※画像は武雄市図書館公式サイトのスクリーンショット 佐賀県武雄市のいわゆる 「ツタヤ図書館」 が、今も全国的な議論を煽っている。 図書館の業務を民間委託することにより、大幅な増収を目指すこの試み。館内に喫茶チェーン店やソフトレンタル店が入るなど、ある種の「近代化」を図書館にもたらした。だが、問題も多数噴出している。 その最大のものは、 「鍋島資料問題」 だ。 ■目的に邁進する鍋島家の「家風」 現代の佐賀県にあたる地域は、かつて鍋島家が統治。 佐賀鍋島藩の藩祖である 鍋島直茂 は、戦国期に力を失った龍造寺家に代わり領国の頂点に立った。この鍋島家は、 目的のためならいかなる手段を行使しても必ずやり遂げる性格 。家の発展のために主君格龍造寺家を放伐し、また関ヶ原の合戦においても巧みな二枚舌を使って戦後の領国安堵にこぎつける。 19世紀、徳川幕藩体制においてもその性格は変わらなかった。 1808年
今回は、前回約束した、6月に見学した九州図書館見学ツアーと、7月2日に開催された「菅谷明子さん×猪谷千香さんクロストーク」についてお話しします。 色々な人が視察に行き、色々な角度で発表もされていますが、ツアーに参加した皆さんの一致した意見は、「来て見てよかった!」でした。 この二つの図書館は、ことごとく比較されるべく、ことごとく対比状態にある図書館でした。 まず、一番大きな違いは図書館の設立にあります。 「図書館はそもそも誰のためにあるのか?」伊万里市民図書館は、設計段階から、「伊万里をつくり市民とともにそだつ市民の図書館」を旗しるしに、建築施工主、図書館、市民のトライアングルで、多くのプロセスの中で育てられていきました。ボランティア団体が「ミシンをかける部屋が欲しい。アイロンをかけるためにはコンセントがいっぱい必要」と訴えれば、それが実現した図書館なのです。 人口5万7千人の伊万里市に、
今日コンビニで市民の方から「どういうまちを目指すのか?」と聞かれました。 3月議会でも「未来に続くまちをつくる」「自分のまちの未来は自分たちでつくる」「対話のまちづくり」といったことを話しましたし、この考えは今も変わりませんが、まちの未来像について、この場でさらに補足しておこうと思います。 「健やかに豊かに暮らす」。 まだ言葉はこなれていないし、もっといい言葉が見つかる気もしますが、今はこういったことを思い描いています。 まず、「豊か」という言葉。これは物の充実ではなく質の充実という意味。すなわち、モノの消費よりも「生活をいかに楽しむか」ということを指します。消費ではしょせん東京には勝てない。消費社会から暮らしそのものの向上へ、ということです。 それは、例えば、地域で作ったモノ(野菜など)を域内で回すことであり、域内で経済を回すことであり、地の力をつなげて活かすことであり、生活の中に自然や
平成26年3月18日 文 化 審 議 会 答 申 国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び解除 について 詳しくは、別添の資料「Ⅰ.答申内容」、「Ⅱ.解説」、「Ⅲ.参考」を御覧ください。 文化審議会(会長 宮田 み や た 亮 りょう 平 へい )は、3月18日(火)に開催された同審議会において、 1件の美術工芸品を国宝に、50件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて、ま た、1件の重要文化財の指定を解除することについて、文部科学大臣に答申しましたので、 お知らせします。 Ⅰ.答申内容 1.国宝(美術工芸品)の指定 <考古資料の部> (重要文化財を国宝に 1件) ① 土偶 一箇 ど ぐ う こ 2.重要文化財(美術工芸品)の指定 <絵画の部> (重要美術品を重要文化財に 1件) 狩野宗秀筆 かのうそうしゅうひつ ① 紙本金地著色四季花鳥図 一双 し ほ ん き ん じ ち ゃ く
TUTAYAとスターバックスのある図書館で来館者が3倍増するなど、全国の注目を集め、視察が相次ぐ佐賀県武雄市。「度肝抜かれました。やはり市長のリーダーシップがすごかったです」-城陽市議会福祉文教常任委員会(熊崎雅章委員長)の熊崎委員長と園崎弘道副委員長はこのほど、市役所内で熱い視察報告を行なった。 視察が行なわれたのは1月22日から24日まで3日間。武雄市のほか岡山県岡山市、福岡県春日市の3市を訪れた。 武雄市は昭和29年4月に1町6村の合併で誕生。平成18年3月には2町と合併し、人口5万人の市に。現在2期目の樋渡啓祐市長が、全国に先駆けた先進的な取り組みを展開。ひとつは図書館。「老若男女が集えて、本に親しむ機会を増やす」との目標を掲げ、民間企業カルチャー・コンビニエンス・クラブを指定管理者に。 平成25年4月にリニューアルオープンした。年間35日の休みはなくなり、365日朝9時から
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