千葉大医学部の学生らによる集団強姦(ごうかん)致傷事件で、逮捕された学生らは事件後の10月、普段通り授業に出席していたとみられることが、同大学に通う学生の証言で分かった。研修医が逮捕される事態となり「人を救う立場の人がなぜ」と、学内では動揺が広がっている。 千葉大は6日、同大で記者会見。中谷晴昭筆頭理事は4人の処分について、内部に設置した懲戒委員会で「(判決など)司法の判断を待ってから検討したい」とした上で、退学や免職も含め厳しい態度で臨むことを明らかにした。 同大によると、新たに準強制わいせつ容疑で逮捕された研修医の藤坂悠司容疑者(30)は、一昨年に石川県の金沢医科大学を卒業。今年の4月から千葉大病院で研修医として勤務していた。 集団強姦致傷容疑で逮捕された同大医学部5年、吉元将也(23)、山田兼輔(23)、増田峰登(みねと)(23)の3容疑者とは「研修を通じて知り合ったのではないか」(