PCに感染すると保存してある文書や写真などを利用できなくし、もとに戻してほしければ身代金を払えと要求する「ランサムウエア」。その中でもグラフィックデザインが目を引く「Maktub Locker」という新種が話題だ。 フィンランドのセキュリティ企業「F-Secure(エフセキュア)」のブログが、セキュリティ研究者Yonathan Klijnsma氏の発言を引用して伝えた。 エフセキュアによると、Maktubとは「書いてある」という意味のアラビア語だそう。身代金支払い用画面のグラフィックデザインなどを特徴あるものとして紹介し、不満を持ったグラフィックデザイナーの仕業かとの憶測を示している。
![デザインが美しいウイルス「Maktub Locker」 [インターネットコム]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c95886890f07b59a5f171aad40fca609b2477c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.internetcom.jp%2Fupload%2F201603%2Fimages%2F2_51.jpg)