立ちそばファンたちが大絶賛する「古くて新しい味」 2020年の1月、年明け早々に新しい立ち食いそばのお店「三丁目」が仲御徒町でオープンした。だがこの店、ちょっと変わっているのだ。 一番の売りは天ぷら3種が乗った、海鮮そば(450円)。 具材は日替わりで、この日はアナゴとエビとイカ。まずはそのボリュームに驚くのだが、変わっているのはそこではない。 ここは、カツオだしに鶏だしを合わせたツユを使っているのだ。 ひと口すすると、下町の立ち食いそばらしいしっかりした味わいながら、どこかまろみと深みを感じる。 これが鶏だしの効果なのだろう。 鶏のうまみが濃厚に感じられるというわけではないが、気持ちが和らいでいくようなおいしさがあり、それを薬味に添えられたショウガがピッと引き締めている。 この味が、立ち食いそばファンの間では「古くて新しい味」とすでに大評判なのだ。 ちょっと変わったツユながら、そばそのも