児童ポルノの単純所持を日本は禁止していません。そのため、日本も単純所持を禁止すべきだという「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンが展開され始めたわけですが、その内容が余りにも度を超えているため、ネットのあちこちで激論が展開され、数々の疑問や問題点の指摘などが行われています。 ・「日本ユニセフ協会」は「ユニセフ」ではない ・アニメ/マンガ/ゲームと児童への性的虐待の因果関係が不明 ・18歳以上が子どものフリをしただけでもアウト ・単純所持禁止によって日本人は全員「犯罪者予備軍」に というわけで、数々の問題を整理してみましょう。 ■「日本ユニセフ協会」は「ユニセフ」ではない まず、誤解が生じやすいのがこの点。今回の要望書を提出した「日本ユニセフ協会」は「ユニセフ」ではないのです。アグネス・チャンもユニセフの大使ではありません。ユニセフの大使は黒柳徹子です。このことについてはWikipediaの
「初音ミク」とは、いわゆる「歌」を作るソフト。このソフト自体に歌詞と音程を与えることで、まるで人間が歌っているかのように演奏してくれるという、今までもあるにはあったが特に完成度が高かったソフトであったということと、それなりに良い感じの歌声を披露できるということでネットで大人気に。ニコニコ動画やYouTubeにはこの初音ミクにいろいろ歌わせてみた系のムービーが大量に出現、一過性のブームを通り越して根付いていくような雰囲気も。 そして、TBS系列の放送局で10月14日に「アッコにおまかせ」内で初音ミク特集っぽいのが放送されたわけですが、この内容があまりにもあまりな編集され具合であったため、放送直後からネット上では大騒ぎに。後半30秒ぐらいで突然バイアスがかかり、それまでの展開と突然大きく離れ、オタクさらし&オタクたたきの印象操作っぽい内容にされてしまった点が問題になったわけです。 詳細な経緯は
2008/11/24 調査報告:日本の漫画やアニメが、海外から「児童ポルノ」として批判を 受けているという構図はいかにして作られたか? 現在、日本ユニセフによって「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンが実施され、彼らはマンガやアニメを「準児童ポルノ」として違法化するよう各界に呼びかけています。 このキャンペーンの中心人物にECPAT/ストップ子ども買春の会(以下、エクパット東京)の宮本潤子氏がいます。 このエクパット東京は児童保護・児童ポルノの専門NPOとして各界で活躍しており、警察の総合セキュリティ対策会議にも招聘されるほどです。このエクパット東京はプロテスタント原理主義団体「キリスト教婦人矯風会」が背景にあるNPOで、その禁欲的な教義から、性表現の規制を団体主張に掲げています。 特に漫画やアニメの性的表現に関しては、児童ポルノ禁止法などで全面規制せよ、と強く主張しています。
>『「抑圧」されている当のものが「隠されている」が故にそれを語るものは、一気にほとんど何の論証もなく「真理」の保持者になることが可能になる。』 桧垣立哉「生と権力の哲学」 要は、今回のABCゲームにおいてお一方どうしても自信がもちきれないので、その分は差し引いて受け止めてくださいという言い訳です。坂元、江川両氏を希望の星として指摘しておきながら、今回、江川氏の言説が分からない。前回最後の批判を受けて今回は発言していない可能性が高いと判断しているのですがどうか…。 第四回 バーチャル社会の弊害から子どもを守る研究会 議事要旨 が公開されました。 今回の出席者は、前田委員(座長)、相原委員、姉崎委員、江川委員、岡田委員、玄田委員、坂元委員、下田委員(座長代理)、藤岡委員、藤川委員、義家委員、池田委員〈代理〉、竹花委員、小林委員で計14名とほぼオールキャスト。おかげさまで当て嵌めもA~Kの11名
>『自分が被害者になることから我々はある種の満足感を得る。不当さに対する憤りが人生に意味を与えてくれるからだけではない。それが前哨祭の灯りのように魂の暗闇で明滅する悪意の炎を弱めてくれるからだ。』 ホッツァー「情熱的な精神状態」 未開の地の酋長上田清司知事~「さいたま脳」発症~ と安直に「さいたま脳」とラベリングしたのですが既にこの言葉には定義が定められていたようですので( っ ・ω・)っ びろ~ん - 日々のゲーム日記さま「さいたま脳テンプレ」 を参照あれ。 >最後はいかにもステレオタイプな子ども観へと収束させる。 >また、研究の手法以前に、議論を短絡的に飛躍させて、最初に用意してある結論へと導く様はとてもじゃないが科学的とは言えない。 しかし、ここでもこの種の説明言説が抽出されたことから、「さいたま脳」の普遍性が改めて再確認された(嘘)。 以下 「さいたま脳」の臨床例及び亜種としての
