中国当局の船の活動が活発化している沖縄県の尖閣諸島の沖合で、9日午前、中国当局の船2隻が相次いで日本の領海に侵入しました。3日連続で領海に侵入したのは平成24年12月以来で、海上保安庁が警戒と監視を強めています。 このうち1隻は午前9時半現在、航行を続けていて、海上保安庁が領海から出るよう警告を続けています。 中国当局の船が尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入するのは7日から3日連続で平成24年12月以来です。 この2隻を含めた合わせて13隻の中国当局の船が午前9時半現在、領海とそのすぐ外側にある接続水域を航行していて、周辺の海域では、多数の中国の漁船も確認されているということです。 尖閣諸島の沖合では今月5日に中国海警局の船が漁船と同時に領海に侵入したのが初めて確認されるなど、中国当局の船の活動が活発化していて、海上保安庁が警戒と監視を強めています。