「夢を実現する方法」ではなく、「技術」だったのが目を引きました。技術って、ハックですよね。 この手の自己実現系の本はいま過剰なほど出版されていて、内容も似たり寄ったりのものが大半です。しかしだからといって「アランの『幸福論』だけで事足りる」とか「『フランクリン自伝』さえ読めばいいんだ」という風には思いません(昔はそう思っていたかも…)。同時代の、母国語で書かれた本には、「今」「ここで」生きる人にだけ通用するメッセージが込められていると思うからです。 「『分かりやすい説明』の技術」シリーズの藤沢晃治氏が書かれた「夢が実現する方法」(PHP新書)は、要約してしまうなら幾多の自己実現本で提唱されてきた、「目標をたてよう」「行動計画を立てよう」「細分化しよう」「時間を生み出そう」「進捗を記録しよう」という5原則を復習したものとなっています。 このような表面上の情報をファイルをダウンロードするかのご