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ブックマーク / satoshi.blogs.com (11)

  • 「半分空っぽのコップ」を「半分水が入ったコップ」に見せるテクニック

    ものごとをポジティブに考えるか、ネガティブに考えるかという議論をするときに、「半分だけ水が入ったコップをどう見るか」という話が良く引き合いに出される。それを「半分も水が入っている!ラッキー」と考えるか、「どうして半分しか水が入っていないんだろう?残りの半分は誰かが飲んでしまったのだろうか」と考えるか、で人生が大きく変わってくるという話である。 ポジティブに考えた方が人間幸せになれるし、そんな人の方が成功する可能性が実際に高くなる、という話は大昔から言われ続けてきたことだが、そうは分かっていても、「入ってない方の半分」が気になってしまうのが人間の弱さである。 これと関連する話で、先日読んだ心理学のに、ちょっとした工夫で皆が得をした気分になる(つまりポジティブに考える)テクニックが書いてあったので、ここで紹介する。 VHSテープ全盛の時代の米国のレンタルビデオ店での話。「見終わったあとはテー

    t___s
    t___s 2014/09/09
    モノは言いようだなぁ。おもしろい。
  • 「早期退職の誘惑」と「逃げ切りメンタリティ」

    の家電メーカーがグローバル市場で戦えなくなっている原因の一つが、バブル時代に大量に雇った人達の人件費だということは、メルマガでもしばしば取り上げる話題だ。彼らが働き盛り(=アウトプットのピーク)を過ぎた50才以上になり、「アウトプット<給料」な人達が増えて来たことにより、「コストパフォーマンスの悪い企業体」になってしまっているのだ。 「社会常識に照らして不当な解雇はしてはいけない」などという曖昧な法律に守られた彼らを一方的に解雇することも出来ない会社は、早期退職プログラムでなんとか人員整理をしようとしているが、この方法では「外に職が簡単に見つけられる優秀な人たち」が先に辞め、「何とか定年まで会社をしゃぶり尽くそうとする逃げ切りメンタリティ一杯の人たち」が残り、逆に会社のコストパフォーマンスは悪くなる。 日経オンラインに、早期退職の誘惑 50代でも早まってはいけないという記事が出ているが

    t___s
    t___s 2014/01/25
  • ウェブデザインとスーパーのチラシの共通点

    Facebookのタイムラインに「日のウェブデザインはなぜこんなにも世界と違うのか?」という記事の紹介が流れて来たので読んでみたが、これはウェブデザインに限った話ではないと思う。典型的なのがスーパーのチラシ(下の写真はここからの引用)。 日のスーパーのチラシは、「これでもか」とばかりに情報を詰め込む上に、「安売り情報=赤」という王道を決して踏み外すことはないため、どのスーパーのチラシもこんなデザインになる。情報量だけはすごいが、「エレガントなデザイン」とは正反対のところにある。 米国でも、一昔前までは似た様な状況だったが、ここ数年は差別化が進み、少しこだわったスーパーのチラシのデザインはこんな感じだ。 明らかにプロのデザイナーの手が入っているし、「欲をそそる」という明確なデザイン・ゴールが見てとれる。 どちらが正しいという話ではないが、米国の一部のスーパーがこんなデザインに走っている

    ウェブデザインとスーパーのチラシの共通点
    t___s
    t___s 2013/11/28
    日本のチラシもプロの手が入っているっすよ。日本のこういうデザインはむしろ難しいよ、自分には。
  • Kindle ダイレクト・パブリシングを試してみた

    発表された時から一度は試してみなければと考えていた AmazonKindle ダイレクト・パブリッシング。出版社を通さずに、誰でも自費出版を自己資金ゼロで出来、かつ、印税も30%〜70%という高いのも魅力だ(紙の書物だと、印税は10%前後)。 そこでまずはメルマガ「週刊 Life is Beautiful」のバックナンバーを電子書籍化して出版してみた。 週刊 Life is Beautiful 創刊号(2011年8月分) 週刊 Life is Beautiful Vol.2(2011年9月分) 値段はどちらも最低の99円に設定してあるのでぜひお試しいただきたい。私が原発事故まもない時期に管総理と会って「東電の破綻処理」のお願いをした時の話を連載したのはこの時期だ。また「ブログには書けない/書かない話」のコーナーでは、スクエニによるUIEvolution の買収と、その後のMBOに関す

    Kindle ダイレクト・パブリシングを試してみた
    t___s
    t___s 2013/05/05
    これは敷居がたかい。。。「開発者向けのツールとしては及第点だが、一般の人向けの出版ツールとしては、100点満点で30点ぐらいの出来。まだまだ改良の余地がある」
  • Andy Rubin が Android の開発責任者から降りた件について

    2月の終わりにスペインで開かれた「Mobile World Congress 2013」で、「Tizen」「Firefox OS」という二つのモバイルOSの発表が注目を集めたが、これらに絡めて「モバイルOSの動向」に関しての記事を執筆して欲しいというリクエストが複数のところから来た。 それはそれで書いているのだが、私がもっと注目しているは、Andy RubinがAndroidの開発責任者のポジションから外れた件だ。 Googleのことなので多少違う意味合いがあるのかも知れないが、これがMicrosoftであれば99.9%降格人事だ。 合議制でものが決まる日とは違い、米国の場合、「何をどんな目的で作るか」という product vision に関しては開発責任者が全責任を追う。そのため、責任者が変われば、作るものも大きく変わってしまう。 優秀な人であればあるほど、上からあれこれと指示される

    t___s
    t___s 2013/03/20
  • AppleとSonyの一番の違い part II

    図の表現から直接的に呼び起こされる事はアップルは消費者が当に欲しいものを言わないしマーケッターや詳しい専門家は正しく実行する事はできないと理解していて、マッケーターの言う通りにも消費者がいう通りにもしないで自ら考えて実行していて、ソニーは消費者が欲しいというものを素直に受け取りマーケッターの調査や専門家が言う事を正直に実行する。その結果として、ソニーが用意するメニューはアジアニズムになり、アップルのメニューはアッティシズムになります。 しかし、そのような前方参照的な事からこの結果がでてきたわけでなく、アップルは自らの起源としてのアメリカーヨーロッパの歴史からくる古典主義的な純粋さを尊重し、装飾しない事を美しいとしています。しかし、ソニーは歴史的にはアメリカヨーロッパに進出するため、その美意識を創業者は学びその純粋さから登り詰めましたが、その意味を理解できなかった他の経営幹部、あるいはその

