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  • 宮城の空に謎の「気球」 下部に十字状の物体 有力な手掛かりなし | 河北新報オンラインニュース

    仙台市の上空に17日朝、気球のような白い物体が浮かんでいるとの情報が、宮城県警や仙台管区気象台などに相次いで寄せられた。県警は同日午前、ヘリコプターを飛ばして仙台市周辺の上空を警戒した。 河北新報社に寄せられた情報によると、気球のような物体は同日午前4時ごろから目撃された。下部には十字状の物がぶら下がっている。 県警によると、物体の高度は2000~3000メートル以上とみられる。同日正午までに、宮城県亘理町や白石市、大崎市などの住民から「空に白い物が浮かんでいる」との110番が十数件あった。 国土交通省仙台空港事務所によると、午前6時すぎに仙台空港西側の上空に白い物体を確認したが、航空法に基づく届け出や報告はないという。物体は気象観測機器を飛ばすための気球に形は似ているが、気象台は「気象庁が打ち上げた物ではない」と説明している。 宮城県危機対策課の担当者は「県警や自衛隊、大学などと連絡を取

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  • 酒田ケーブルテレビが昨年末から放送停止 社長死亡、登記怠り解散扱い | 河北新報オンラインニュース

    山形県酒田市の民間企業「庄内社会教育事業センター」が運営する酒田ケーブルテレビ(STV)が昨年12月末から放送を停止していることが10日、分かった。法人登記手続きを長年怠り「みなし解散」となった後、入居していた雑居ビルの停電で、業務を継続できなくなった。社長は今年1月に死亡し、株主の構成は不明。放送業務登録が取り消される全国初のケースとなる可能性がある。 東北総合通信局によると、STVは1983年に放送事業として許可され、受信障害などのある市中心部向けにNHKと民放の地上波などを送信していた。ピーク時には100世帯程度が加入していたとみられるが、近年は通信局への報告を怠っており、最近の状況は不明だ。 必要とされる法人登記手続きも12年以上全く行われていなかったため、センターは昨年12月11日付で休眠会社として「みなし解散」となった。 一方、2週間後の29日には、事務所と放送設備を置いていた

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  • <ババヘラアイス>秋田のソウルフード 宮城はダメ 戸惑う業者 独特な販売方法がネック 県ごとの基準壁に | 河北新報オンラインニュース

    秋田のソウルフードと呼ばれる氷菓「ババヘラアイス」について、県境を越えたイベント販売などが一部足踏みを強いられている。独特の販売方法に対し、県ごとに許可基準が異なるためだ。今月も宮城での取り扱いを見送ったケースがあり、業者は戸惑いを隠せない。 今月中旬にあった自転車イベント「ツール・ド・東北2018」の主会場(石巻市)で仙台市の業者がババヘラを販売しようとしたところ、石巻保健所の許可が下りなかった。 業者は「問答無用で駄目と言われた感じ」と残念がる。保健所が問題視したのはババヘラを保存用の容器からへらですくい、コーンに盛り付ける売り方だった。 宮城県と仙台市には、イベントなど仮設店舗の営業許可や品の扱い方を定めた要領がある。アイス類は「ほこりが入る」などとして容器からすくって売る方法を禁じている。 秋田県の場合、タンク式の手洗い設備を用意するなど一定条件下でババヘラの屋外販売を認めてきた

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  • 高難易度の技に挑戦? | 河北新報オンラインニュース

    ◇…宮城県村田町沼辺で、電線にじっとつかまるハクビシンらしき動物が目撃された。電柱から上ったものの、下りられなくなったとみられる。 ◇…バランスを崩して落ちそうになり、見守る住民がひやひやする場面も何度かあった。そのたびに体操の鉄棒の選手のようにくるりと回り、体勢を持ち直した。 ◇…駆け付けた東北電力の社員がロープを取り付けると、動物は無事に地上へ。高難易度の技を連発して疲れたのか、そそくさと立ち去った。(大河原)

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  • <新世代グマと向き合う>追い払いロボに期待 | 河北新報オンラインニュース

