■インタビュー連載/ハタラキズム 加賀翔(左)、賀屋壮也(右) 2014年、東京学芸大学の校舎裏。喫煙所で紫煙をくゆらせながら気怠げに次の授業を待つ生徒たちの傍ら、なぜかコントの練習に全力を注ぐ男たちがいた。 芸人・かが屋。今年で結成10年目のコンビだ。 正直、わけがわからなかった。コンビのロン毛担当〝賀谷くん〟(当時は全くのロン毛ではない)は、筆者にとって大学時代の級友である。同じように受験をして、同じ教室で学んで、それから同じく教育実習へ行って、就職して……となるはずが、「実習の申請、出し忘れたわ!」と飄々と言ってのけた彼は教育実習の現場には現れず、校舎裏で心底楽しそうにコントをしていたのだから。 〝普通〟が何かはわからないが、彼はきっと同級生のみんなが選ぶ〝普通〟を選択しなかったように思う。そこには〝普通じゃない〟奇跡の出会いがあった。 10年前、ファミマに転がっていた衝撃の出会い
![「僕らは一度下駄を履かせてもらってる」芸歴10年目のかが屋がNO.1にこだわる理由|@DIME アットダイム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/02983dfe56b08c9d6b91bd7ee6203a19df3677e0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdime.jp%2Fgenre%2Ffiles%2F2024%2F05%2Fkagaya_054-770x513.jpg)