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  • 投信を高い時に買って安い時に売る人たち、「稲妻が輝く瞬間」も逃す

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 「株なんて安い時に買って、高い時に売れば簡単に儲かる」とよく言われますが、現実はそう簡単にはいかないようです。 下記のグラフは、米国の過去20年間の株式投信への資金流入と相場を表したものです。棒グラフが資金流入、折れ線グラフが S&P500 の12か月リターンです。 (ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第11版 より引用) まず、ぱっと見で山の形が似ています。 これは、相場が上がるのに合わせて投資家が株式投信を買い進め、相場が下がるのに合わせて売却しているためだと思われます。 なにが、「株なんて安い時に買って、高い時に売れば簡単に儲かる」なものですか。むしろ、まったく逆で、投資家全体としては株式投信を「高い時に買って、安い時に売っている」のです。 これでは、儲かるものも儲かりません。 次に、2008年頃をご覧ください。この深い谷……そうで

    投信を高い時に買って安い時に売る人たち、「稲妻が輝く瞬間」も逃す
  • 一挙50本のバンガードETFが取り扱い開始。何でもある、何でもあるよ!

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります バンガードが、一挙50海外ETFの新規取扱い開始を発表しました。 バンガード・インベストメンツ・ジャパン お知らせ 2015/02/09 50の米国籍バンガードETF™の新規取扱いを開始 ~ETF取扱い数は計67に~ 気になる各銘柄は以下のとおり。 グローバル・地域株式・バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS) FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス連動 経費率 年率 0.14% ・バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF(VEU) FTSEオールワールド(除く米国)インデックス連動 経費率 年率 0.15% ・バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA) FTSEディベロップド(除く北アメリカ)インデックス連動 経費率 年率 0.09% 米国株

    一挙50本のバンガードETFが取り扱い開始。何でもある、何でもあるよ!
  • 運用コスト年率0.1%以下の米国株バリューETFを含むバンガードETF(VTV、VUG、BNDX)登場

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります バンガード・インベストメンツ・ジャパンは、米国籍株式ETFの「バンガード®・米国バリューETF(VTV)」「バンガード・米国グロースETF(VUG)」、「バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)(BNDX)」が、2014年10月17日より、SBI証券、マネックス証券、楽天証券で取り扱い開始になると発表しました。 商品概要は以下のとおり。 ・バンガード・米国バリューETF(VTV) CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックス連動・Total Expense Ratio 年率0.09% ・バンガード・米国グロースETF(VUG) CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス連動・Total Expense Ratio 年率0.09% ・バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジ

    運用コスト年率0.1%以下の米国株バリューETFを含むバンガードETF(VTV、VUG、BNDX)登場
  • 伝統的4資産だけでなく、大型株と小型株・為替ヘッジありとなし・国内外REIT・ハイイールド債・コモディティなどのデータ(相関係数・リスク等)も無料で手に入るよ

    ※投信で手堅くlay-up!「ネットで入手可能な、期待リターンとリスク、相関係数データ(2014年7月)」より 私の資産配分(アセットアロケーション)はシンプルなので、これだけでもなんとかなりますが、人によっては、REITやコモディティなどもっと細かいアセットクラスのデータもほしくなると思います。 そこで、以下のサイトです。 MORNINGSTAR 相性(組み合わせ)のよいファンドを選びましょう。 (MORNINGSTAR 「相性(組み合わせ)のよいファンドを選びましょう。」より) 「相性(組み合わせ)のよいファンドを選びましょう。」は、MORNINGSTAR のあまり知られていないマイナーな機能なのですが、実はスグレモノです。上記画像のように、基準となるアセットクラスの分類を選べば、多様なアセットクラスとの相関係数・リスク・リターン等のデータが得られます。 ただし、ここでの「リターン」は

    伝統的4資産だけでなく、大型株と小型株・為替ヘッジありとなし・国内外REIT・ハイイールド債・コモディティなどのデータ(相関係数・リスク等)も無料で手に入るよ
  • 海外ETFの税金に関する資料いろいろまとめ(2014年版)

