【ニューヨーク=加藤賢治】米ボストンの連邦地裁は14日、1970年代~80年代にボストンの犯罪組織を率いたジェームズ・バルジャー被告(84)に対し、殺人11件に関与した罪などで「終身刑2回と禁錮5年」を言い渡した。 遺族への賠償金1950万ドル(約19億5000万円)の支払いも命じた。 今年8月に陪審員が有罪の評決を出していた。同被告は約16年に及ぶ逃亡の末、2011年に逮捕された。
福岡県警がコンビニ業界に、暴力団情報を扱う雑誌などの撤去を要請したのは「表現の自由」の侵害にあたるとして、作家の宮崎学さんが県に550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、福岡高裁であった。原敏雄裁判長は、請求を棄却した一審・福岡地裁判決を支持し、宮崎さんの控訴を棄却した。 県警は2009年12月、暴力団情報を扱う雑誌などについて、「暴力団を美化する風潮があり、あこがれを抱いて加入する青少年がいる」として、県内のコンビニ業界に売り場からの撤去を要請。コンビニ各社は、要請のあった雑誌やコミック本の販売を取りやめるなどした。 県警が撤去を要請した雑誌などには、指定暴力団の元会長を題材とする宮崎さんの作品を原作としたコミック本も含まれていた。宮崎さんは「要請は事実上の強制にあたり、表現の自由を侵害した」と訴えていたが、判決は一審判決と同様に「コンビニ各社に自主的な措置を求めたものだ
さいたま市の男性会社員(当時60歳)が自殺したのは、執拗(しつよう)な取り立てなどが原因として、男性の遺族がヤミ金融「サイシングループ」の男(出資法違反罪などで有罪確定、その後死亡)ら6人と自動車販売会社を相手取り、慰謝料など約7900万円を求めた損害賠償請求訴訟の判決がさいたま地裁であった。 岩田真裁判長(中西茂裁判長代読)は「一連の違法行為が自殺に対し決定的な影響力を及ぼした」と認定し、約5500万円の支払いを命じた。判決は7日付。 判決によると、男性は2002年12月、自家用車を担保に同社から25万円借りた。年利は出資法の上限を大きく上回る346%で、男性は毎月5万4000円~5万9000円の利息を払い続けていたが、03年5月に払えなくなり、支払期限だった同月21日、「手持ち無し。辛(つら)い」「会社に迷惑はかけられないし」などと書いた遺書を残し、さいたま市内のビルから飛び降り自殺し
メキシコ・モレロス(Morelos)州クエルナバカ(Cuernavaca)で、麻薬密売組織の殺人事件に関与した容疑で兵士に連行された少年容疑者(右、2010年12月2日撮影)。(c)AFP/David Monroy 【7月28日 AFP】メキシコの裁判所は26日、ドラッグ組織のメンバーに代わって4人を惨殺した罪で、米国籍の14歳の少年被告に対し、禁錮3年の実刑判決を言い渡した。 当局によると少年被告は、2010年にメキシコ南部モレロス(Morelos)州クエルナバカ(Cuernavaca)の橋で見つかった4人の若者のバラバラ死体について、麻薬密売組織「南太平洋カルテル(South Pacific Cartel)」の代わりに自分が殺したと認めていた。裁判長は被告に、同州で未成年者に科すことができる最高刑の禁錮3年と、450万ペソ(約3000万円)の支払いを命じた。 ホセ・マヌエル・セラーノ(
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