    斎藤准教授(右)が開発を進める動物型ロボットかかしの試作機。伸縮する腕など手脚を動かし、野生鳥獣を威嚇する 東北6県で昨年度、ツキノワグマの出没が7000件を超え、市街地でも目撃事例が目立った。秋田県内では鹿角市で山菜採りの男女4人が相次いでクマに襲われ、死亡する事故が起きた。出没件数の増加や事故の背景には、臆病とされるツキノワグマが人を恐れない「新世代グマ」に変容しつつあると指摘する専門家もいる。クマを巡る環境や社会の変化を探るとともに、被害防止に向けた県内の取り組みを紹介する。(秋田総局・藤井かをり) ◎秋田からの報告(上)狩猟者減少 <音と動きで威嚇> 最長7メートルになるステンレス製の腕を伸縮させ、ガシャガシャと音を立てて4の脚で移動する。動きも音も派手なロボットは、秋田県立大システム科学技術学部の斎藤敬准教授(47)=医療工学=が、クマなど鳥獣被害の軽減を目指して開発に取り組む

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  • 長い滑り台で骨折 女性が宮城・大衡村を提訴 | 河北新報オンラインニュース

    宮城県内最長のローラー滑り台で尾骨を折ったのは、滑り台を設置・管理する大衡村が安全管理を怠ったためだとして、仙台市の20代女性が18日までに、同村に約700万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。  訴えによると、女性は2015年10月、同村大衡の万葉クリエートパークにある全長115メートルのローラー滑り台を滑走。ローラーが欠けたり、くの字にゆがんだりしていた部分を通過した際、尾骨を折る大けがをした。  女性側は「滑り台の対象年齢に上限はなく、大人の利用も想定されていた。点検や修繕が適切に行われていれば骨折はしなかった」と主張している。  女性側によると、当時はローラーを覆うプラスチックが剥がれ、基礎部分がむき出しになっている箇所もあった。女性は現在も尾骨周辺の慢性的な痛みに悩まされているという。  村都市建設課の担当者は「訴状の内容を精査し、今後の対応を考えたい」と話した。滑り台

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  • <円谷幸吉>最愛の女性 五十回忌機に心境 | 河北新報オンラインニュース

    1964年東京五輪マラソン銅メダリストの円谷幸吉(須賀川市出身、1940~68年)には、結婚を考えながら68年のメキシコ五輪前に破談になった女性がいた。円谷の五十回忌を迎えたのを機に、女性が河北新報社のインタビューに応じた。  女性は円谷の1歳下で福島県在住の74歳。高校を卒業した円谷の最初の配属先、陸上自衛隊郡山駐屯地で62年まで1年間共に勤務した。円谷の一目ぼれだったようで、遠征先で買ったかすりなどの民芸品の土産や手紙がこまめに送られてきた。  「よく、にこにこして私がいた厚生課に顔を出していました。とてもいちずで、真面目な人柄。何事にも一生懸命だった」と振り返る。  円谷の遺体が発見された68年1月9日のことはよく覚えているという。「風が強い日で午前2時ぐらいに、住んでいたアパートの窓ガラスを人がたたくような音がしたんです」  腰の手術をした実母が痛みが取れず苦労したのをそばで見てお

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  • からくり屋敷 青森大忍者部が発見 | 河北新報オンラインニュース

    実在した弘前藩の忍者集団「早道之者(はやみちのもの)」を調査する青森大忍者部が、青森県弘前市内で忍者が住んでいたとみられる古民家を発見し、報道陣に6日、公開した。  古民家は青森県内に民芸運動を広めた故相馬貞三さんが1950年代に購入した。客間の裏に高さ2.1メートル、幅0.6メートル、奥行き1メートルの空間があり、襲撃された際に逃げ込んだり会話を盗み聞きしたりする目的で設けられたとみられる。  壁の桟には薬草を干したと推定されるくぎの穴が多数あり、居間の入り口は敵の侵入を音で伝える「うぐいす張り」のような構造になっている。  明治初期の所有者は早道之者のリーダーの家系と同姓で、近親と考えられるという。  顧問の清川繁人教授(薬学部)は、古文書などによる裏付けを続けた上で「忍者屋敷と認められたら文化財に認定し、観光に活用すべきだ」と語った。  現在、古民家を管理する会田秀明さん(80)=青