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 確定申告シーズン真っ只中です。例年、この記事になると海外ETFの税務処理についての質問メールをたくさんいただきます。 税務処理は、個々の置かれた環境によってまったく異なり一般化するのが難しいことに加え、個別の税務アドバイスは法令に抵触するおそれがあるため、一律で、「税務署・税理士等にお問い合わせください」という対応しかできません。 ただ、海外ETFの税金に関して、私が今年「個人的」に参考になるなと思った参考資料を、「自分の備忘録」としてまとめておきたいと思いますので、ご覧になるのはご自由に。 大和総研 WEBサイト 2014/02/25 税金読(10-1)外国証券投資と税金 楽天証券 WEBサイト 海外ETF > 入門講座 > 第8章 海外ETFにかかる税金 SBI証券 WEBサイト 確定申告サポート(株式/投資信託) 外国税額控除について

    海外ETFの税金に関する資料いろいろまとめ(2014年版)
  • DC(確定拠出年金)、NISA(少額投資非課税制度)、通常の口座の「税制優遇」比較

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 前回の記事「インデックス投資オタクが、ついに確定拠出年金対象者になった感想」は、今後DC年金制度に移行する予定の企業にお勤めの方が多いのか、たいへん多くの方に閲覧されました。 当初、DC年金制度について、私はブログ記事で、ざっくり「所得控除特典付きのおトクなインデックス投資環境」と書いていました。ところが、ある識者より、「掛金が所得控除されるのは自分が掛金を払った分(企業型DCではマッチング拠出分)だけですよ」というご指摘を受けました。 「ああ、そうか。世の中にはマッチング拠出する人ばかりではないんだ」と反省し、「非課税特典付きのおトクなインデックス投資環境」と修正しました。「非課税特典」なら、DC年金制度利用者なら全員、当てはまりますので。 ……とここまで読んで、「はぁ?何が問題なのかよく分からんよ」という方もいらっしゃるかもしれません。

    DC(確定拠出年金)、NISA(少額投資非課税制度)、通常の口座の「税制優遇」比較
  • 「日本株、バブル後の積み立てがプラス転換」という事実からわかること

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 日経平均株価が過去最高値だった1989年末以降に、毎月積み立て投資を続けていた場合、ついにプラス転換したそうです。 日株の積み立て投資が報われたというおめでたい話なのですが、私は、実は別のことを示唆しているのではないかと思いました。どういうことか? 【日経電子版 2013/11/25より引用】 日株、バブル後の積み立て投資がついにプラス転換 「長期でも積み立て投資でも報われなかった」と責められ続けた日株。しかし実は最近の株価上昇で、23年前のバブル崩壊以降に日株に積み立て投資した場合の評価額が、累計積立投資額に比べてプラス転換した。「株は長期」というセオリーが「復権」する兆しになるかもしれない。 【引用おわり】 まず、記事から読み取れる事実から書き記しておきます。 ・1989年末から日経平均に毎月積み立て投資したら23年でプラス転換し

    「日本株、バブル後の積み立てがプラス転換」という事実からわかること
  • 海外ETFの「iシェアーズ」3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が東証に上場へ!

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 東京証券取引所は、海外ETFのiシェアーズ3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が2013年7月17日に新規上場されると発表しました。 東京証券取引所 東証からのニュース 2013/06/14 ETFの運用残高で世界最大手の「iシェアーズ®」3銘柄が 7月17日(水)、新規上場します 具体的な銘柄は以下のとおり。 ・iシェアーズ 先進国株ETF(1581) MSCIコクサイインデックス連動・信託報酬 年率0.25% ・iシェアーズ エマージング株ETF(1582) MSCIエマージング・マーケットIMIインデックス連動・信託報酬 年率0.18% ・iシェアーズ フロンティア株ETF(1583) MSCIフロンティア・マーケット100インデックス連動・信託報酬 年率0.79% これらは海外ETF投資家にはおなじみの銘柄、TOK、IEMG、

