※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります 「株なんて安い時に買って、高い時に売れば簡単に儲かる」とよく言われますが、現実はそう簡単にはいかないようです。 下記のグラフは、米国の過去20年間の株式投信への資金流入と相場を表したものです。棒グラフが資金流入、折れ線グラフが S&P500 の12か月リターンです。 (ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第11版 より引用) まず、ぱっと見で山の形が似ています。 これは、相場が上がるのに合わせて投資家が株式投信を買い進め、相場が下がるのに合わせて売却しているためだと思われます。 なにが、「株なんて安い時に買って、高い時に売れば簡単に儲かる」なものですか。むしろ、まったく逆で、投資家全体としては株式投信を「高い時に買って、安い時に売っている」のです。 これでは、儲かるものも儲かりません。 次に、2008年頃をご覧ください。この深い谷……そうで
![投信を高い時に買って安い時に売る人たち、「稲妻が輝く瞬間」も逃す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92eb95211e7b46cb5e90d85e94327579824e1ecc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog-imgs-94.fc2.com%2Fr%2Fa%2Fn%2Frandomwalker%2Flego-1044891_640.jpg)