プラモデルで有名な、あのタミヤがデイリーポータルZに素材を提供してくれることになり、タミヤ製品を使った工作記事を完成させよと編集部から指令が入った。 しかし滅多に工作をしない僕は、さまざまなジャンル、そして膨大な量の製品が掲載されたカタログを眺めるだけで圧倒され、何をどう使えばいいのか思いつかないまま、提供してもらえる素材を決める締切に追われた揚げ句、苦し紛れに「す、水中モーター!」と叫んでいた。 そして数日後、自宅に水中モーターが届いた。 さて何を作ろう。 (萩原雅紀) 何を作ったらいいのか 勢いで頼んだはいいものの、何を作るか決めかねていたところ、到着した水中モーターの箱に描かれた戦艦の絵を見ていて思いついた。 そうだ、ウォーターラインシリーズだ。 ウォーターラインシリーズとは、船の喫水線より下を平らにして、あたかも大海原の上に浮いているような姿を再現したプラモデルで、タミヤを中心に日