データジャーナリズムという言葉を、頻繁に耳にするようになった。 日本でも佐々木俊尚さんがすでに紹介しており、少しずつ認知されつつあるようだ。細かい定義はいろいろあるだろうが、おおまかには「データを上手に使ったジャーナリズム」だと言える。例えば、 英Guardian紙のData Blogや、米Los Angeles TimesのData Deskは、公のデータを効果的に可視化し、そこから今まで多くの人が気がつかなかった知見を導きだしている。O'Reilly社からもData Journalism Handbookなる本が出版されており、欧米の代表的な新聞社は、どこもデータジャーナリストの採用とトレーニングに余念がない。 今日は、このデータジャーナリズムについて、適当に私見をまとめてみる。 わかりやすさ データジャーナリズムというが、実際のところはデータ可視化ジャーナリズムだ。百聞は一見にしかず