米ライトスケールは2011年3月8日、日本法人であるライトスケール・ジャパンを設立したと発表した。同社は米アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)などが提供するIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)の運用管理を自動化するサービスを手がけるベンチャー企業。AWSが東京データセンターを開設したことに合わせて、日本での事業を本格化した。 ライトスケールが提供するサービスの名称は「RightScale」。RightScaleは、「Amazon EC2」などが備える仮想マシン管理用API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を使って、仮想マシンを外部からコントロールすることで、運用管理の自動化を実現している。ユーザーは、RightScaleが備える「サーバーテンプレート」という機能を使うと、アプリケーションサーバーなどをセットアップする際のソフトウエアインストール作業など