NSA-Vol.8 No.08007 論文 2008 年 3 月 26 日 プロジェクト管理におけるメトリクスについて 俵 宏利 (株式会社ミクロスソフトウェア 北海道支社) E-mail:tawara@sap.micros.co.jp 要 旨: メトリクスとは、プロジェクトを色々な視点から定量的に計測・評価したもので ある。プロジェクトを管理する上で特に重要なのが、期間、工数、生産性、開発量、品質 の 5 つのメトリクスであり、 これらはプロジェクトを運営していく中で蓄積されるもので、 データとして一貫性がなければ有効に機能しない。 本論文では、著者が過去 3 年間に計測してきたメトリクスを元に、プロジェクト見積も りへの活用と、iNetWorker(工数集計・管理ツール)で集計した工数メトリクスを利用し たプロジェクト収束予測、人員配置管理について論ずる。 キーワード:メトリク
日科技連とSQiPの取り組み 1980年、日科技連では、日本におけるソフトウェア製品の品質向上と効果的開発の方法論の確立を目指して、「ソフトウェア生産管理研究委員会」(SPC, Software Production Control)を設置しました。 以来、「TQMとソフトウェア工学の結婚」を標榜し、日本的品質管理をソフトウェア生産に適用するための調査・研究・普及を行ってまいりました。 2007年に、この活動が「ソフトウェア品質に関する活動」であると分かりやすくすることと、ソフトウェア技術職という専門的職業の矜持を大事にしたいという思いから、SQiP(Software Quality Profession)に改称しました。 1980年の設立当初は、メインフレーマーで培われたソフトウェア品質技術・施策を議論する場でしたが、現在はソフトウェア産業に関わるすべての方々が議論できる場になっています
「ソフトウェア品質のホンネ」連載中! SQiPポータルサイトでは、SQiP委員のソフトウェア品質へのその想いをコラム的に綴る 「ソフトウェア品質のホンネ」のコーナーを好評連載中です。 肩肘張らずに気軽にお読みいただける内容を掲載していきますので、お仕事の合間などに是非ご覧ください! ※本コーナーに対するご意見、ご感想がありましたら、sqip@juse.or.jpまでお寄せください。 ■はじめに 一般に、プロセス改善などの組織的な改善活動の効果を定量的かつタイムリーに計測評価して、それを関係者間で共に実感していくことは、この種活動の普及と継続のために極めて重要と言えましょう。期待効果を定量的に計測し評価するのためには、そのための評価尺度(以下、メトリクスと略称)を定義することが必要になりますが、当を得たメトリクスの基本セットを改善推進部門で予め定義しておき、後日の追加はできるだけ少なく
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