ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (52)

  • FPGA技術セミナーで低価格Zynq評価ボード「ZedBoard」お披露目

    都内で開催されたFPGA技術セミナー「X-fest 2012」(アヴネット ジャパン主催)の展示会場で、話題のZynq評価ボード「ZedBoard(ゼドボード)」が日のユーザーに初披露。新世代FPGAの検証が低価格で実現するこの評価ボードに、多くの来場者が熱い視線を投げ掛けた。 アヴネット ジャパンは2012年7月4日、FPGA技術セミナー「X-fest 2012」を東京・品川の東京コンファレンスセンターで開催。展示会場で話題のZynq評価ボード「ZedBoard(ゼドボード)」が日のユーザーにお披露目された。 X-festは、FPGAを使った革新的な設計技術・手順や実装方法を体験できる実践型の技術セミナーとしてAvnet(アヴネット)が世界22カ国で開催するイベント。ソリューションベンダー各社が、新世代FPGAの実践的な設計ノウハウを座学形式のセミナーで伝授する他、ソリューションベン

    FPGA技術セミナーで低価格Zynq評価ボード「ZedBoard」お披露目
  • “小さな基地局”、携帯インフラで大きな存在へ

    「マクロ」の時代から、より小型の「フェムト」「ピコ」「マイクロ」の時代へ――。スマートフォンやタブレットの普及でトラフィックが爆発的に増加し、通信容量が切迫する携帯電話ネットワーク。そのインフラ市場が移行期に差し掛かっている。基地局メーカーから、ネットワークプロセッサを供給する半導体ベンダーに至るまで、サプライチェーンのさまざまな階層で新たな覇権争いが始まった。 消費者向けモバイル機器の市場では、スマートフォンとタブレットPCが旋風を巻き起こしている。そうした中、もう1つの巨大なモバイル市場が今まさに移行期を迎えているところだ。年間400億米ドルを超える、携帯電話ネットワークのインフラ市場である。 その中でも特に混迷の様相を呈しているのが、無線通信基地局の市場だ。サイズも送信電力も大きく、カバー範囲も広い旧来の「マクロセル」から、比較的小型で送信電力も消費電力も小さい「スモールセル」を有効

    “小さな基地局”、携帯インフラで大きな存在へ
  • 人々の生活を変えるモノのインターネット、主役めぐり開発続く次世代メモリ

    人々の生活を変えるモノのインターネット、主役めぐり開発続く次世代メモリ:EE Times誌が選ぶ2012年の注目技術20(前編)(1/3 ページ) 米EE Timesの編集部が選んだ「2012年に注目すべき20の技術」の前編。モノのインターネットや、次世代不揮発メモリ、無線センサーネット、NFC、MEMSなど、前編では10の技術を紹介する。 米EE Timesの編集部は、「2012年に注目すべき20の技術」を選出した。 技術の変化のスピードを考えれば、注目すべき技術を20に限るのは適切ではないかもしれない。だが、われわれが選んだ20の技術は、それ自体に他の数多くの技術も包含している。技術というものは、それ1つが独立して存在するのではない。1つ1つの技術それぞれの礎は、エンジニアや消費者、企業、市場の取り組みや動向を通じて、概念的に、時には物理的に、互いにつながっているものだ。 ある技術が登

    人々の生活を変えるモノのインターネット、主役めぐり開発続く次世代メモリ
  • LTEや40G/100GbEで帯域の危機に立ち向かう、スマートグリッドや太陽電池も

    LTEや40G/100GbEで帯域の危機に立ち向かう、スマートグリッドや太陽電池も:EE Times誌が選ぶ2012年の注目技術20(後編)(1/2 ページ) 米EE Timesの編集部が選んだ「2012年に注目すべき20の技術」の後編。40G/100Gビット/秒イーサネット、LTE、ホワイトスペース利用の無線といった各種通信技術や、スマートグリッドや太陽電池などエネルギー技術など、合わせて10の技術に注目する。

    LTEや40G/100GbEで帯域の危機に立ち向かう、スマートグリッドや太陽電池も
  • 「ZigBeeより軽くてANT+より賢い」、組み込み向け無線プロトコルが新登場

