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ブックマーク / ongakudaisukiclub.hateblo.jp (44)

  • ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 100→51 - 音楽だいすきクラブ

    今日は100位から51位までです。 少しだけ情報を明かすと、今回は615人の個人のランキングを集計し、1542作品がノミネートしました。内訳は邦楽が710作、洋楽が832作です。ただしすべての作品を精査したわけではないのである程度の誤差はあると思います。トップ150作における邦楽と洋楽の割合は6:4、もしくは7:3程度でした。 これらの事実から邦楽のリスナーの方が絶対数は多いこと、そして洋楽のリスナーのほうが多くの種類の作品を聴いていると解釈できると思います。しかし一方で、リスナーの興味が、邦楽と比べて、上位に集中していることもわかりました。今回615人分のデータを整理し、邦楽は150位まで結果にある程度傾斜がついたのに対し、洋楽は100位に届く分しか傾斜が付きませんでした。邦楽と比べるとですが、洋楽リスナーはメジャーとマイナーの好みの差が極端に分かれているのだと思われます。 何度も書いて

    ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 100→51 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 150→101 - 音楽だいすきクラブ

    今年から洋楽を含めた集計にしました。 一番大きな理由はApple Musicをはじめとした定額配信サービスがはじまり、海外音楽を聴くことが以前より手軽になったことです。僕自身が国内・国外に関係なく音楽を聴く生活を送っていて、むしろランキングを区分けすることのほうが変な感じがしたので今回変えてみました。 もちろん、国内の作品に偏ることについての懸念もありました。そして実際にトップ150枚の国内と国外の比率は6:4、7:3ほどになりました。もちろん、趣味だから好きなものを聴けばいいと思うけど、まあ単純にどうなるか知りたかったのです。そしてとても有意義な結果を得られたと思っています。幸いデータが例年より集まったので、昨年までの「国内のみ」「国外のみ」のランキングもできました。最終日に出す予定です。 いつも書いてますが、このランキング音楽だいすきクラブの価値観に基づいたものではありません。僕が

    ネットの音楽オタクが選んだ2016年のベストアルバム 150→101 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ

    少しだけ種明かしをします。 今回の集計データは大体400前後で、ベスト150以内だと100人に1人、ベスト50以内だと30〜40人に1人程度の割合で選ばれています。当然聴く人の数が多ければ選ぶ人も多くなります。だから「ほとんど知られてないけど音楽的に優れている作品」が上位に来ることはほとんどありません。一方で多くの人に聴かれているにも関わらずあまり評価されない作品もあります。少数にしか知られてないけど高い評価を得て上位にくる作品もあります。ちなみに今回は2件不正が見つかったのでそのデータは使いませんでした。 もちろん真面目にやっています。だけどこのランキングは決して完璧なものではありません。観測場所が違えば結果も変わります。それを理解した上で、あまり深刻になりすぎずに活用していただけたらうれしいです。 ちなみにYouTubeにMVが置かれているものは150作品中139曲、Apple Mus

    ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 100→51 - 音楽だいすきクラブ

    前にもこの話を書いた気がするけど、ネタ不足なのでまた懲りずに書きます。 未来の世界にディスクガイドがあるとしたらジャケットに触るだけで音楽が再生されると思うのですよねー。それが電子書籍なのか紙のに別のギミックが組み込まれているのかはわからないけど、でもそういう世界になったらいいな。そんなことをずっと考えていました。 実際に僕ができたことはYouTubeやApple Musicのリンクを付けるだけなんだけど、でもそんなふうに使ってもらえたらうれしいです。ジャケットを見て、レビューを読んで、興味を持ったら聴いてみてください。まあレビューはついてないもののほうが多いけど。 明日で終わりです。楽しんでいただければ。(ぴっち) ルールの詳細、ノミネート作品一覧はこちら –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

    ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 100→51 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 150→101 - 音楽だいすきクラブ

    元々この企画は「日音楽アルバムの年間ベストがないから作る」ところからはじまりました。今ではいくつかのメディアが年間ベストを発表するようになり、ネットというか自分の年間ベストを考えたくて仕方ないような音楽馬鹿のみなさまのデータを集計するのが楽しくてやっています。 いつも書いていますが、このランキングが必ずしも正しいわけではありません。僕が計測できる範囲内でやった結果にすぎません。雑誌の年間ベストとは違いますし、オリコンの売り上げとも違います。そもそもの目的さえも違います。その上でこのランキングを活用していただけたらうれしいです。試聴用の音源、それからApple Musicのリンクを仕込みました。ぜひ使ってみてください。 データとして使わせていただいた方はもちろん、拾うことができなかったものも含め、音楽が大好きでたまらないすべての人に感謝します。ある意味ネットの文化がこれ作りました。 レビ