    海外ETFの「iシェアーズ」3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が東証に上場へ!
  • SBIアセット、低コストな投資信託「EXE-i(エグゼアイ)」シリーズを発表

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります SBIアセットが低コストな投資信託「EXE-i(エグゼアイ)」シリーズを発表しました。 SBIアセットマネジメント WEBサイト 2013/03/22 【新ファンド】 「EXE-i(エグゼアイ)」特設サイトを開設いたしました。 アセットクラスは先進国株式、新興国株式、グローバル中小型株式、先進国債券、グローバルREITの5で、いずれも海外ETF投資するファンド・オブ・ファンズ形式とのこと。 投資先の海外ETFとその配分は以下のとおり。 (SBIアセットマネジメント WEBサイトより) また、気になるコストは以下のとおり。 (SBIアセットマネジメント WEBサイトより) 上記の「ファンドの信託報酬」は、EXE-i自体の信託報酬と投資先の海外ETFの信託報酬を合計した「実質コスト」のようです。かなり低コストでよいですね。 現時点の情報で個

    SBIアセット、低コストな投資信託「EXE-i(エグゼアイ)」シリーズを発表
  • 「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」が嘘だと分かる図2枚

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 今年の春に、『「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」の嘘』(その1)(その2)というシリーズ記事を書きました。 「過去のデータはリスクの推計には使えるが、期待リターンの計算には使えない」ということを、いろいろな視点から示させていただきました。今回はまた新たな視点で、それが示せればと思います。ちょうどモーニングスターに良い資料が掲載されていました。 モーニングスター アナリストの視点(ファンド) 2012/12/18 リターンに関する誤解~上昇局面の罠にはまらないようにリスクも考慮を~ この記事は、最近の相場上昇で調子に乗るなという主旨の記事ですが、私が着目したのはそこではなく、掲載されていた2枚の図です。 1枚目は、暦年の各資産のリターン(円ベース)です。 (上記モーニングスターの記事より引用・クリックで拡大) これは、各アセッ

    「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」が嘘だと分かる図2枚
  • 米国バンガードツアー報告会レポート

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先日、竹川美奈子氏による「バンガードツアー報告会」に参加しました。 第一印象は、いい意味で「やっぱりバンガードはバンガードだった!」です。 バンガードの理念や独特の組織形態については、当ブログでも何度か取り上げてきました。超低コストや巨大な資産規模については改めてここでは書きません。 <該当記事の一例> 2012/03/23 米国バンガードの超低コストの秘密 今回の報告会は、バンガードの理念を実際に確認してきていただいたように感じました。 以下、報告会の内容をピックアップします。 最前列に陣取ってしまいました…(^^; ・設立から80ヶ月連続で運用資産が流出した ・ジャーナリストによる検証の結果、パフォーマンスがよいとわかってきて底打ち、口コミも広がった ・運用資産2兆ドル、4割はアクティブ、ETFは1割、200人弱のFP ・なぜアクティブを

    米国バンガードツアー報告会レポート
  • ホアヒン旅行記(一般的な生活費情報付き)

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先日、タイのホアヒンに行ってきました。 バンコクから200キロほど南下した海沿いにある、静かなリゾートでとてもよい場所でした。 (投資とは関係ない雑談です。ご興味があるかただけご覧ください) ホアヒンという名前はあまり聞いたことがないかもしれませんが、最近人気になりつつある穴場スポットだと思います。以下、タイ国政府環境庁の気合の入ったWEBサイトより。 王室の保養地として古くから発展した優雅な気品漂うリゾート地。静かな白い砂浜と、それに沿って建ち並ぶワールドクラスのラグジュアリーホテル、さまざまな美しい意匠が凝らされた歴代王の離宮、南国の太陽に映える名門ゴルフコースの芝生、新鮮なシーフードを提供するレストラン、野生動物の観察にトレッキングと大自然を満喫できる国立公園──ここでは、都会の喧噪から離れ、ゆったりと穏やかな時間を過ごすことができます

