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火星地球化計画 “テラフォーミング” NASAの火星探査車オポチュニティが7月27日、総移動距離が40.25キロとなり、地球外での陸上走行距離の記録を41年振りに塗り変えた。オポチュニティは2004年1月に火星のメリディアニ平原に着陸。設計寿命90日、想定走行距離1キロ程度だったが、40キロに達したのは注目すべきことだ。 NASAはこれまで、ロボット探査車を次々と火星に送り込んでおり、直近では2012年にキュリオシティー(Curiosity)が打ち上げられ、火星に到着。さらに2030年代までには、火星表面の有人探査を実現させたい方針だ。火星に人類が到達する日もそんなに遠くない。 火星の大気の組成は二酸化炭素が95%、酸素はわずか0.13% 主成分は二酸化炭素なので火星上で植物は生育可能かもしれないといわれている。 大気は薄く、真空同然である。生身の人間は宇宙服なしではわずか20秒で失神状態
国土地理院、月の詳細地図制作 国土地理院は日本の月周回衛星「かぐや」が観測した、地形データを基に作成した詳細な月の地形図を、ホームページ上に13日公開した。地図はこれまでにないほど、詳細に立体的に描かれており、月の裏側は気持ちが悪いほど凸凹がよく分かる。 12月14日、中国の無人月探査機、嫦娥(じょうが)3号が軟着陸に成功した「虹の入り江」も、公開の地形図に描かれており、月への興味は高まりそうだ。月に探査機が軟着陸するのは実に37年ぶりのことだ。 嫦娥3号に搭載され、現地時間12月2日に打ち上げられた月面探査車の玉兎(ぎょくと)号は今後、写真を撮影し、月の表面を調査し、2つの望遠鏡で観測を行う予定だ。 一方、公開された月の地形図は、「かぐや」に搭載の「レーザ高度計」によって得られた月全球の高さデータを国立天文台が解析した。詳細な計測点の座標と高度データを基に、国土地理院が「平射図法」や「メ
光は波?粒子? 光とは何だろう?不思議な存在だ。波(波動)としての性質と、粒子としての性質を同時に併せ持つという。 しかし、いつ粒子で、いつ波なのだろう?光は電磁波というから、我々は通常、粒よりのもむしろ波として認識している場合が多いと思う。 1905年、アインシュタインは自らの論文において、光電効果を電磁波を粒子として解釈することで説明した。1923年には、コンプトンが電子によるX線の散乱においてコンプトン効果を発見し、この光量子説は有力な証拠を得た。 そして今回、ハーヴァード大学とMITのチームが、質量をもたない光子を、まるで粒子のように相互作用させ、結合させ「分子」を形成することに成功した。これまでの光のイメージとはまったくちがう発見だ。 量子コンピューティングへの応用が期待されるほか、将来的には光を使って3次元構造が作れるようになるかもしれない。 以下は、WIRED NEWSの記事
銀河団とは何か? 宇宙には謎がいっぱいだ。調べても調べても新しい発見がある。興味が尽きない魅力がある。 銀河団(Cluster of galaxies)は多数の銀河が互いの重力でまとまっている大規模な集団である。かみのけ座銀河団もその一つ。 冷たい暗黒物質による階層的構造形成シナリオ(Λ-CDM)に基づくと、ビッグバンによって宇宙が誕生した直後、宇宙の物質密度に場所によってわずかな揺らぎがあったため、この密度揺らぎが次第に成長し、密度の高い部分が重力によって収縮して銀河が生まれたと考えられている。 その後、この銀河同士が互いの重力によって集合したものが銀河団であるとされている。銀河団には数十個から数千個の銀河が含まれている。銀河団自身もまた、超銀河団というより大きなスケールの構造の一部となっている。 今回、アメリカと欧州のX線天文衛星の観測から、3億光年かなたの「かみのけ座銀河団」に高温ガ
富士山よりはるかに大きい火山 富士山が世界遺産に登録されて、今夏はどのくらい登山者が増えたのだろう? 環境省は9月10日、前年同期に比べ2.5%減の31万721人だったと発表した。世界文化遺産の登録効果で大幅な増加が見込まれたが、渋滞緩和や環境保全を目的としたマイカー規制強化などが影響、ほぼ前年並みとなったという。意外だ。 富士山は日本では大きな火山であるが、世界ではもっと大きな火山がある。例えば、ハワイのキラウエア火山は、富士山の13倍以上の大きさがある(富士山1400km3で、キラウエア火山は18700km3)。さらに、ハワイ島は火山島であるので、海底からの高さをかんがえると、その大きさは富士山の約100倍以上にもなる。 しかし、こんなことで驚いてはいけない、地球最大の火山が日本近海の海底で見つかった。太陽系全体を含めても最大級になるという。こんな近場にこんな怪物が眠っていたなんて、び
再生能力のある動物たち 人などは弱い動物だ、いつもここが痛い、あそこが痛いなどと文句を言っている。たまたま、一度失った器官は二度と戻ってくることがない。手・足・などはまだよいが、心臓・脳などが損傷すると生命が危うい。 ところが、ある種の動物は何度体を切断されようと、何度でも再生をする。例えばプラナリアは体を7つに切断されると、その7つが新しい固体となって再生する。その理由は全身に、万能細胞(幹細胞)があるからだそうで、iPS細胞など人工の万能細胞(幹細胞)が開発されたことがいかに凄いことだったかがわかる。 動物の再生能力に興味を持ち、調べてみると再生する動物はまだある。浜辺に棲み、釣り餌によく使われるゴカイは、ミミズなど環形動物の仲間だ。水中の有機物を食べるので環境の浄化にも役立っている。体長約10センチメートルの細長いチューブ状の胴体に骨格はなく、環状の「体節」と言われる繰り返し構造のパ
