本数削減などなど、実はやらなきゃいけないことがたくさん。 グーグルの提供するmod_pagespeedは、そうしたことの、かなりの部分を自動的に行うものです。 mod_pagespeedはこん
今日は、サイト制作時の発注について。御社では、サイト制作のRFP(提案依頼書)に、ページ表示速度を含めていますか? もし入れていないとしたら、入れるようにしませんか? 発注時の条件に「ページ表示が○秒以内」を入れませんか?グーグルが検索結果での順位付けの要因としてページ表示速度を考慮するようになったとはいえ、その影響は微少だと言われています。それでも、やはりユーザーのことを考えるとページ表示は快適なほうがいいですよね。 そこで、Webページ制作を依頼するときに、RFP(提案依頼書)や仕様として、ページ表示のパフォーマンスを含めるようにしませんか? もちろん、すでにそうしているプロジェクトもあるかと思いますが、RFPに「ユーザーの体感としての読み込み時間」が仕様として明示されていないことは意外と多いのではないかと思います。 システム系の会社さんでは、仕様にサーバーの反応時間などを含めているこ
この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、SEOmozの見解を反映しているとは限らない。 検索エンジンは時折、SEO業界にきまぐれな変化球を投げつけ、新しい小道具やアップデートで僕らをわくわくさせてくれる。ウェブページデザインにおける構造化データという分野にとって、6月2日もそういう日だった。 構造化データとはこの2年間引きこもり生活を送っていたのでもなければ、あちこちでリッチスニペットを目にしているはずだ。 検索結果に有用な情報が少しだけ加わることで、多くのサイトが並ぶオーガニック検索結果の中で自分のサイトの訴求力を高めてくれる。ウェブページに「構造化データ」を付加すれば、検索エンジンはそのデータを分析して、レシピ検索など多様な検索結果で利用する。 「構造化データ」というと難しそうだが、ここでいう構造化データをわかりやすく説明す
今日は、ソーシャルメディア解析の話題を。自分のサイトに設置したFacebookの「いいね!」ボタンの使われ具合を分析する方法です。Facebookインサイトを使う方法と、APIでデータを取得する方法の2種類を紹介しましょう。 最近、Facebookの「いいね!」ボタンを見かけることも増えました。Web担でも2010年9月から「いいね!」ボタンを設定していて、先日の「TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する――グーグルとBingが明言」の記事では何と840いいねを記録しました。 さて、この「いいね!」ボタンの押され具合を分析するにはどうすればいいのでしょうか? 各ページを表示してボタンの横に表示される数字を目視で確認していくのもいいのですが、もう少しデータとして分析したいですよね。 それには、「Facebookインサイトを使う方法」と「APIを使う方法」の2
グーグルとBingは、TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響することを認めた。リンクグラフに与えるであろう2次的なプラス効果とは別に影響があるということだ。 米国時間12月1日時点、ダニー・サリバン氏による素晴らしいインタビュー記事を通じてのことだ。 SEO関係者の間では以前から推測されていたことだとはいえ(実際2009年11月の段階で、グーグルとBingがTwitterとの提携を発表したことを受けて、業界内の大勢がそう断定していた)、正式に確認を得られたことは大きな前進だ。 サリバン氏の記事では、そのほかにもう1つの重要な情報が明らかになった。 ダニー・サリバン: ある記事がTwitterで大量にリツイートされたり参照されたりした場合、検索エンジンは、そうした状況自体をシグナルとして考慮するのでしょうか?(そこから生成されるnofollow属性のないリンク
どんな場合に「通常価格」と示すべきか、あなたは理解していますか? 気をつけないと、景品表示法に違反する二重表記となってしまうかもしれません。今回は、商品やサービスを提供する人ならば知っておきたい二重価格表示(ダブルプライス)について、例を交えつつ簡単に解説。実は、「当店通常価格」や「セール前価格」の表記には、ルールがあるんです。ガイドラインを理解して、つい2重価格表示してしまうことを防ぎましょう。 今日は二重価格表示に関する基本をおさらいしておきましょう。とある筋のサービスで最近特に注目されているこのキーワード、広告やマーケやセールスに携わる人間ならば知っておかなければいけない常識ですね。 二重価格表示とは、商品やサービスを提供する際に、実際よりも著しく有利であると思わせる表示のこと。「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)という法律の第4条第1項第2号で定められています。 第四条
