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ブックマーク / eetimes.jp (6)

  • 可能性秘める無線センサーネットワーク、考察すべき3つのポイント | EE Times Japan

    山崎光男:ノルディックセミコンダクター、Rod Morris:Dynastream Innovations 無線通信の技術革新が進む一方で、業界標準の方式が確立していない分野がある。「ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN:Wireless Sensor Network)」だ(図1)。 WSNは、低消費電力でセンサー機能を備えた複数の「ノード」から構成されているのが一般的だ。それぞれのノードは、RFトランシーバやマイコン、小容量の電池などでコンパクトに実現されており、ワイヤレスネットワーク上の多数のノードと相互に通信する。WSNは、ホームオートメーションや工業/産業用のプロセス監視や制御に使われている。 WSNの分野では、いくつかの最新技術が競合しているが、今のところいずれの技術も決定的な地位を確立しているとは言えない。その原因は、技術的な課題にある。WSNには、消費電力や、ワイヤレスイン

  • 「コイルを使わずとも電力は送れる」、共鳴型ワイヤレス給電技術に新展開 | EE Times Japan

    「共鳴型ワイヤレス給電技術」に、新たな技術展開があった。「スパイラル・コイル」や「ヘリカル・コイル」といったコイルを使わず、比較的自由な形状の送電側/受電側デバイスを使って電力を送る手法の提案だ。ヨコオが提案しているもので、プリント基板やフレキシブル基板に、平面で任意の形状の送電側/受電側デバイスを形成できると主張する。コイルを使う場合に比べて、機器実装時の自由度を大きく高められる可能性を秘める。 伝送線路の結合を利用 送電側デバイスと受電側デバイスを共鳴現象によって強く結合させる共鳴型ワイヤレス給電技術には、既存の方式にはない特徴がある。比較的高い伝送効率で、数m程度離れた場所に電力を送れる点だ。電磁誘導を使う方式に比べて送電距離は長く、マイクロ波帯電磁波を使った方式よりも民生用途に利用することを想定した上では伝送効率が高い(市場動向や研究開発の動向をまとめた特集ページ:「ワイヤレス送電

  • 赤外線暗視おもちゃNight Vision 2.0を分解、実現手法は予想外 | EE Times Japan

    かつて冷戦時代に使われた監視技術が今や、おもちゃにも取り込まれている。極めて実用的な暗視スコープが、土曜日の朝、アニメ番組のスポンサー広告として紹介されるようになった。 今回紹介する米Jakks Pacific社の赤外線暗視スコープ「Night Vision 2.0」は、対象年齢が8歳以上のハイテクおもちゃだ。小売価格は、わずか59.99米ドルながら、真っ暗闇の中でもものが見える。 Night Vision 2.0は同社のハイテクおもちゃ「EyeClopsシリーズ」の1つで、このシリーズにはこのほか「Bionic Eye」や「Mini Projector」などがある。EyeClopsシリーズの共通点は、既存の技術をたくみに組み合わせて、子供の興味を引くようにまとめることである。例えばBionic Eyeは、複数のレンズを組み合わせた複合レンズ技術とCMOSセンサーを使う。両者を融合すること

    takado
    takado 2010/04/06
    「Night Vision 2.0の軍事用途への転用は規制されている」のくだりは誤訳。
  • IEEEが特許プールを設立へ、2009年の試験運用は通信関連技術に焦点 ― EE Times Japan

    米IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:電気電子技術者協会)の業界標準策定組織である「IEEE Standards Association」と米Dolby Laboratories社の完全子会社で特許ライセンス・プログラムの管理業務を手掛ける米Via Licensing社は、特許プールを共同で設立するという内容の2年契約を締結した。当初対象とする特許は、IEEE Standard Associationが定める通信規格に関するものであるという。この試験運用の結果が良ければ、IEEE標準規格の市場投入促進に向けて、こうした特許プールを複数設立したい考えである(参考リンク:IEEEの英文発表資料)。 今回の協業によって、約950もの標準規格を発表し、現在約400の標準規格の策定を進める、エレクトロニクス関連の巨大な規格

  • ノキア社が携帯電話機の未来を予測、利用シーンに合わせて機能や形状が変化(1/2) ― EE Times Japan

    フィランドNokia(ノキア)社が2004年に発表したスマートホンのコンセプト・デザインは、タッチ・スクリーンを全面に配しており、今振り返ると米Apple社が2007年に発売した「iPhone」に酷似している。 2008年の今、Nokia社はこの未来予測に再度取り組んだ。2012年の携帯電話機を予測し、「morph(変形型)」のコンセプト・デザインを発表したのである。もし今回のコンセプト・デザインが2004年のものと同様にやがて現実になるとすれば、未来の携帯電話機は、透過性や変形性、適応性を備えたものになるだろう。 英国ケンブリッジに拠点を置く同社のResearch Center Laboratoryでディレクタと所長を務めるTapani Ryhanen氏は、MEMS Industry Group(MIG)が2008年11月5日~7日に開催した「MEMS Executive Con

  • 「Googleを超える」、科学/工学分野の研究に向けたセマンティック検索ツールが登場 ― EE Times Japan

    Googleを超える」、科学/工学分野の研究に向けたセマンティック検索ツールが登場(2008/10/31) オランダElsevier社は、専門的なリサーチを対象とするセマンティック(語義)検索ツール「illumin8」を開発した。このillumin8は、問い合わせ(クエリー)の「意味」を判別できるという。無料で利用可能なサーチ・エンジンである「Google」は、ユーザーがクエリーとして入力した語句をキーワードとして含むウェブ・ページを見つけ出すだけだが、illumin8は、あらかじめ定義した50万語の技術用語を収録したシソーラス(類語辞典)を使って、クエリーに記述された語句の意味を判別することが可能だ(illumin8のホームページ)。 Elsevier社でillumin8のプロダクト・マネジャーを務めるJoe Buzzanga氏は、「当社は以前から、キーワード検索にはまだ改善の余地

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