不動産テックという言葉が注目し始められてきています。既に金融業界ではFinTech(フィンテック)という波が旧態依然とした業界に様々な影響を与えていますが、さらに大きな波が今不動産業界にも訪れようとしているのです。 不動産テックとは一体何か 不動産テックとは一言で言えば「テクノロジーの力によって、不動産業界の仕組みを根底から変えよう」という取り組みのことです。不動産業界は37兆円の巨大市場。「衣・食・住」という、人間が生活していく上で必ず必要になる「住まい」に関わる重要な産業分野です。別の読み方では「Retech」などの表記でも注目を集め始めています。 1952年のルールが残る不動産業界 我々の生活に根ざす重要なサービスを提供する不動産業界ですが、これほどIT化が遅れ、改革の余地が残っている業界は無いのではないでしょうか。不動産取引を行うためのルールを定めた宅建業法が成立したのは昭和27年
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