ブックマーク / macska.org (9)

  • 「新しい無神論者」論争と、対立する相手の人間性への想像力について - macska dot org

    先日、αシノドス第3号に掲載された「『ネオコン左派』に転じる世俗的ヒューマニズムと『新しい無神論者』」の全文をブログに掲載した。その内容は、世俗的ヒューマニズムの団体 Center for Inquiry (CFI) の国連代表もつとめる哲学者オースティン・デイシー氏の『Secular Conscience: Why Belief Belongs in Public Life』と、それに関連した講演についてのレポートだった。今回はその CFI の理事で、ロスアンヘレスで弁護士として活動しているエディー・タバッシュ氏の講演に参加したので、報告したい。タバッシュは無神論者で、政教分離と言論の自由の擁護を専門としている。先週カリフォルニア最高裁で同性カップルの結婚を認める判決が下されたが、かれはその件にも同性愛者側を支持する陳述書を提出したそうだ。 タバッシュのスピーチの内容は、米国憲法修正

    「新しい無神論者」論争と、対立する相手の人間性への想像力について - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2008/05/25
    重要。
  • 「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」 - macska dot org

    誌創刊号(四月十日発行)に掲載された「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」では、米国オレゴン州で活動する「新しい無神論者」たちのグループの活動を紹介しつつ、ドーキンスをはじめとする「新しい無神論者」論客の一部に見られる理性至上主義が他者に対するーー特に移民や少数民族など、文化的・宗教的背景の異なる社会的弱者へのーー不寛容に転じることへの懸念を表明した。かれらは米国の宗教右派による女性や同性愛者の権利への攻撃や、イスラム原理主義をかかげるテロリズム、さらにはヒトラーやスターリンの犯罪までもがすべて「理性の欠如」によって起きているかのように言うが、みずからを「理性的」と規定して「非理性的」な他者を切り捨て殲滅しようともくろむ理性至上主義こそ、むしろ危険なのではないか。 「米国を席巻する〜」ではそのようなことを伝えたかったのだが、どうも単なる「無神論者批判」「ドーキン

    「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」 - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2008/05/22
  • 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org

    ここ数年、米国の宗教界でもっともめざましく支持を拡大している勢力は、無神論者の集団だ。進化科学者のリチャード・ドーキンスが書いた『神は妄想である』はじめ、クリストファー・ヒッチェンス『God Is Not Great (神は偉大ではない)』、サム・ハリス『The End of Faith (信仰の終焉)』といった書籍が続々とベストセラーになるとともに、無神論を掲げるグループが全国で結成され、若い人を中心に多くの支持者を集めている。 論で「無神論」と訳されている言葉は atheism だが、この語の来の定義は「神が存在しないと信じる」ことではなく「神が存在するという信仰を持たない」ことであることを考えれば、「無神論」ではなく「無宗教」と訳した方がより正確かもしれない。そこをあえて「無神論」と表記するのは、ただ信仰がなく宗教に無関心といったニュアンスのある「無宗教」という言葉では、新しい無

    米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2008/05/22
  • 「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理 - macska dot org

    Filed under economics, feminism, pop culture Posted on 2007/03/26 月曜日 - 00:02:38 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/184/trackback/ 61 Responses - “「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理” macska Says: 2007/03/26 - 17:14:59 - うわ、The New Republic 最新号に『ヤバい経済学』批判が載ってるよ。というか、レヴィット人への批判って感じじゃなくて、かれ一人だけなら許せるけど、かれの真似をしてクレバーかつ奇妙な研究をやりた

    「蔑視」と「偏見」/自衛的行為を装う「合理的な差別」に対抗するための倫理 - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2007/05/06
  • macska dot org Blog Archive 地雷を地雷と知りつつ踏み抜くような大隅典子氏の「人種の差」論

    Filed under postcolonial Posted on 2006/07/27 木曜日 - 00:11:57 by admin You can leave a response, or trackback from your own site. http://macska.org/article/149/trackback/ 25 Responses - “地雷を地雷と知りつつ踏み抜くような大隅典子氏の「人種の差」論” ともみ Says: 2006/07/27 - 05:11:17 - 特にこのエントリーに関しては、あまりの大隅さんのナイーブぶり、トンでもぶりに私も衝撃すらおぼえました。「バリバリの生物学者」であるご自身を強調しているので、いかにも「生物学」的概念として「人種」を扱っているようにみえるのも問題ですね。せぐりんの反論が期待できるところか。しかも、扱っている事例が、

    macska dot org Blog Archive 地雷を地雷と知りつつ踏み抜くような大隅典子氏の「人種の差」論
    t_kei
    t_kei 2006/07/27
    「悪質な政治利用をとどめるためには、せめて研究者自身が真摯な性差研究・「人種」研究と似非科学的言説を明快に区別するべきではないか」
  • macska dot org ? Blog Archive ? 誰でも分かる「ジェンダーがセックスを規定する」の意味とその意義

