[19日 ロイター] - 米カジュアル衣料大手のギャップ<GPS.N>は19日、海外市場で「オールド・ネイビー」「バナナ・リパブリック」75店舗を閉鎖することを明らかにした。日本ではオールド・ネイビー53店舗をすべて閉鎖するという。北米市場に経営資源を集中させ、業績向上を目指す。 19日米株式市場の時間外取引で、ギャップは4.2%上昇した。 ギャップは声明で「オールド・ネイビーは短期的には、北米や中国市場で成長を目指すことになる」などと説明した。 ギャップは4月30日現在、オールド・ネイビーを北米で1029店舗、アジアで69店舗展開。また、バナナ・リパブリックは北米で607店舗、アジアおよび欧州で61店舗を展開している。 ギャップによると、店舗閉鎖で年商を約2億5000万ドル失うことになるが、税引き前で年2億7500万ドルのコストを節減できる。