とある夫婦は長男が結婚することになり、お金もないのに長男だからと見栄を張って盛大な式を挙げ 約一千万円の借金を作った。 その借金は長男名義だったのだが、新妻がその事を知ったのは結婚した後だったと言う。 若い2人の結婚生活の悲惨なスタートである。 15年後、2人は離婚。 全額返済したのはその2年後だった。 これを書いている私はその夫婦の子である。 今家族はそれぞれバラバラに暮らしている。 父とは音信不通で、母とも不仲。 借金から始まったいびつな夫婦生活の末路。 結婚式なんて形でしかない。 その後始まる生活がもっと重要だってこと、誰だってわかりそうなもんだけどね。 残念だ。