今回の概要 前回はブロック付きメソッドについて説明した。今回は前回に引き続いてRubyの特徴的な文法をご紹介したい。mix-inだ。このmix-inはRubyのクラスライブラリやRailsにもよく使われている仕組みである。このmix-inはモジュールを使って提供されている。 mix-inを使う前の準備 さっそくmix-inを使う前に、モジュールについて説明したい。mix-inはこのモジュールを使って実現している。 モジュールは以下のようにmodule句で定義する。モジュール名の先頭は大文字で始める。 module ModuleSample #モジュールの定義 def self.hoge puts "hoge-" end end ModuleSample.hoge #モジュールに含めたメソッドの呼び出し モジュールの制限 上記のサンプルではモジュールの中にメソッドを定義した。「モジュール名.