地球上の最寒冷地として知られる、南極高原のドームC地点にあるコンコルディア基地/Francois Lepage/Hans Lucas/Redux (CNN) 南極大陸の観測所で今月に入って異常な気温上昇が観測され、研究者に衝撃を与えている。 南極高原のドームCと呼ばれる地点にあるコンコルディア基地では今月18日、気温がカ氏11.3度(セ氏で零下約11.5度)まで上昇した。同地点は地球上の最寒冷地として知られており、平年であればこの日の最高気温はカ氏で零下56度(セ氏で零下約49度)前後。 非営利研究機関バークリー・アースのロバート・ロード氏によると、同地のこの日の気温は平年をセ氏で約38度も上回ったことになる。同氏は28日、「常設の測候所で観測された平年を上回る気温差で、最も大きい世界新記録が出たようだ」とツイートした。 The recent extraordinary heatwave
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