    ネットの音楽オタクが選んだ2015年の日本のベストアルバム 150→101 - 音楽だいすきクラブ
  • アイドル好き&アニソン好き対談 後編 - 音楽だいすきクラブ

    名コンビが好きな音楽を薦め合う名物クロストーク連載「アイドル好きVSアニソン好き対談」の後編です。アニメ好きと言っても千差万別ですし、アイドル好きもいろいろな人がいます。このブログがやっていることは、それぞれの代表者がその分野を代表して発言しているわけではありません。ただただ、アイドル好きとアニソン好きがお互いの好きな音楽をプッシュするという、音楽馬鹿特有のうっとうしい行為をネット上でやっているだけです。まだ知らない世界があることがどんなにすばらしいことなのか。この記事をきっかけに飛び込んでみるのもおもしろいはず。ぜひ。(ぴっち) –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– アイドル2組目: ミライスカート ゴリ さて、次は僕のターンですかね。 草野 はい。 ゴリ 2010

    アイドル好き&アニソン好き対談 後編 - 音楽だいすきクラブ
  • アイドル好き&アニソン好き対談 前編 - 音楽だいすきクラブ

    年末進行で途切れていたアイドル特集ですが、草野さんとゴリさんの連載記事が届きました。アニメ好きVSアイドル好きによるクロストークです。今回のタイミングで届いたのはただの偶然なのですが、 今のアイドルシーンの盛り上がりを追う上で役立つテキストに仕上がっていると思います。また、それらの動きと一部呼応しつつ、やはり一つのムーブメントとしてアニメシーンを追うこともできちゃいます。アイドルやアニメに精通しているにとっては当たり前の内容なのかもしれませんが、少なくてもどちらかに興味を持っている人はぜひご一読を。とてもおもしろいので!(ぴっち) –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 草野 既にスタンバってたんですか。 ゴリ うん。ちょっと早めに。 草野 「四月は君の嘘」を観ていて感

    アイドル好き&アニソン好き対談 前編 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト50→1 - 音楽だいすきクラブ

    毎回同じことを書いて申し訳ないのですが、このランキングは記録用です。つまり5年後10年後に「2014年の音楽はこうだったのか」ということを残しておくために作っています。順位はその時の結果を示すものにすぎず、作品の優劣を示すものでもありません。それは聴く人それぞれが決めればいいことです。 なぜそんなことをくどくど書いているのかというと、やっぱり怖いからです。自分の大好きなものが貶されるって当に嫌なこと。だからそういう意味でランキングを作るなんて当は罪深いことなのです。しかもデータを集計して自分の責任の所在を覆い隠すなんてなおさら卑劣なのは自覚しています。 ですが、それでも新しい音楽と出会うことができる場としての恩恵の方が大きいと思い、この場所を作りました。有志を募り、一部の作品だけどレビューをつけました。あなたが新しい音楽を見つける道具になればうれしいです。(ぴっち) 細かいルール、参考

    ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト50→1 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト100→51 - 音楽だいすきクラブ

    反応が多くて、ビビってます。何度も書いていますが「あらゆるジャンルを網羅したい」とか「当のランキングを作りたい」とかそういう意図はありません。ただ無差別に音楽好きが好きなアルバムを取りまとめ、それを結果順に並べただけです。他のみんなが楽しんでいる作品は、きっと楽しいに違いない。それだけです。 ここに並べられた順番はあまり気にせず、「こんなアルバムあったんだ。聴いてみよ!」くらいの気持ちで使っていただければ。僕も編集中にいろんな作品を視聴して、いくつか買ったりしました。 明日で終わります。よろしくお願いします。(ぴっち) 細かいルール、参考、ノミネート一覧はこちら –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 100. 西寺郷太『TEMPLE ST.』 →「EMPTY HEA

    ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト100→51 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト150→101 - 音楽だいすきクラブ

    2014年の日のベストアルバムです。150位から101位までの50枚です。 毎回一部の方に怒られるので一応書いておくけど、このランキングが正解というわけではありません。また「ネットの音楽オタク」というものを定義する気はありません。 「それじゃ、このランキングは何なの?」という話になるのですが、一部界隈のオリコンみたいなものだと思います。広大なネット(ネットだけじゃないけど)の、ごく一部の音楽好きのベストアルバムのデータを抽出し、ランキング形式で並べたものです。 なぜそのようなものを作っているのかというと、1年経てば忘れてしまうからです。今回は洋楽のランキングも後日発表しますが、元々は邦楽のランキングは少なく、後から振り返ることが困難だったので個人的に作っていました。 今回も忘れないために作りました。音楽について何か書くのが好きなメンバーが揃っているので、一部の作品にレビューが付いています

    ネットの音楽オタクが選んだ2014年の日本のアルバム ベスト150→101 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 洋楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ

    わりと楽しんでいただけたことが意外でした。そもそも洋楽は、僕のような邦楽ファン(とはいえ洋楽も好きです)がズカズカ入っていい場所だと思っていなかったのです。ただ元々Pitchforkのパクリではじまったベストトラックという企画がめずらしかったのか、楽しんでもらえているみたいで。すごくうれしいです。ありがとうございます! 自分には洋楽コンプレックスがあります。元々田舎育ちだったので、エアロスミスやアブリル・ラビーンのようなテレビに出てくるようなアーティストしか知りませんでした。でもだからこそ、海外のいい曲を、いつもたくさん知りたいと思って雑誌やネットを漁っていました。 97人の方々に協力していただいたおかげで、強力な洋楽ベストトラックになったと思います。当に感謝します。楽しかったです。またやろうね。それでは最後の50曲です。楽しんでいただけたら幸いです。(ぴっち) 100→51位 ルール、

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 洋楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 洋楽編 100位→51位 - 音楽だいすきクラブ

    邦楽編ではありがとうございました。すごく楽しかったです。 その裏で洋楽のランキングも作っていました。別にこそこそ作っていたわけではなく、大々的に募集をかけてみんなに参加してもらっていたのですが、実際に集まったデータは邦楽の半分くらいです。もちろんこのブログが邦楽寄りということもあるのですが、やはりこれが現状なのかなーとも思いました。 実際、自分は洋楽ファンではありません。明らかに邦楽のほうが聴く割合が多いからです。6:4、もしくは7:3くらいの割合で邦楽の方を聴きます。だから洋楽ファンとは口が裂けても言えません。でもだからこそ、僕はこのランキングを楽しみにしていました。 何度も同じことを書いてますが、このランキングは僕が選んで決まったものではなく、ネット上の97人の音楽が好きで仕方ない人間がここ5年に聴いた洋楽の中の最高の楽曲を選んだものです。世界中の音楽オタクの総意ではありません。たった

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 洋楽編 100位→51位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ

    2010年代上半期のベストトラック、最後の50曲です。 一応書きますが、これはただの目安なので、誰が勝ったとかそういうことではないです。広大なネットの狭い範囲のひとつの傾向に過ぎないものです。もちろん200人超の人々に選ばれたからここに位置するわけだし、それは途方もなく凄いことなのですが、だからと言ってこれが正解というわけでもありません。 だからあまり深刻にならないでください。ただの遊びです。自分の好きなミュージシャンの音楽を自由に楽しく聴けばそれでいいと思います。そんなふうに愛せるアーティストと出会える場所になればこれ以上うれしいことはありません。試聴リンクもぜひ活用してくださいね。 それでは、邦楽最後の50曲です。洋楽ベスト100は来週月曜からやるのでこちらもぜひ!(ぴっち) 200→151位 150→101位 100→51位 ルール、参照記事、選者一覧、ノミネート作品一覧 –––––

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 100位→51位 - 音楽だいすきクラブ

    今日は100位から51位までの50曲です。 誤解している人がいたので少しだけ説明しますが、このランキングは200人超の人が選んだ2900曲を超える中から選ばれた200曲であり、僕やブログの書き手に選ばれた恣意的なものではありません。基的には多くの得票を獲得した楽曲が選ばれています。 でもせっかくだから、このブログに参加しているみんなで短めのレビューを集めて書いたのですが、いろいろ力が入りすぎて滅茶苦茶なことになってしまいました。そんなワイワイ感も楽しんでいただければ嬉しいです。「俺にも書かせろ!」という方が入ればぜひ一緒にやりましょう。そのためのブログなので。(ぴっち) 200→151位 150→101位 50→1位 ルール、参照記事、選者一覧、ノミネート作品一覧 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 100位→51位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 150位→101位 - 音楽だいすきクラブ

    150位から101位まです! 相変わらずショートレビューがついていたり、ついていなかったりするのですが、そこはもう少人数運営なので勘弁して下さい。というか「こんなの間違ってる!」「俺に書かせろ!」という方が入ればぜひ一緒にやりましょう。 集計がいつもより大変なのでベストトラックの投票はこれっきりにしようと個人的には思っているのですが、シングルのジャケが並ぶ機会はめったにないと思うので、その辺も楽しんでいただけたら幸いです(ぴっち) 200→151位 100→51位 50→1位 ルール、参照記事、選者一覧、ノミネート作品一覧 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 150. downy「春と修羅」 YouTube –––––––––––––––––––––––––––––

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 150位→101位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ

    また性懲りもなくやってしまいました。今回が一番大変でした。 Pitchforkの2010年代上半期のベストトラック企画をパクって8月半ばから、仲間内でデータを集めていたのですが、結果的に200名以上の方にご参加いただきました。当にありがとうございます。おかげで強力なランキングになったと思います。 音楽だいすきクラブはメディアを名乗るほどコンセプトは固まっていないのですが、とにかく音楽のことをあれこれ言うのが大好きな人が揃っています。せっかくいろんなメンバーがいるんだから順位だけではなく、小さな文章を加えました。一応ショートレビューという名目でみんなで作ったのですが、先に謝っておきます。書き手のいない作品があったり、メディアとしての文体が定まっていなかったり、やたら長かったりと結構チグハグです。 でもまあ、その辺はクラブ活動なので許してください。興味のない人は一番下に順位だけ記したのでそち

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編の採点方法、参考記事、ノミネート作品一覧 - 音楽だいすきクラブ

    「ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編」のルール、参照データ、及びノミネート作品一覧です。ルールについては後日補完します。参照データのミス、欠損等については現在確認中ですが、なにぶん一人でやっているものなので見守っていただけるとありがたいです。間違いについては指摘していただけると助かります。 –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– ルールについて 採点方法 ブログ、twitter、メール、ブログのコメント覧でデータを募集し、収集しました。 1人最大30曲選びました。 1曲=1P方式で採点しています。 同点の作品についてはランダムで順位付けしています。具体的には当方が使用した表計算ソフトで乱数を振り分けて決定しました。集計人の意思は含まれて

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編の採点方法、参考記事、ノミネート作品一覧 - 音楽だいすきクラブ
  • 坂本慎太郎『ナマで踊ろう』 - 音楽だいすきクラブ

    慎太郎が2年ぶりにリリースしたアルバム『ナマで踊ろう』の合評です。当は2週間前に記事をアップしていなければいけなかったのですが、僕が忙しかったせいで記事の公開が遅れてしまいました。ごめんなさい。でも当はこの作品があまりに何を意味しているのかがわからなかったのです。一見すごくなさそうに見えながらどこまでも深淵であり、かとおもいきやただの言葉遊びに思えたりと、どうとでも捉えれる作品だと思います。リリースからある程度時間が経っても輪郭がぼやけたままのこのアルバムを4人でレビューしました。この記事があなたの考える材料になれば幸いです。ちなみに4人とも全然違うことを書いています。(ぴっち) –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––– 2年以上待った待望の新作。とにかく称賛した

    坂本慎太郎『ナマで踊ろう』 - 音楽だいすきクラブ
  • 渋谷系特集#8「ゴーイング・ゼロから1への飛躍、またはその掌返しについて」 - 音楽だいすきクラブ

    渋谷系って?そう尋ねられたら僕は「海外かぶれでスノッブな連中のスカした音楽だよ」と偽悪的に答えてやろう。偉大なるアンファン・テリブル、フリッパーズ・ギターの2人に倣って。 田中宗一郎は渋谷系を「バブルという戦後最大の張り子の豊かさと戯れること」と揶揄し仮想敵に仕立て、中村一義をその対立項として祭りあげた。「僕ははやく1になりたかったですからねえ。ゼロを目指すって歌われても、って感じでした」という中村一義の発言は、フリッパーズ・ギターのラストアルバム『ヘッド博士の世界塔』収録のこの曲に対して向けられている。 Flipper's Guitar「ゴーイング・ゼロ」 だんだん小さくなる世界で僕は無限にゼロをめざそう 止まるくらいスピードを上げてずっとずっと (「ゴーイング・ゼロ」) 「ぼくは十分に速くあったろうか」というのは浅田彰の『構造と力』の序文に記された自問だが、『構造と力』に端を発した19

    渋谷系特集#8「ゴーイング・ゼロから1への飛躍、またはその掌返しについて」 - 音楽だいすきクラブ
  • 渋谷系特集 #7「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1998-2013」 - 音楽だいすきクラブ

    前篇に引き続き、後篇です。そもそも渋谷系が終わったのは諸説あるのですが、大体1996年から1998年という説が多いので、そもそも今回取り上げるのは渋谷系終了後の作品が中心です。 これを見ていただければ、僕たちが渋谷系と繋げたかったものが何か、どうして今この特集をやったのかが少しは伝わるのではないかと思います。その辺に文句をつけていただければうれしいです。現在から出発した渋谷系の特集を作りたかったのです。 見てくれた人、文句をつけてくれた人、当にありがとうございます。そして手伝ってくれたみんな、お疲れさま。楽しかったね。「次はやりたい」と思ってくれた方、またおもしろいことを考えるので一緒に遊ぼうね。 それじゃ最後の50枚です。実は50枚じゃない。その辺は気にせず楽しんで、そして使ってください。(ぴっち) –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

    渋谷系特集 #7「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1998-2013」 - 音楽だいすきクラブ