(2008年11月18日中日新聞朝刊“話題の発掘 ニュースの追跡 特報”より) 漫画・アニメ規制危惧 児童ポルノ禁止法改正案に疑問の声 「これでは、どこまでが『芸術』で、どこからが『犯罪』なのか分からない」。与党が国会に提出している児童買春・ポルノ禁止法の改正案をめぐり、疑問の声が出ている。児童ポルノ写真・映像を個人的に持つ「単純所持」も禁じたことや、今後、漫画・アニメも禁止対象となる可能性があるからだ。漫画家や専門家らは、同法改正が表現の自由を狭める契機になるとの危機感を募らせている。 与党の禁止案は、「単純所持」を禁止し、性的好奇心を満たす目的で所持・保管した場合は、懲役刑など罰則を科す。一方、民主党は児童ポルノを買ったり、自ら何度も入手した場合に処罰する「取得罪」を盛り込んだ骨子案をまとめた。 単純所持を違法とするかどうかや、漫画・アニメも含めるか否か、1999年の児童ポルノ法制定当
昨日は少し疲れたために「ニコニコ動画」に出演したという報告だけを記した。生放送終了時には見た人が19000人、コメントが12万を超えていた。このブログを読んでいる人が3000人前後であることを考えると、すごい人数だ。政治家でニコ動生放送に登場したのは、麻生太郎氏、小沢一郎氏、長妻昭氏で、私が4人目だという。インタラクティブ・双方向でやりとりが出来る特性を生かして、若い世代と政治家が直接対話する機会が生れたことは面白いなと思う。近く衆議院議員会館の会議室で「児童ポルノ禁止法改正案と青少年ネット規制法」をめぐって、若者との意見交換会を行うことにしたい。オフ会の案内は末尾へ→ そもそも児童買春・ポルノ禁止法(1999年)の立法目的(その法律が必要である理由)は、子どもが人身売買されたりポルノの被写体となって直接的に、また長期にわたって被害を受けていることを防止することに大きな目的があった。この法
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「アダルトゲームで青少年は心を破壊され、人間性を失う」「ランドセルを背負った小学生の少女をイメージしているものが多く、幼い女の子にとって極めて危険な社会を作り出す凶器となる」――アダルトゲームやアニメ、雑誌の規制を求める請願が衆議院に提出されている。 「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシミュレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定に関する請願」で、10月3日に受理された。紹介議員は村井宗明議員(民主党)。 アダルトアニメゲーム・雑誌は「幼い少女達を危険にさらす社会を作り出していることは明らかで、表現の自由などという以前の問題」と指摘し、製造・販売について罰則を伴った法律の制定を求めている。1万449人の署名も添えられている。 一方、児童ポルノ禁止法について、新たに単純所持の禁止などを追加する改正の動きに対し、慎重な議論を求める請願も、255人の署名とともに衆議院に提
児童買春・ポルノ:禁止法改正で自民・民主の議論本格化 コメントに代えて、以下は、法律新聞(2008年3月28日号)に掲載された私の論考です。 単純所持の犯罪化に対する私の見解の現時点におけるほぼ到達点です(※ほぼ=字数制限があったため)。 下線部などは、適宜付け加えたものです。 ----------------------------------------- 児童ポルノの単純所持の犯罪化に反対する。 児童買春・児童ポルノ禁止法の改正を巡る議論が高まりつつある。今回の改正の論点は2つある。一つ目は、児童ポルノの単純所持の犯罪化であり、二つ目は、マンガやアニメ、ゲーム等、実在の児童を被写体とした創作物に対する規制である。二つ目の、創作物規制も表現の自由の観点から極めて問題の大きい規制であるが、今回の改正においては見送りの公算が高いこと、反面、自民党と公明党の与党は、単純所持の犯罪化の方針を固
