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ブックマーク / newswitch.jp (9)

  • 日清食品と東大が培養肉の商品化へ、技術開発とルール形成に着手 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    日清品ホールディングス(HD)は培養肉の商品化に向けて、法律や規制、制度などのルール形成に乗り出す。農林水産省が10月に立ち上げた「フードテック官民協議会」のワーキングチーム「細胞農業」に参画し、多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)などと連携。官民協議会を通じて関係官庁などと協議を進め、2025年3月をめどにルールの整備を目指す。 人口増加による糧不足や環境負荷の低減などを目的に、世界で代替肉の開発が進んでいる。ただ塊状の培養ステーキ肉は、筋組織を立体構造にする技術的なハードルが高く、開発途上。日清品HDは東京大学と共同で培養ステーキ肉の研究開発を進めており、技術開発とルール形成を先行し、市場展開をリードしたい考えだ。 同ワーキングチームは、多摩大学CRSを中心に有識者が集まって1月設立した「細胞農業研究会」が母体。培養肉の定義や名称、品としての安全性の確保、品表示の方法などを

    日清食品と東大が培養肉の商品化へ、技術開発とルール形成に着手 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 「JRポケット時刻表」の印刷業者はなぜ倒産した? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ウイズプリンティングは、1964年5月設立の印刷業者。カタログなど各種印刷物や化粧品会社の販促品や保険約款などの印刷も手がけていたほか、「JRポケット時刻表」なども取り扱っていた。大阪府下でいち早く輪転機を導入した企業の1社として知られ、A版輪転印刷機を含めた4台の輪転機を保有するなど充実した設備が強みだった。カタログ通信販売業者からの受注が好調だった97年7月期には年売上高約35億700万円を計上した。 しかし、2000年代に入ると、パソコンやスマートフォンなどの普及で、紙媒体の印刷需要は低迷。さらに複数の大口受注先が東京に移転するなどの影響から売り上げは漸減。特にカタログ通販業者向けの印刷は、大型輪転機を導入することでコストダウンに対応し、徹底した品質管理で安定した受注を確保したが、ここ数年は大幅に受注が低下していた。印刷設備の投資を、金融機関からの借り入れやリースで賄っていたことで有

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  • お椀で食べるカップヌードル、日清がシニア向け開拓 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    日清品(東京都新宿区、安藤徳隆社長)は高齢化の進行をにらみ、シニア市場の開拓を加速する。主力2ブランドの「カップヌードル」「チキンラーメン」で、高齢者向けに量を減らした3パック商品を9月11日に発売する。丼ではなく、おわんに入るサイズをコンセプトとし、熱湯を注ぐだけで簡単調理できる特徴をアピール。2ブランドとも高齢者に知名度が高い強みを生かして、新需要を掘り起こす。 日清品にとって、シニア向け商品は2016年発売した、ふかひれスープ味などの「カップヌードルリッチシリーズ」に続く、第2弾。 今回の新商品は“お椀でべる”カップヌードルやチキンラーメンのコンセプトのもと、1の量を約30グラムに減らした。子どもが成人し、単身や2人暮らしの高齢者が多い実情を踏まえ、全体のサイズも一般ファミリー向けの5パックでなく、3パックにした。 その分、価格が下がり、消費税抜きで230円となり、年金

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  • キリン「午後の紅茶」「生茶」、絶好調の裏に技術あり ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    キリンビバレッジの紅茶飲料「キリン午後の紅茶」と緑茶飲料「キリン生茶」の看板ブランドが絶好調だ。「午後の紅茶」の今年の年間販売数量は、5000万ケース(1ケースは500ミリリットルの24換算など)を突破、紅茶飲料で5000万ケース超えは、業界初という。 同ブランドは、日初のペットボトル入り紅茶として1986年に発売。紅茶飲料のトップブランドになった。2016年1―11月の販売数量は、前年同期比約9%増。30周年記念商品「エスプレッソ ティーラテ」を10月に発売したほか、基幹商品やホット専用商品が好調だった。 一方、「キリン生茶」の販売数も初販売目標の約1・5倍にあたる2500万ケース(1ケースは525ミリリットルの24換算など)を突破。3月に中身とデザインを刷新、これが消費者の支持を得て、年初の販売目標だった1700万ケースを、6月に2000万ケースに修正。10月には2500万ケー

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  • 2016年度グッドデザイン大賞、新しい世界地図図法「オーサグラフ世界地図」に決定 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    慶応義塾大学 政策・メディア研究科 鳴川研究室、オーサグラフ株式会社 世界地図図法「オーサグラフ世界地図」 日デザイン振興会は、グッドデザイン賞の2016年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)に慶應義塾大学鳴川研究室とオーサグラフの多面体図法による大きさや形の歪みをおさえた世界地図図法「オーサグラフ世界地図」を選定した。 2016年度のグッドデザイン賞受賞作1229件の中から、大賞候補6件を選出。審査委員、グッドデザイン賞受賞者、「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展来場者による投票を実施し、最多得票数を得た同作品が大賞を受賞した。 受賞作品発表にあたり、永井一史審査委員長は「今までは(世界地図図法の1つである)メルカトル図法にとらわれていた。オーサグラフにより新しい世界のとらえ方ができるようになる」と話した。また柴田文江副委員長は「地図は価値観の根底を作るもの。今の時代の価値観にこれま

