大きな会社で働いていると、当然だが優秀な人と、そうとも言えない人とも一緒に仕事をする。その境目は曖昧なのだけれども、どんなプロダクトを担当してもヒットさせてしまう人と、そうでない人がいる。 なにが違うのか。見ている先が違う。視野の広さが違う。ヒットを連発するスラッガーは、表面的な事象に振り回されずに、本質を見ようとする。ユーザー目線を持ちながらも、ただユーザーに媚びるだけのようなマーケティングはしない。 この記事では、僕が一緒に仕事をしてきた人の考え方を参考に、打率を上げるためのマーケティングの考え方を9つに分けて紹介する。 1. ユーザーから考えろ 商品設計は、ユーザーから始まる。はじめから競合を見ると、つまらない商品が出来上がる。「あれは商品Aはこう、商品Bはこう、だからAとBからここを変えれば良いのでは?」のような競合ありきの商品設計をしてはいけない。 優秀なプロダクトマネジャーはユ