仏オーベルシュルオワーズで特定された、画家ビンセント・ファン・ゴッホが最後の作品を描いたとされる場所とファン・ゴッホ研究所のバウター・バンデアベーン氏(2020年7月28日撮影)。(c)FRANCOIS GUILLOT / AFP 【7月29日 AFP】(写真追加)オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)が、最後の作品「木の根と幹(Tree Roots)」を描いた場所が特定された。研究者が28日、詳細を明らかにした。 苦悩に満ちた画家ゴッホが、鮮やかな色で木の幹と根、切り株を描いたのは、フランス・パリ北郊のオーベルシュルオワーズ(Auvers-sur-Oise)にある土手だったことが今回、断定された。この作品が描かれた1890年7月のある暑い日、ゴッホは銃で自殺を図り、村の宿によろめきながら戻ったと言われている。 生涯最後の70日間を過ごした宿「オーベル