    ホアヒン旅行記(一般的な生活費情報付き)
    taka-oh
    taka-oh 2012/09/02
    タイでの生活費
  • 【特別寄稿】 世界でいちばん割安なのはどの国?世界各国のバリュエーション表

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 世界各国の株式市場で割安なのはどこか? 通貨で割安なのはどこか? PERなど単発のデータで世界各国を比較するものはありますが、PERだけでなく、PBR、実質実効為替レート、長期金利、配当利回り、益回り、内部留保率、配当成長率といった各種指標を網羅的にまとめたデータが、読者のかたから寄せられました。 複数の指標を比較することで、より正確に現状を把握することが可能になります。 あまりに素晴らしかったので、ご人にお願いしてデータとともにその説明文を書いていただき、「特別寄稿」として掲載させていただくことにしました。 何かのご参考になさっていただければと思います。 以下、特別寄稿「世界でいちばん割安なのはどの国?世界各国のバリュエーション表」です。 世界各国のバリュエーション表 (タカちゃん作成) (クリックで拡大します) バリュエーション表の使い

    【特別寄稿】 世界でいちばん割安なのはどの国?世界各国のバリュエーション表
  • 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 先日、日興アセット・東証とのETF勉強会に行ってきました。 もともと、2年前に東証で意見交換会があり(該当記事)、日興アセットETFセンター長の今井氏がETFの説明をしたのですが、ある参加者が話の腰を折ってしまい、説明を最後まで聞けなかったということがありました。 そんなことも忘れていたのですが、何ヶ月か前の「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ@六木」で日興アセットのかたが来られていて、飲みながら話している中で、「そういえばあの時は今井さんの話を最後まで聞きたかったんですよねー」という話をしたら、「では場を設定しましょう」ということになり、今回の意見交換会が行われるということになりました。 ブロガー仲間に声をかけて、当日を迎えました。 場所は東京ミッドタウン、日興アセット社です。 東証上場の国内ETFについては、いろいろ知りたいことがあっ

    日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
  • 「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」の嘘 (その1)

    ブログでは記事中に広告情報を含む場合があります インデックス投資に詳しいかたでも誤解している場合があることのひとつに、「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」というものがあります。 何を隠そう、自分も昔はそう思っていました。 だって、自分が読んできた投資の中に、そう書いてあるものが結構あったのですから。 例えば、橘玲氏の名著「臆病者のための株入門」にも、「過去の株価データさえあれば、個別銘柄のリスクとリターンは容易に計算できる」とさらりと書かれていました(誤解のないように補足しておくと、このはその他の部分では素晴らしい名著です)。 しかし、いろいろ勉強していくうちに、リスクについては過去データからある程度推計できるが、期待リターンについては、過去データだけでなく別の理論値や投資家の判断がどうしても必要だということを知りました。 そもそも、期待リターンを求める方法に、唯一

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  • 各アセットクラスの年間収益率から見えてくるもの

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります STAMから「2011年の振り返り」というレポートが出ています。 住信アセットマネジメント コラム&レポート 2012/01/05 STAM投資なび Vol.16「2011年の振り返り~2012年の相場展開は?~」 「リスク回避で質への逃避が進んだ2011年、株式などリスク資産のパフォーマンスは総じて軟調な展開に」と総括されたレポートの中には、各アセットクラスの年間収益率の推移データがありました。 (上記レポートより引用。クリックで拡大) ■2011年の年間収益率 (1) 国内債券 1.9% (2) 先進国債券 0.2% (3) 海外REIT ▲2.0% (4) 新興国債券 ▲6.3% (5) 先進国株式 ▲8.4% (6) 国内株式 ▲17.0% (7) 新興国株式 ▲21.9% (8) 国内REIT ▲22.2% 2011年は、国内債券・

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  • 【投信業界は注目すべし】 金融審議会のモーニングスター資料が素晴らしすぎる件