    ZigBeeより軽くてANT+より賢い」、組み込み向け無線プロトコルが新登場:ET2011 無線通信技術 スカイリー・ネットワークスが開発した「DECENTRA II」は、端末のシステムコストを最小限に抑えられる独自の無線プロトコルだ。コードサイズは45Kバイト、必要なメモリ(RAM)容量は4Kバイトと小さい。 スカイリー・ネットワークスは、M2Mネットワークやスマートメーター、家庭/工場の状況センシングといったさざまな組み込み用途を対象にした、独自の無線プロトコル「DECENTRA II」を開発し、「Embedded Technology 2011/組込み総合技術展」(2011年11月16~18日、パシフィコ横浜)に展示した。 DECENTRA IIの最大の特徴は、動的に通信経路を形成するアドホックネットワークに対応しながらも、コードサイズは45Kバイト、必要なメモリ(RAM)容量は4

    「ZigBeeより軽くてANT+より賢い」、組み込み向け無線プロトコルが新登場
  • スマートグリッドの最新動向はここでチェック、国際標準策定のキーマンが東京に集結

    「スマートグリッドの国際標準化の最新動向をキャッチする、絶好の機会だ」――。東北大学電気通信研究所は、スマートグリッドを対象にした無線通信技術の国際標準に焦点を当てたセミナーを、2011年9月16日に東京都内で開催する(詳細サイト)。 このセミナーの特徴は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)の標準化委員会で現在作業が進められている「ホットな話題」が、全て盛り込まれていることだ。「登壇する講師はいずれも、IEEEで現在進行中の標準化作業のリーダーである。このセミナーに参加すれば、IEEEや米国を中心にしたスマートグリッドの標準化の全容を把握できるはずだ」(主催者で、同研究所の人間情報システム研究部門の教授を務める加藤修三氏)という。 例えば、近距離の無線通信方式に焦点を当てたIEEE 802.15部門の議長やZigB

    スマートグリッドの最新動向はここでチェック、国際標準策定のキーマンが東京に集結
  • お湯の配管を「熱発電チューブ」に、10cmで1.3Wを取り出せる技術をパナソニックが開発

    お湯の配管を「熱発電チューブ」に、10cmで1.3Wを取り出せる技術パナソニックが開発:エネルギー技術 エネルギーハーベスティング ゼーベック効果を利用した熱発電素子の構造を工夫することで、発電効率を高めるとともに、その構造の素子をチューブ状に形成できるようにした。このチューブをお湯を流す配管として使えば、温泉の熱を利用する発電の規模や出力を拡大しやすくなる。 パナソニックは、熱電変換材料と金属を独自の構造で積層した、チューブ状の熱発電素子を開発した。お湯を流す配管そのものを、「熱発電チューブ」として利用できるようになるという。長さ10cmのチューブを試作して評価したところ、1.3Wの電力を取り出すことに成功した。地熱や温泉熱を利用した発電に応用できる。 今回パナソニックが開発したのは、pn接合部に温度差を与えることで起電力が発生する「ゼーベック効果」を利用した熱発電素子である。同社によ

    お湯の配管を「熱発電チューブ」に、10cmで1.3Wを取り出せる技術をパナソニックが開発
  • アナログの巨星が相次いで逝く、Linearのジム・ウィリアムスとNationalのボブ・ピーズ

    大手アナログ半導体ベンダーLinear Technology(リニアテクノロジー)でスタッフサイエンティストを務めていたJim Williams(ジム・ウィリアムス)氏が米国時間12日の夜遅くに死去した。63歳だった。米EE Timesの報道によれば、同氏は10日の金曜日の朝に脳卒中を起こし、重篤な状態に陥っていた(当該の英文記事)。2週間にわたる旅行から戻った直後で、エレクトロニクス技術情報誌「EDN」に寄稿した正弦波発振回路の記事が8月に掲載されるのを楽しみにしていたところだったという。 それからわずか6日後だった。ウィリアムス氏の密葬が執り行われた18日、その夕刻にもう1つの悲劇が起きた。この式に参列したNational Semiconductor(ナショナル セミコンダクター)のスタッフサイエンティストであるRobert(Bob) A.Pease(ロバート(ボブ)・ピーズ)氏が、そ

    アナログの巨星が相次いで逝く、Linearのジム・ウィリアムスとNationalのボブ・ピーズ
  • 【ワイヤレスジャパン2011】スマートフォンをスイングして「探しもの」、KDDIが超音波利用の新技術をデモ

