ゴールデンウィークを挟んで、mineoが通信の最適化問題で「炎上」しています。これまでファンを中心に「なぜかススメたくなる」MVNOとして口コミで拡大してきたmineoが、大きくつまづく形となりました。 一方で、その「最適化」の中身はMVNO各社を悩ませる動画トラフィック対策となっており、mineoだけにとどまらない問題という印象です。 増え続ける動画対策としての「トラフィック最適化」 5月7日にはmineo責任者の上田晃穂氏が謝罪し、技術的な説明が公式ブログに投稿されました。 この中で注目したいのが、HTTPS通信も対象にできるというトラフィック制御技術です。HTTPS通信は暗号化されており、その中身を見ることは(企業が社内で導入するSSLプロキシなどを除いて)通信事業者でさえ不可能です。