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 2011年12月16日に行なわれた金融庁の第9回金融審議会「我が国金融業の中長期的な在り方に関するワーキング・グループ」の資料が公開されていますが、その中のモーニングスターの資料が素晴らしかったので取り上げさせていただきます。 金融庁 WEBサイト 第9回金融審議会「我が国金融業の中長期的な在り方に関するワーキング・グループ」議事次第 配布資料 モーニングスター「投資信託に関する現状の課題と対応」(PDF:1,503KB) 詳しくは、上記モーニングスターの配布資料をぜひご覧いただきたいと思います。 37ページありますが、ビジュアルを多用し文字が少なくシンプルにまとまっているので、5分程度ですべて見られると思います。 日投資信託に関する現状と課題が、データとともにきれいにまとめられています。 私が個人の資産運用を実践している中で、常々感じて

    【投信業界は注目すべし】 金融審議会のモーニングスター資料が素晴らしすぎる件
  • よく引き合いに出される数字や言葉を疑ってみる

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 日の個人金融資産1400兆円は過大評価で、正味466兆円との見方があるようです。 【ロイター 2011/07/01より引用】 日の個人金融資産は過大評価、正味金融資産は466兆円=「財産白書」 船井財産コンサルタンツは1日、国内で初めて、資産家・富裕層、企業・法人のオーナーに特化した財産に関する調査リポート「財産白書」を発表した。 日国民の保有する金融資産額は、日銀の資金循環勘定にある「家計資産総額」から不動産等を差し引いた1400兆円という数値がしばしば引用されるが、白書によると、これには個人事業主の事業性資金が含まれており、いわゆる個人の資産という概念から、差し引いて考えるべきとの見方を示している。 【引用おわり】 よく言われる個人金融資産1400兆円には、個人事業主の事業性資産が含まれているとの指摘は初めて聞きました。 日国債が

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  • 日興アセットマネジメントのマネージャー向け教材が泣ける

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 運用会社の日興アセットマネジメントのWEBサイトに、投信販売現場のマネージャー向けの教材が公開されています。 日興アセットマネジメント 投信上司・応援レター BOSSヨミ Vol.1 投信が来持つ極めて珍しいお客様との関係 Vol.2 為替の原理原則 Vol.3 分配金利回り≠ファンドの運用利回り Vol.4 「分配原資」という専門用語の“罪” Vol.5 株式の原理原則 Vol.6 債券の原理原則 Vol.7 REITファンドの原理原則 『投信販売現場のマネージャーである「投信上司」の方に特に知っておいていただきたい「投信の仕組みやマーケットの知識」について、4コママンガをまじえてお届けします』 との紹介のもと、上記の各テーマが分かりやすくまとめられています。 これを読んで、どうお思いになりますか? 「なるほど、勉強になる!」 と思われる

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    taka-oh
    taka-oh 2011/06/13
    内容・体裁的に新人向け資料なら分かるんだが、なぜ上司なんだ・・・。投資家向けにもいいんじゃないか
  • 年金運用から個人に役立つヒントを探そう

    2011年5月15日(日)の日経新聞朝刊13面に、「プロの年金運用 個人に役立つヒント探そう」という特集がありました。 個人投資家にとって参考になる記事でした。要点は、以下のとおり。 1. 国内外の株や債券に幅広く分散 2. 「高金利だから有利」と思い込まない 3. 資産配分比率を定期的に元に戻す 4. 基は低コストの指数連動型投信 5. 新興国への投資を大きくしすぎない いずれも、国際分散投資の基ポイントです。 もう耳にタコができるほど聞いたことかもしれませんが、大切なことなので何度でも取り上げたいと思います。 今回の日経新聞の特集では、上記基ポイントについて、結論部分が有識者のコメントでまとめられていました。 そのコメント部分を引用したいと思います。 「年金は成績が悪い時だけ国会で批判されたりするので、運用が下手なイメージがある。しかし実際には着実に資産を増やしている」 (みずほ

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