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  • <大川小保存>設計時「津波」思い至らず | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災後、石巻市大川小を設計した建築家の北沢興一さん(79)=東京都渋谷区=は「大川小設計者」であることを名乗れずにいた。今年3月、震災遺構として被災した校舎の保存が決まり、心境に変化が生まれたという。5年に及ぶ沈黙を破った北沢さんと9月下旬、同校を訪ねた。(報道部・畠山嵩)  <児童74人と教職員10人が津波の犠牲となった大川小を震災直後に訪ねたが、「大川小設計者」だと名乗れなかった>  目立たぬように校舎の被災状況を見て回りました。焼香を終えると、外国人の記者から「学校とはどういう関係か」と聞かれました。遺族の心情を考えると、とても「大川小設計者」とは名乗れず、足早に学校を後にしました。  今年3月に震災遺構として校舎の保存が決まり、取材に応じてもいいと思うようになりました。昇降口や児童が集うアセンブリーホール、低学年の教室はあまり傷んでおらず、修復は可能です。例えばホールを修繕

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  • 廃れる少数民族の言語 ウイグルに学びの場を | 河北新報オンラインニュース

    中国の新疆ウイグル自治区出身でオイラト族のバタさん(40)=仙台市青葉区=が、古里にオイラト語を学べる塾をつくろうと心血を注いでいる。少数民族の言語は廃れる傾向にある。文化を継承しようと市内で輸入卸売業を始めるなど、資金集めに奔走する。  バタさんは2002年、東北大の留学生として来日した。天然資源に恵まれない中、経済発展を遂げた日に学び、古里のために尽くそうと開発経済学を専攻。現在は、宮城県大河原町の医療事務のアルバイトで生計を立てる。  バタさんが思い描く塾は、オイラト族の子どもらを対象に毎週末、無料でオイラト語を学べる場とする。モンゴル語や中国教育が進み、オイラト語を話せない子どもが増えている現状に心を痛めるバタさんは「子どもらに民族の文化を引き継ぎたい」と話す。  東北アジア研究センター(青葉区)の栗林均・東北大教授(モンゴル言語学)によると、オイラト族はモンゴルや新疆ウイグル

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  • 牛タン仕入れ価格高騰で業者悲鳴 | 河北新報オンラインニュース

    仙台名物牛タン焼きの専門店が、輸入牛タンの価格高騰に悩まされている。中国経済の減速で海外の牛肉生産が減っている上、国内では大手外チェーン店などとの競合があり、仕入れ値が昨年11月ごろと比べると5割以上高くなっている。店頭価格の引き上げに踏み切った専門店もあり、業界からは「材料価格の高騰がこれ以上続くと価格を維持するのは厳しい」との声が出ている。  「4月に牛タンのメニューを50~100円値上げした。6月には仕入れ値が落ち着くと見込んでいたが、見通しはまだ立たない」と話すのは、仙台市青葉区の専門店「たんや善治郎仙台駅駅前店」の木村幸平店長。今のところ客足に影響はないものの、今後の動向が気になる。  専門18業者でつくる仙台牛たん振興会によると、最も多く使われているオーストラリア産の現在の仕入れ値は、1キロ当たり1600円程度。近年の水準(900~1100円)から5~7割上昇した。  最大

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  • <多賀城内館館跡>空撮で室町後期屋敷跡発見 | 河北新報オンラインニュース

    多賀城市南宮の内館館跡(うちだてたてあと)で、室町時代後期の堀に囲まれた屋敷跡が見つかった。発見の契機となったのが航空写真の分析で見つかった農地のクロップ(農作物)マーク。埋没している遺構の影響で農作物の成育に違いが出ており、その場所を調べるとマーク通りに堀の跡が見つかった。市教委は4日午後1時半から現地説明会を開く。  クロップマークは、JR東北線陸前山王駅から北西約1.5キロの水田で確認された。航空写真では、幅2~3メートルの二重の堀に囲まれた隣接する2区画の形がうっすらと浮き上がって見えた。  堀の内側にあった井戸跡などからは、漆器のわん、すり鉢型の土器、木製のげた、ひしゃくなどの生活用品が出土。柱を立てた穴も数カ所確認され、有力者の屋敷跡と推定された。  多賀城市西部は、鎌倉時代の陸奥国府留守所(るすどころ)の長官の子孫で、代々この地を治めた「留守氏」の屋敷跡がある。内館館跡は、室

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  • 秋田の名物自販機 道の駅で営業再開 | 河北新報オンラインニュース

