東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長を務める森元総理大臣は、講演でオリンピックなどにあわせて夏に生活時間を早める「サマータイム」の導入を検討すべきだという考えを示しました。 2020年の東京オリンピックの開催期間は、7月24日から8月9日までの17日間で、真夏の暑さがマラソンをはじめとする競技に影響することが懸念されています。 これに関連して、森元総理大臣は「オリンピックなどの在り方を巡って、いろいろ提案を受けているが、その中に夏に生活時間を早めるサマータイムを導入してはどうかという案があった。導入すれば確かにマラソンも簡単になる」と指摘しました。 そのうえで、森氏は「安倍総理大臣にこの夏会ったときに『思い切って2時間ぐらいのサマータイムをやったらどうか』と提案した。安倍総理大臣は『なるほど考えてみよう。しかし、役所に言うと反対するんだよな』と言っていた。反対もあるだろうが、