週刊ダイヤモンド特集セレクション 「週刊ダイヤモンド」の特集バックナンバーから、タイムリーな記事を再編集してお届けします。 バックナンバー一覧 『週刊ダイヤモンド』2月23日号の第2特集は「泥沼日韓 20の大疑問!」です。いま、日韓関係が危機に瀕しています。2018年秋から元徴用工への賠償をめぐる裁判や慰安婦問題、レーダー照射問題などが次々と浮上し、政府間の感情的な対立に発展したことにより、国民の間でも韓国に対してかつてないほどの疑問や不信感が渦巻いています。その背景を元駐日韓国大使の申カク秀氏(カクの文字は王へんに玉)に聞きました。(聞き手/『週刊ダイヤモンド』編集部 片田江康男) 関係悪化が構造的に定着 両国ともに国内政治を優先 Kak-Soo Shin/1977年ソウル大学法科大学(法学士)。79年ソウル大学大学院(法学修士)。91年ソウル大学大学院法学博士(国際法)。76年外務部入