    秋田市の秋田港近くで40年以上親しまれ、3月末で現地での営業を終えたうどんとそばの自動販売機が29日、移設先となった近所の秋田市土崎港西1丁目の道の駅「あきた港」で営業を再開した。  自販機を設置していた佐原商店は3月末で廃業したが、人気だったかつおだしのつゆ、のどごしのよい生麺などの味は「あきた港」に受け継がれた。1杯200円の値段も変わらない。佐原商店の軒先にあったテーブルと椅子も移し、つり下げていた薬味入りの容器も忠実に再現された。  約2時間並んだという同市の将軍野中1年佐藤真惟人(まいと)さん(13)は「初めてべた。麺が軟らかくておいしかった」と笑顔でうどんをすすった。  廃業を決めた佐原商店が、自販機を惜しむ声を受けて譲渡先を探した。自販機は営業再開を前に、青森市の工場で洗浄、補修された。  営業開始に駆け付けた佐原商店の元店長佐原澄夫さん(65)は「1杯目が出るまで心配だっ

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  • 男子高状態…山形南に女子合格 44年ぶり共学へ | 河北新報オンラインニュース

    男子高状態…山形南に女子合格 44年ぶり共学へ 山形県公立高入試の合格発表が17日にあり、県教委は制度上男女共学ながら、現状は男子校の山形南高(山形市)に女子生徒が合格したことを明らかにした。入学すれば44年ぶりに名実ともに共学となる。同校は東北の県立高では唯一、「男子高」の状態だった。  山形南は1941年に県立山形二中として開校、50年に現校名で共学となった。同校によると、62年度までは複数の女子生徒が在籍したが、一時不在の時期があった。転入した女子1人が72年度に卒業して以降は、再び男子だけが在籍していた。長年見ることのなかった女子生徒の制服は、セーラー服という。  山形県立高は全て男女共学だが、山形西(山形市)は新年度も実質的に女子高になるという。東北では岩手県立盛岡二高(盛岡市)も事実上の女子高となっている。秋田では最後の女子高の県立大館桂高(大館市)が統合し、4月から共学となる

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  • うどんそば自販機残った!道の駅で営業継続 | 河北新報オンラインニュース

    駆け込み客が殺到し、調子がいまひとつの自販機を点検する佐原商店の店長(左)。遠来の客との会話も弾む=10日、秋田市土崎港西1丁目 秋田市の秋田港近くで訪れる人の胃袋を温めてきたうどんとそばの自動販売機が、約150メートル西側の道の駅「あきた港」に移されて存続することが16日、決まった。廃業が伝えられて以降、自販機の前には連日、人だかりや行列ができており、かつおだしのつゆが温まりにくい状態が続いていた。廃業を決めた社長は「近所に引き受けてもらい、安心した。港周辺のにぎわい創出に役立ててもらいたい」とほっと胸をなで下ろしている。  自販機を所有し今月末で廃業する佐原商店の佐原孝夫社長(73)と、道の駅を管理する東北ダイケン(仙台市)秋田支店との間で譲渡に関して合意した。道の駅は高さ143メートルのポートタワー「セリオン」を核とする施設。自販機は4月以降、敷地内に設置されるが、具体的な場所は東北

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  • 猫が「警備」イチゴ守る | 河北新報オンラインニュース

    宮城県山元町のイチゴ生産者の間で、ネズミによる害を防ぐため、栽培ハウス内でを飼育する動きが出ている。東日大震災で被災した沿岸部でネズミが繁殖し、丹精込めて育てたイチゴの実をい散らかすケースが相次いでいるためだ。同町は震災前に「仙台いちご」のブランドで知られた東北一の産地。震災復興を目指す生産者は衛生面に配慮しながら、心強い助っ人に守りを託す。  津波で被災し2014年に営農を再開した農業渡辺成寿さん(62)は、昨年春から雄3匹を飼う。は国の復興事業で整備した「いちご団地」にある約50アールの大型栽培ハウス周辺を歩き回る。  は、イチゴの実に興味を示さず、人間の腰ぐらいの高さのベンチで栽培していることもあってが直接イチゴに触れることはまずないという。実をパック詰めにする作業場にもを入れず、配慮を徹底している。  生産者仲間からを飼って効果があったと話を聞いて採り入れた。渡