    AppleとSonyの一番の違い part II
    t___s
    t___s 2011/11/20
    あははw
  • Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編

    ある日の家電メーカーでの会話。まずは副社長室での会話から。 技術部長:副社長、来年度の予算の件はどうなりましたか 副社長:大丈夫だと言っただろう。台湾中国からの追い上げは相変わらず激しいが、テレビは家電ビジネスの要だ、経営陣としてもここだけは手を抜けない。来年も君たちにがんばってもらわなければならない。 技術部長:もちろんです。そのあたりは現場のエンジニアたちも強く感じてると思います。ちなみに、メールに書いてあった「戦略の変更」って何ですか? 副社長:そのことなんだが、経営会議でも持ち上がったんだが、台湾勢と戦うには、我が社にしかできない「差別化要因」が必要だ。価格競争では彼らにかなわない、消費者にとって目に見える価値を提供して、台湾製品よりも3割・4割増の値段でも喜んで買ってもらえるテレビを作らなければならない。私は、キーワードは「クラウド」だと思っている。 技術部長:え?「ク、クラ

    Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編
    t___s
    t___s 2010/03/08
    ひどいw
  • もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..

    iPhoneは会社から支給されて使っていますが、非常に使い勝手がいいです。 ただ、これでは、いまほど欲しくならないことはたしかですね。 他の機種と同じ土俵の上に上がってしまっているので、「なんかいろいろ機能がごてごて付いてる中の携帯の一つ」というところでしょう。 つまり、「売れるモノも売れなくなる」、「売り方次第」ということを今更ながら思い知らされました。

    もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..
    t___s
    t___s 2010/03/08
  • 丸山ワクチンの過去・現在・未来、自然免疫と癌治療

    今回の訪日中に、ソニーの(音楽ゲームなどの)エンターテイメント・ビジネスの生みの親でもある丸山茂雄氏とお会いする機会があった。私もつい最近まで知らなかったのだが、丸山氏の父親は「丸山ワクチン」の生みの親である故丸山千里博士。「私自身も丸山ワクチンで癌と戦っている」という丸山氏の言葉に刺激され、丸山ワクチンに関して調査してみたのでここにまとめてみる。 「丸山ワクチンの効果」に関しては、専門家の意見でも意見が分かれている、というのが現状である。そのため、事実と意見が混在した形でネット上に存在しており、単にググっただけでは玉石混淆の情報に悩まされるだけ。そこで、一歩踏み込んで、新聞・専門書・学術ペーパーなどを読んで事実確認をしながら、まずは確実に事実と言える部分を洗い出してみた。 事実1:丸山ワクチンは、丸山千里博士がもともとは皮膚結核の治療薬として開発したもの(1944年誕生) 事実2:丸山

    t___s
    t___s 2009/12/08
    「丸山ワクチンは効く」という台詞が真っ先に浮かんで仕方がない・・・/ あ、村井ワクチンかw 間違えた
  • 「Flash vs. HTML5」という構図がはっきりと見え始めたぞ、と

    業界関係者(特にスマートフォン関係の仕事をしている人たち)少し前からすでに気がついていた話だが、今回のAdobeからの一連のアナウンスメントで明らかになってきた「HTML5対Flash」という構図。とてもワクワクする戦いだ。 ウェブ上のリッチコンテンツという分野でリーダーシップ・ポジションを取りながらも、「無料Flashゲーム」と「ウェブサイトの見栄えをちょっと良くするアイ・キャンディ」というニッチなポジションに一度は追いやられるように見えたFlash(数年前の話)。しかし、動画フォーマットがReal Networks、MicrosoftAppleの三強いの間で中に浮く隙間を付いた戦略で、見事に「ウェブ上のマルチメディアのデファクト・スタンダード」のポジションをがっちりつかんだかに見えるFlash(現在)。しかし、その地位も安泰ではない。 Adobeにとって一番頭の痛い問題はiPhone

    t___s
    t___s 2009/10/07
  • "Less is more"なもの作りと合議制と

    ズバリ言ってしまうと既存機能に上乗せする企画は通すのが簡単だし、リスクが少ないからだ。【機能やボタンが多すぎ!! 使いにくいUIのデジタル家電が発売されてしまう当の理由 - キャズムを超えろ!より引用】 こういった罠にハマらないためには、色々とすべきこと・してはいけないことがあるが、たぶん最も強く意識すべきは「合議制では良いものは作れない」という法則。デザインに関わる人が多ければ多いほど、「いろいろな意見」が寄せられてしまい、「せっかく有意義な意見を出してもらったのだから」と次々に意見を取り入れているうちに、機能だけはたくさんあるけど魂が無くて妙に使いにくいものが出来てしまう。 その意味では、37signalsの人たちが言うところの「less is more」は「単に機能を削って使いやすくする」というだけの話ではなく、「企画に関わる人の数を削って魂があるものを作る」というもの作りの過程そ

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