    【ワイヤレスジャパン2011】スマートフォンをスイングして「探しもの」、KDDIが超音波利用の新技術をデモ:センシング技術 KDDI研究所は、スマートフォンをスイングするだけで、見つけたい人や探したい物との方向/距離を推定する技術を開発し、無線通信関連の展示会/セミナー「ワイヤレスジャパン2011」(2011年5月25~27日、東京ビッグサイト)でデモを披露した。「超音波を使って、探したい対象物のある方向を検出するというコンセプトが新しい」(KDDI研究所の担当者)という。 具体的にはこうだ。まず、Bluetoothなどの無線通信を使って、探す側と探される側のスマートフォンをペアリングしておく。その後、スマートフォンをスイングする動作に合わせ、探す側のスピーカから一定の時間間隔で超音波を発信する。探される側のスマートフォンでは、マイクで超音波を受信すると受信時刻を探す側のスマートフォンに無

    【ワイヤレスジャパン2011】スマートフォンをスイングして「探しもの」、KDDIが超音波利用の新技術をデモ
  • 【ワイヤレスジャパン2011】スポーツ用品とインターネットサービスとの連携を促進、Nordicが低消費電力の無線チップをアピール

    【ワイヤレスジャパン2011】スポーツ用品とインターネットサービスとの連携を促進、Nordicが低消費電力の無線チップをアピール:無線通信技術 Nordicは、コイン電池で数カ月~数年間と長期間稼働させられることを特徴にした無線チップを数多く製品化している。独自プロトコルの無線通信技術や、低消費電力の無線通信技術「ANT」や「Bluetooth Low Energy」に対応した品種である。 Nordic Semiconductorは、無線通信関連の展示会/セミナー「ワイヤレスジャパン2011」(2011年5月25~27日、東京ビッグサイト)で、ヘルスケア機器やスポーツ用品を低消費電力無線通信技術を介してインターネット上のサービスと連携させるデモを披露していた。 同社は、「コイン電池で数カ月~数年間と長期間稼働させられること」(同社)を特徴にした無線チップを数多く製品化している。具体的には、

    【ワイヤレスジャパン2011】スポーツ用品とインターネットサービスとの連携を促進、Nordicが低消費電力の無線チップをアピール
  • 【ワイヤレスジャパン2011】下り1Gビット/秒目指す「LTE-Advanced」、ドコモが実験装置と実証成果を披露

    【ワイヤレスジャパン2011】下り1Gビット/秒目指す「LTE-Advanced」、ドコモが実験装置と実証成果を披露:無線通信技術 LTE-Advanced 現行のLTEで下り300Mビット/秒、上り75Mビット/秒の最大データ伝送速度を、それぞれ500Mビット/秒、1Gビット/秒まで高めることを目指す。さらに、セル端における無線通信容量をLTEの1.4~1.7倍まで高めることを狙う。 NTTドコモは、無線通信関連の展示会/セミナー「ワイヤレスジャパン2011」(2011年5月25~27日、東京ビッグサイト)で、次世代高速無線通信規格「LTE-Advanced」の実験用に試作した基地局/移動局を展示し、実証実験の成果も披露した(図1)。LTE-Advancedは、高速無線通信規格「LTE(Long Term Evolution)」を拡張してデータ通信速度をさらに高める次世代規格である。同社

    【ワイヤレスジャパン2011】下り1Gビット/秒目指す「LTE-Advanced」、ドコモが実験装置と実証成果を披露
  • 選択的暗号化で携帯型機器の消費電力削減が可能に

    暗号は通信の秘密を守るために使われる。だが、受信データを復号するときには復号チップに電力を供給しなければならないうえに、強力な暗号を使うとそれだけ電力を要する。米国の研究者はデータの内容によって暗号の強度を変えることで、消費電力の削減が可能なことを示した。 無線でビデオストリーミングを受け取るとき、携帯型機器の電池を消耗することなく、最も重要なコンテンツを集中して保護することが可能になった。South Dakota State Universityで工学部の教授を務めるウェイ・ワン(Wei Wang)氏は、5つの大学からなる研究チームの指揮を執り、新しい選択的暗号化技術を開発した。 携帯型機器のユーザーは現在ジレンマに直面している。内蔵電池を長持ちさせるにはセキュリティ対策が施されていない無線伝送を選択するしか方法がなく、ビデオ・ストリーミングデータなどの傍受を防ごうとすると消費電力が増え

    選択的暗号化で携帯型機器の消費電力削減が可能に