ポップアートを代表する米国のアンディ・ウォーホル(1928~87)による俳優エリザベス・テイラーを題材にした作品が30日、東京・羽田空港内で開かれたオークションで23億円で落札された。主催したシンワオークションによれば、国内のオークションでの落札価格としては過去最高額という。 作品は1963年作の「Silver Liz(Ferus Type)」で、約1メートル角の画面にテイラーの肖像がシルクスクリーンなどで表現されている。同作は鶏卵大手「イセ食品」を設立した伊勢彦信氏が収集した「イセコレクション」の一つ。イセ食品は会社更生手続きに入っている。 近年、ウォーホル作品は高額で落札され、海外では100億円を超えたこともある。(編集委員・大西若人)
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