“超高輝度”超新星 地球から約90億光年も離れ、太陽の1000億倍の明るさをもつとされる“超高輝度”の超新星の光が、実は、地球との間にある銀河などの大質量の天体によって空間が曲げられる「重力レンズ効果」で集光され、実際の約30倍も明るく見えていたことが分かった。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構のロバート・クインビー特任研究員らが、これまで難しかった同効果による増光率の測定に成功した。今後さらに他の天体の重力レンズ効果を測定することで、宇宙に充満する暗黒物質や暗黒エネルギー、ブラックホールなど、光で直接観測できないものの解明にもつながるという。 この超新星は2010年8月に発見された「PS1-10afx」。超新星は、恒星が一生を終えるときに大爆発して生まれるが、PS1-10afxは非常に遠方にありながら極めて明るいことから「超高輝度超新星(superluminous supe
乳酸菌のさまざまな健康効果 ヨーグルトを食べると少し酸っぱくて、さわやかな感じがする。乳酸菌は、腸内環境を良くするだけでなく、体調も良くなるので毎日欠かさずに食べている。 最近では花粉症や糖尿病、心不全、緑内障、ガンなどに対する健康効果に加えて、記憶力や集中力に対する効果も確認されている。先日はカルピスが乳酸菌飲料(殺菌済み)の飲用でヒトの記憶力や集中力などが改善されることを発表している。 2012年3月25日、明治は自社保有の乳酸菌「L.ガセリ乳酸菌(OLL2809株)」が、ストレスを軽減すること、また免疫の低下を抑えることを、動物試験および臨床試験で明らかにしたことを発表した。 ストレスや激しい運動、不規則な生活による疲労などは免疫を低下させ、それによりインフルエンザなどの感染症にかかるリスクが高くなると考えられている。乳酸菌がストレスを緩和し、免疫力も高めてくれるなら「鬼に金棒」だ。
体臭の原因とは何か? 体臭とは何だろう?体臭は、汗などの分泌物などが元となって体から発せられる臭いである。体臭の強さなどには個人差があり、また加齢に伴い独特の臭気が強くなることがあり加齢臭(かれいしゅう)と称される。なお、口腔から発せられる臭気は口臭(こうしゅう)と称される。体臭などを消すために、香水や、香(こう)などがつくられた。 体臭と言っても、その発する部位は頭から口、わきの下、足など、全身のいたるところにある。そして臭いが発生する原因や、においの強さも様々だ。 まず頭だが、頭皮の皮脂の酸化が進んだり、汗をかいて高温多湿となり細菌が繁殖することで臭いが出ることがある。髪の毛も、その構造上、においを吸着させやすくなっている。煙草を吸う人と同じ部屋にいたり、居酒屋を出た後などに髪の毛に臭いが残っていることはよくある。 次に口の臭いだが、これは口臭と呼ばれるもので、食べたものによる臭いと、
“宇宙の始まり”への挑戦 宇宙の果てはどうなっているのだろう?宇宙の始まりはどうなっていただろう?…これは現在も探求が続けられている、天文学の最大テーマの一つである。 2012年4月24日、国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡(米ハワイ島)を使った観測で、これまでで最も遠い127.2億光年先に、銀河が集まる銀河団を見つけたと発表した。約137億年前の宇宙誕生から10億年に満たない時期の「原始銀河団」の発見は、宇宙の構造が形成される過程を解明する手掛かりになった。 今回、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、137億年前のビッグバンから数億年後の“宇宙の夜明け”に誕生した、7つの銀河の姿を撮影するのに成功した。発見したのは米カリフォルニア工科大や東京大、米航空宇宙局(NASA)などの国際チームで、12月12日に発表した。 最も古いものはビッグバンから3億8千万年後にできた。7つの銀河の形成時
ビッグバン以前 「ビッグバン」とは、現在観測されている宇宙の膨張が始まった時点を指す。その時刻は今から137億年前と計算されている。 1929年、エドウィン・ハッブル(1889-1953)は、近い銀河ほどゆっくり、遠い銀河ほど早く遠ざかっており、距離とスピードは比例することをアメリカのウィルソン山天文台で発見した。宇宙は膨張していることがわかったのだ。現在から過去へ遡れば、宇宙の初期には全ての物質とエネルギーが一カ所に集まる高温度・高密度状態にあったことになる。この初期状態、またはこの状態からの爆発的膨張をビッグバンという。 最近、このビッグバン以前に宇宙があり、その痕跡を発見したという研究が発表された。発表したのは、イギリス、オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ氏とアルメニアにあるエレバン物理研究所のバヘ・グルザディアン(Vahe Gurzadyan)氏。 宇宙マイクロ波背景放射(
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