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ブックマーク / allnight.cocolog-nifty.com (3)

  • マニフェストのユーザビリティ(その2): 人机交互論

    前回はオンラインでの「マニフェストの入手」体験を評価しました。今回は「マニフェストのUI」を見ていきます。 自民党 ここでは「PDF要約版」を対象にしました。ご覧のとおり、まさしくパワポで作ったといった外観です。基コンセプトを記号化(+と-を使用)して、プレゼンテーション全体を通じて提示しています。写真や図表はほとんど使用せず、原則としてのテキストのみで構成しています。一言で言えば「広告代理店のプレゼンテーション」です。 民主党 パンフレットの印刷用版下をそのままPDF化しているようです。大きな数字が非常に目立ち、党首である鳩山さんの写真を強調しています。公約が見出しになっており、グラフや表を使ってその根拠を示そうとしています。会社の業務案内などと同様に「パラパラと流し読み」するのに適したデザインです。 公明党 なんと81ページもあります。ワープロソフトのみで作ったことが丸出しの外観で、

  • 人机交互論: 認知的ウォークスルー

    ユーザビリティを評価する方法はユーザテストだけではありません。ユーザビリティエンジニアやユーザインターフェイスデザイナの知見に基づく評価(分析的手法)も役に立ちます。その中で最も有名なのはヤコブ・ニールセン博士の『ヒューリスティック評価法』でしょう。日でもコンサルティング会社のサービスメニューには必ずヒューリスティック評価が入っていると思います。 ヒューリスティック評価ほど有名ではないのですが、実は、もう1つ強力な手法があります。それが『認知的ウォークスルー(Cognitive Walkthrough)』です。 手法の概要 そもそも「ウォークスルー」とは芝居の立ち稽古―衣装や舞台装置を使わない、普段着で台を片手にした稽古―のことです。ユーザインターフェイスを“ウォークスルー”する場合も“台(画面遷移図など)”に沿って分析していきます。その際に、ユーザの“認知”モデルの1つである「探査

    takado
    takado 2006/04/10
    ユーザビリティ評価法の一つ、認知的ウォークスルー解説
  • 人机交互論: グーグルによる説得

    新年明けましておめでとうございます。今年も『人机交互論』をよろしくお願いいたします。 さて、日はグーグルの話題です。 点字の父 ルイ・ブライユ ご存じのように、グーグルのロゴは季節に応じてちょっとした遊び心のある図柄に切り替わります。著名な人の生誕を記念した図柄もよく表示されます。これらのロゴを楽しみにしている人も多いと思います。1月4日前後にグーグルを利用した人は、以下のような画面をご覧になったと思います。 従来の多くの図柄は内容が一目瞭然でしたが、このロゴを見たときは、私は「???」でした。ロゴをポイントすると表示される代替テキストには「Happy birthday Louis Braille !」とありましたが、私はまだ「???」でした。 そこで、早速「Louis Braille」でググってみると、すぐに「The Story of Louis Braille」が見つかりました。 こ

    takado
    takado 2006/01/14
    ユーザをうまく仕向ける
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