児童ポルノ:禁止法改正求めキャンペーン ユニセフ 児童ポルノ規制強化を 日本ユニセフがキャンペーン ユニセフが子どもポルノ根絶に向け署名活動、特設サイト開設 実在の児童を被写体とする児童ポルノについては、「被害者」=「被写体とされている児童」が存在しますので、規制されるべきですし、現に必要かつ十分な規制がなされています。 しかしながら、何故、「被害者」のいない「創作物」(マンガ、アニメ、ゲーム、イラスト、CGなどなど)が規制されなくてはならないのか、被害者のいない子どもポルノ?を読んでも分かりません。規制を合理化する根拠はどこにも書いていないのです。 統一協会系新聞である世界日報社もその社説でユニセフのキャンペーンを絶賛しています。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 児童ポルノ/法改正し「所持」も禁止を New! 08/03/17 これに対し、インターネット上では、疑問を呈する声が上がっています
前回の後藤和智さんのインタビュー の続きです。 安原 そういえば、「生活世界の崩壊」によって、警察の「現場力」がなくなった、聞き込みが効かなくなったみたいなこと書いてらした社会学者の方がいましたよね。一応証拠物件、以下。 宮台 「・・・・だって刑事犯罪の検挙率が3割になったんだぜ」 西村 「えっ。いまそんなに低いんですが。もともと8割だったでしょ。」 宮台 「そう。でも去年が28%に落ちて、今年は10%台に落ちたでしょ。18%か19%に落ちたでしょ」 西村 「マジでですか。なんでまた」 宮台 「だから、従来の捜査手法が通じないわけ。具体的には、足で稼いで目撃情報掴んで、あるいは証拠品から遺留品からやっぱり足で稼いで、物の足取りを追って。昔と同じようにやってるの。すごい人を使って。でも最近ではぜんぜん行き当たらないわけ」 西村 「いつ頃からですか、下がったのは」 宮台 「85年からだね。85
後藤和智さんの『左派は「若者」を見誤っていないか』という論考が『論座』2007年6月号に掲載されております。私も微力ながら編集をお手伝いした縁で、この論考を書くにあたって、後藤さんが考えていらっしゃることなどをお伺いしました。いつも楽しく(?)拝見しているブログ「冬枯れの街」の遊鬱さんにもご同席してもらいました。 『論座』 2007年6月号目次 http://opendoors.asahi.com/data/detail/8090.shtml 新・後藤和智事務所 ~若者報道から見た日本 http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/ 冬枯れの街 http://newmoon1.bblog.jp/ 安原 後藤さんや遊鬱さんの現在の若者に関する言論状況の認識ですが、以下であっていますか。 「『若者論』という意味でも『若者論者』という意味でも、現在マスコミに散見されるの
「美少女ゲーム(エロゲ)・アニメを楽しむ人は、人間性失ってる。少女殺害等に繋がるので販売規制を」…民主党議員が請願 1 名前: ロニキス・J・ケニー(アラバマ州) 投稿日:2008/05/21(水) 15:52:04.69 ID:n1FZRVQv0 ?PLT 5月14日に民主党の円より子参議院議員から、ある嘆願が提出されました。内容は、「美少女アダルトアニメやゲームを規制すべき」というものです。もしもこれらが規制されてしまうことになれば、全国のモテない童貞男子諸君にとって大打撃です。 この嘆願が提出された理由ですが、ちょっとひどい。 (※以下、引用) 街中に氾濫(はんらん)している美少女アダルトアニメ雑誌やゲームは、小学生の少女を イメージしているものが多く、このようなゲームに誘われた青少年の多くは知らず知らず のうちに心を破壊され、人間性を失っており、既に幼い少女が連れ去られ
2008.5.11 高橋清隆 メイド姿は日本人奴隷化のサイン 近年、メイド姿の若い女性がメディアに登場するようになった。フリルのついたエプロンドレスをまとい、「ご主人様、お帰りなさいませ」と応じる。女子店員にこの格好をさせたメイド喫茶が東京・秋葉原の名所として定着し、メイド姿のグラビアアイドルが週刊誌を彩るのは珍しくなくなってきた。しかし、わたしは少しもときめきを感じない。わが国の悲惨な近未来を予言するように見えてならないからである。 メイド姿の繁殖と米国財界の要求 メイドを生理的に受けつけないのは、その様式が日本のものでないからだろう。わが国に女中や家政婦がいた歴史はあるが、あのような格好はしていない。普通の日本人には無縁な存在である。ネットニュースや漫画にメイド姿が繁殖するようになったのは、何か魂胆があるに違いない。 在日米国商工会議所(ACCJ)が2006年に発行した『ビジネス白
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