    2016年度グッドデザイン大賞、新しい世界地図図法「オーサグラフ世界地図」に決定 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • セブン―イレブン、廃棄食品を配合飼料に。養鶏などで循環型リサイクル ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は店舗で販売期限切れとなった品由来の飼料を使って生産した鶏卵の活用を始めた。東京都と埼玉県のセブン―イレブン約1300店が排出した品を取引先が配合飼料に加工し、指定の養鶏農場で使う。生産した鶏卵をセブン―イレブンの専用工場で、チルド弁当の材料にする。 これまでも販売期限切れの弁当や総菜を回収し、家畜用配合飼料の原料にしてきた。今回は養鶏や弁当生産まで関与し、循環型リサイクルを確立した。農林水産省の推計では2013年度の品ロスは632万トンで、その低減が課題だ。イオンは6月、販売期限切れ品を堆肥とし、直営農場で生産した農作物の販売を始めた。 メーカーや卸、小売業で構成する製・配・販連携協議会は7月、加工品の返品削減を目的に、納品期限や賞味期限の見直しの指針を策定。経済産業省は日気象協会と連携して人工知能(AI)を使った購買

    セブン―イレブン、廃棄食品を配合飼料に。養鶏などで循環型リサイクル ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • オフィスでノンアルコールビール飲めます!サントリーが専用自販機を拡販 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    サントリービールはノンアルコールビール「オールフリー」専用の自動販売機を、オフィスやスーパー銭湯などに設置する。すでに一部地域で設置を始めており、2016年末までに計500台の設置を狙う。需要期の夏に向け、スーパーの店頭やキャンプ場などで無料配布も行い、商品の認知度を高める。ノンアルコールビールはアサヒビール、キリンビール、サッポロビールがそれぞれ攻勢をかけており、サントリーも対抗する。 ノンアルビールは消費者の健康志向や低アルコール志向を受け、市場が拡大している。サントリービールは市場をさらに拡大するには、“酒が飲めないドライバーの飲料”から脱して昼やアウトドア、リラックス時などに飲用機会を増やすことが不可欠と見ている。オフィスやスーパー銭湯などへの自販機設置は、その戦略の一環だ。 オールフリー専用自販機のサイズは、幅370ミリ×奥行き370ミリ×高さ595ミリメートルとコンパクトな設

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  • ウェブ検索の質問履歴から膵臓がん早期発見へ、MSの研究者ら ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    膵臓がんは発見が難しく進行が早いため、生存率の著しく低いがんとして知られ、その治療には早期発見が何より重要と言われている。そうした中、米マイクロソフト(MS)の研究者らが、検索エンジンを使って、膵臓がんに代表されるさまざまな難病の予測や早期発見につながる手法を編み出した。担当した研究者によれば、こうした新しいスクリーニング手法が将来膵臓がんの早期発見に役立てられ、これまでに比べ数週間から数カ月早く治療を受けられるようになるという。 研究に当たったのは、MSヘルス部門CTOで情報検索が専門のライエン・ホワイト博士と、MSの研究所長で人工知能AI)を担当し医師の資格も持つエリック・ホービッツ博士、それにMSのインターンだったコロンビア大学の博士課程大学院生ジョン・パパリゾス氏の3人。成果は医学論文誌のジャーナル・オブ・オンコロジー・プラクティスに7日掲載された。 研究では、MSの検索エンジン

    ウェブ検索の質問履歴から膵臓がん早期発見へ、MSの研究者ら ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 「ユニクロ」と「しまむら」 なぜ業績で明暗が分かれたのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    販売現場では、消費の価値志向が一段と強まりをみせている。単なる低価格商品に傾斜する節約志向ではなく、商品の質と価格を厳しく見極める価値志向を一段と強めている格好だ。 国内のカジュアル衣料分野で覇を競う、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングとしまむら。2016年4月に発表した両社の決算は、対照的な結果となった。しまむら(16年2月期)は3期ぶりに営業増益となったがファストリ(15年9月―16年2月期)は大幅な減益となり、明暗を分けた。 なぜ業績に差がついたのか。ある大手小売業の幹部は「ユニクロは何回かの値上げで、消費者が感じる商品の価値が低下したのではないか」と話す。 ユニクロ、値上げで圧倒的な価値薄らぐ ユニクロは海外生産比率が高いため為替の円安進行を背景に14年、15年と2年連続して計約15%の値上げを実施した。しかし、この結果、「『この質でこの価格ならば』という圧倒的な価値が薄

    「ユニクロ」と「しまむら」 なぜ業績で明暗が分かれたのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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