新連載「有名サイト、かってに解析!」では、毎回1つの有名サイトを取り上げ、アクセス解析で実際に解析データを見る前に、あらかじめサイトの問題点やチェックポイントにあたりをつける方法を解説していく。 アクセス解析を行う際には、データを見る前に、自分なりの仮説を立てることが、分析効率を高める上で効果的だ。サイトをユーザーの視点で閲覧しながら、問題点やチェックポイントを整理してみよう。着眼点はサイトのタイプによって異なるし、必勝法則などがあるわけではないが、ある程度はパターン化できるのではないかと考えている。 見ながら仮説を立てるのは、自社のサイトに限らない。情報収集で検索をしていて、たまたまたどり着いた初めて見るWebサイトや、Web担当者Forumのような定期的に購読している情報系Webサイトでも、問題点の仮説を立てながら見る癖をつけよう。いちいち文章に落とす必要はない。面倒くさければ、「ちょ
前回に続いて、アクセス解析から出てくる数字を、定期的にどのようなレポートにして見ていったらよいかをサイトタイプ別に解説していく。 前回はECサイトを取り上げたが、今回はメディア(広告/コンテンツ)サイトのケースだ。まずはどのような指標を見ていくべきかという指標の選択方法についてお話しした上で、前回と同様に、 マネジメント層向けレポート現場向けレポートの2つのパターンで考えてみたい。 ページビュー数を分解してみるメディアサイトとは、ニュースや専門記事などのコンテンツで構成されるサイトのことで、主に広告枠を販売することで売上を立てている。広告によって成り立っているサイトの目的は、言うまでもなく広告売上を増やすこと。広告売上を増やすには、サイトの広告価値を上げる、すなわちできるだけ多くのユーザーに来訪してもらうことが基本となる。 もちろん、すべてのページが広告掲載可能とは限らないし、ページビュー
フォロワーからの注目やリンクを集めることを期待して、自分のTwitterアカウントで新しい投稿や製品についてつぶやく人は多い。こういった活動が、インデックス化されるページの増加や迅速なインデックス化にもつながるとしたらどうだろう? jtkaczukが2010年3月に、「Twitterをサイトマップとして利用する」という記事をYOUmozに投稿した。僕はこれを読んでからTwitterのパワーについて考え始め、Twitterをもっと活用することがインデックス化の助けになるんじゃないかと思うようになったんだ。 そこで僕は、ほんの数か月だけささやかな実験を行ったのだが、その結果は驚くべきものだった。 Twitterとインデックスの実験の方法この実験では、次のことをそれぞれ追跡できるようにした。 新製品がサイトに追加されたことそれがツイートされたことGooglebotにクロールされたことグーグルでイ
今回から数回にわたって、アクセス解析のデータをどのような定期レポートにして見ていったらよいかを、サイトの種類別に解説していく。第1回はEC(電子商取引)サイトを取り上げる。 まずは、レポートに掲載する指標の選択方法についてお話ししたい。はやり言葉で言うとKPI(重要業績評価指標)ということになる。KGI(経営目標達成指標)と分けて話をする場合もあるが、ここではまとめて何が管理すべき指標として必要かということを考察していきたい。 また、レポートは誰に向けてレポートするかによって、レポート頻度と内容が変化するので、 マネジメント層向けレポート現場向けレポートの2つのパターンで考えてみたい。 「サイトの売上」を分解してみるECサイトに限らず、どんなサイトにも共通することだが、レポートする指標は、サイトの目的から逆算して設定していくべきである。 ECサイトの目的は、サイトで売上を立てること、すなわ
今日は、SEOにも効くGoogle Analytics用の便利なスクリプトを紹介します。少しマニア向けですが、「utm_medium」や「utm_source」などのトラッキングパラメータが付いた長くて汚いURLを、パラメータどおりにちゃんと解析しつつ、ユーザーに対してはキレイなURLで見せられるというものです。 この記事のタイトルは長いですが、これでURLは短くキレイになります。 ダウンロード&使い方Web担特製のカスタムJavaScriptを以下のURLからダウンロードします。 ・特製トラッキングコードのダウンロード → http://web-tan.forum.impressrd.jp/files/images/nakanohito/bancho_ga_canonicals.js (または、ここをクリックしてこの下にコードを表示) ダウンロードしたJavaScriptをテキストエディ
質問:アクセス解析ツールと広告効果測定ツールを併用しているのですが、コンバージョンの値がかなり違います。この原因は何なのでしょうか? 答え「コンバージョンの定義」がツールによって全然違うので、コンバージョン値が違うのは当然です。しかし、1桁も違うようであれば、ツールの設定ミスなど、何かトラブルが起きている可能性もあります。 解説ツールによって、いくつかの点で、「コンバージョン」の数え方が違っています。 広告効果測定ツールは広告からのコンバージョンをみるが、 アクセス解析ツールは参照元を問わずコンバージョンをみるGoogleアドワーズ広告の「コンバージョントラッキング」やYahoo!リスティング広告の「コンバージョン測定機能」などの広告効果測定系ツールは、広告をクリックしてコンバージョンページを訪れた回数のみをコンバージョンとしてカウントします。つまり、クリックとコンバージョンはセットであり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く