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  • <いわて雪まつり>雪不足で雪像断念 | 河北新報オンラインニュース

    岩手県雫石町の小岩井農場まきば園で30日に開幕する第49回いわて雪まつりの実行委は13日、「雪の確保が難しい」として名物の雪像の製作を断念した。雪まつりは雪像なしで開催する。例年1月中旬の積雪は40センチを超えるが、ことしは約3センチにとどまり、一部で芝生が見える。雪不足で雪像が造れないのは初めて。  ことしの雪像のテーマは「夢ロマンいわて宝島」で、古代神殿をイメージした壁ゲートや長さ80メートルの滑り台、巨大迷路など12基を設ける予定だった。実行委によると、雪像には10トントラック5000台分の雪が必要となる。8日に設置を始めたゲートと迷路の雪像用の木の骨組みは撤去する。  これまで暖冬の年は同町の岩手高原スノーパークのスキー場から雪を運んでいたが、山頂の積雪は約50センチと例年の半分以下の状態が続く。スキー場の担当者は「ゲレンデの積雪はぎりぎり。駐車場の雪も全て斜面に運んだ。提供できる

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  • <なまはげ>人口減や高齢化…継承心もとなく | 河北新報オンラインニュース

    酒と料理のもてなしを受けるなまはげ。かつては多くの家で見られたが、珍しい光景になった=2015年12月31日午後8時30分ごろ、男鹿市北浦安全寺 秋田県男鹿市の男鹿半島に伝わる民俗行事「なまはげ」が、人口減少や高齢化により姿を変えつつある。なまはげのなり手が少ないほか、習わしや意義の継承も心もとなくなってきた。2015年の大みそか、同市北浦安全寺地区のなまはげに同行して、現状の一端を垣間見た。(秋田総局・藤沢和久) <来は未婚男性>  「ことしは還暦のなまはげだ」。12月31日午後2時すぎ、地区の公民館に現れた自営業安田一彦さん(60)はそう言って苦笑した。  なまはげにふんして40年になる。「来は未婚の男性が務めるもの」と一彦さん。ところが、この日集まった6人のうち5人は40代以上で、うち4人は既婚者だ。「若者がいてくれればいいのだが」とこぼす。  男鹿市によると、安全寺地区の30歳

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  • <亘理FM局>財政難で放送継続困難に | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災に伴い開局した亘理町の臨時災害FM局(臨災局)「FMあおぞら」が、総務省からの放送免許の期限となる来年3月末以降の放送継続が困難になっていることが1日、分かった。町は国補助金の終了などによる財政難を理由に恒久のコミュニティー局への移行には否定的。移行を目指してきた局側は「復興途上の地域にとって情報発信はまだ必要」と支援の継続を求めている。  FMあおぞらは震災直後の2011年3月24日に開局。同名のNPO法人が町から委託を受けスタッフ7人が放送に携わる。町が総務省から臨時災害局の放送免許の交付を受け、年間1800万円の運営費は国の緊急雇用創出事業の補助金で賄っている。免許期限と補助金交付はともに3月末で期限を迎えるという。  コミュニティー局に移行する場合、運営費は町の財源や企業のスポンサー料で賄う必要がある。町企画財政課は「復興途上で財政が厳しい中、多額の税金を投じることに住

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  • 診療ミスで手足指20本切断 医療法人を提訴 | 河北新報オンラインニュース

    診療ミスで手足指20切断 医療法人を提訴 宮城県岩沼市の整形外科クリニックを受診した宮城県南の60代の主婦が両手足の指20を切断したのは、医師が病状を正しく認識せず適切な処置が遅れたためだとして、主婦が2日までに、病院を運営する同市の医療法人に約4400万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。  訴えによると、主婦は昨年11月、右脚が急に痛み出してクリニックを受診。医師は確定診断を下さず経過観察とし、主婦を帰宅させた。主婦は翌朝、激しい動悸(どうき)に襲われ、救急搬送先の別の医療機関が「壊死(えし)性筋膜炎」と診断した。主婦は次第に指先の血流が悪くなり、1カ月半後に壊死した両手足の指全てを切断した。  壊死性筋膜炎は病状の進行が速く、皮下組織の壊死につながる病気で、死亡率も高い。主婦は右足のかかとがひび割れており、細菌が侵入して発症した可能性がある。  主婦側は「症状から壊死性

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