    Filed under feminism Posted on 2006/05/30 火曜日 - 04:08:25 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/138/trackback/ 101 Responses - “誰でも分かる「ジェンダーがセックスを規定する」の意味とその意義” き Says: 2006/05/30 - 06:39:45 - ものっそ枝葉ですが、「ニュートン力学と相対性理論にあいだに生じる誤差は文字通り単なる誤差であり、よほど特殊なプロジェクトにでも関わっているのでなければ何の影響もない」というのは甘ーい。まちゅかさんがGPS(カーナビ〉を使ってるとしたらもろ関係あるですよ。人工衛星が高速で回っ

    macska dot org ? Blog Archive ? 誰でも分かる「ジェンダーがセックスを規定する」の意味とその意義
    t_kei
    t_kei 2006/05/31
    わかりやすい。コメント欄も、おもしろい。
  • リストカットなどの自傷行為を「防ぐ」ことは望ましいのか - macska dot org

    Filed under medicine Posted on 2006/02/04 土曜日 - 04:28:54 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/130/trackback/ 46 Responses - “リストカットなどの自傷行為を「防ぐ」ことは望ましいのか” しゅう Says: 2006/02/04 - 06:26:23 - さすがMacskaさん! 俺たちに出来ない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!憧れるゥ! いやはや、何時に無く過激ですね(^^; 確か以前、芥屋さんとこの掲示板で、リストカットが話題になってまして、 リストカットを下手にやめると、逆に自殺の可能性が上がると聞いて随分ショック

    リストカットなどの自傷行為を「防ぐ」ことは望ましいのか - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2006/02/05
    「厳しい状態を体験してきた人が、そうしたスキルを動員することによってようやく生きているというのに、それを頭から否定し防止の対象とするような医療は前提からして間違っている。」
  • macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答

    ずいぶん前に書いた「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というエントリに対して、林道義氏から無謀にも反論があった。さっそく読んでみたところ、あまりにバカらしくて再反論する価値も無さそうだと思ったけれど、一応礼儀としてお答えしておこうと思う。大した内容はないので、論壇プロレス的なバトルを楽しみたい人以外はこの項目飛ばし読みしていいです。 まず題に入るまえに、林氏による批判の対象となった元の記事を要約してみる。林氏は、産経新聞に載せた論説において、男女混合名簿の広がりを含め「男女で区別することを、なんでも槍玉に挙げる」ような運動を批判しているのだけれど、わたしが注目したのは批判そのものではなくて、林氏が強迫的に列記するその「害毒」のバラエティの豊富さだ。かれに言わせると、こうした「混合名簿などのまぜこぜ教育」をほどこすと子どもたちの「自我が正常に発達しない」だけでな

    macska dot org :思いつきでしかない「ジェンフリ教育の弊害」/林道義氏への返答
    t_kei
    t_kei 2006/01/16
  • 上野千鶴子講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」の危うい公私論 - macska dot org

    今度オークランドに行く時にはお気に入りのコリアンレストランに連れて行く予定のマサキくんによる The Survival 経由で上野千鶴子氏による講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか?」を読む。「初学者にも上級者にも面白いものを」との要望に応え、いろいろな事を広く語る内容でかなり分かりやすい内容だけれど、そのうちセクシュアリティについて論じた部分に危ういものを感じたので以下にコメントする。また、上野氏の引用が気になって言及されている文献を読んでみたところ文献利用に疑問を感じたので、それについても述べることにする。なお、講演の全文が公開されているサイトにおいては「引用は一切許可できない」と書かれているけれど、許可を得なければいけない理由が思いつかないので勝手に引用する。 講演の中のセクシュアリティと題された部分において、上野氏は自然科学としてのセクソロジーとは別に社会科学として

    上野千鶴子講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」の危うい公私論 - macska dot org
    t_kei
    t_kei 2005/12/25
    うーん、なるほど。。上野千鶴子氏の講演「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」について、「Sex in America」の誤った引用と、公権力というもののナイーブな捉え方への批判。
  • 1