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ブックマーク / note.com/mehori (5)

  • 結果的に内部の情報が筒抜けになる|ほりまさたけ

    神戸大学、医学研究科感染症内科教授の岩田健太郎氏が横浜で停泊中のダイヤモンド・プリンセス号に乗り込み、検疫の実態を報告した動画が日中に、そして世界中に広がっています。 とりあえず、この行動が正しいか正しくないかという判断に保留ボタンを押して、事態の流れを追ってみると、これは「情報の不十分な状況に動画が一つ投稿されることで、内部の人が手の内を明かさざるを得なくなる」事例として、とても興味深いなと思いました。 まず発端となったのはすでに広くシェアされているこの動画です。 (2/20、7時頃削除されました。それについては最後に追記) 前提として、ダイヤモンド・プリンセス号において発病者が増えているという背景と、2/19には最初の陰性と判断された乗客が下船する前日というタイミングだったというものがあります。 現場のみなさんはとても努力していると思いますが、情報の空隙として、どうしてこれだけ管理さ

    結果的に内部の情報が筒抜けになる|ほりまさたけ
  • ツイッターが大学を風刺するアカウントの所有権を大学側に提供するという事件|ほりまさたけ

    小さな事件ではあるのですが、意味するところが大きいので頭の中で警報がなりました。 ニューヨーク州立大学(略称 SUNY)ジェネセオ校の学生が、大学のソーシャルメディア対応などを風刺する目的でアカウントを作って運用していたところ、ある日アカウントにログインできなくなったのだそうです。 ここまででしたら、報告されてアカウントが BAN されたのだろうかで済むのですが、なんとそのアカウントの所有権が大学側に移管されていたというのですから驚くわけです。 この大学はニューヨークというので華やかな街を連想してしまいますが、ニューヨーク州立大学グループの一つで、どちらかというとカナダ国境に近い田舎町に存在します。 ここに在学しているアイザイア・ケリー氏は、寮の暖房が丸一日停止したり、図書館がアスベスト問題で閉館したりといったトラブルを茶化す目的で @SUNYGenseeo というアカウントを作ってつぶや

    ツイッターが大学を風刺するアカウントの所有権を大学側に提供するという事件|ほりまさたけ
  • トランプ大統領とイラン外相とのツイートが緊張緩和につながった可能性について|ほりまさたけ

    敵とは話したくない。でも紛争がエスカレートして全面戦争になる可能性があるときほど、迅速に、直接、誤解がないように文章で対話する必要が生じるのは少し皮肉なものです。 先日はトランプ大統領のツイッターの使い方が、ツイッター自身にも制御できない巨大すぎる政治力をもって暴走している話を紹介しましたが、今回は逆で、ひょっとするとイランとアメリカとの緊張を緩和するのにツイッターが役立ったかもしれないという話題です。 Wiredのこの記事を書いたGarrett M. Graff氏は冷戦時代についても書いた専門家で、さすがの詳細な解説で緊張にある二国間における通信について紹介しています。 たとえばキューバ危機の際にはモスクワからアメリカに3000ワード弱の文書を送るのに12時間もかかり、逆に在米ソビエト大使館がモスクワに文書を送る際には自転車のメッセンジャーに頼らないといけないなど、頼りない連絡手段しか

    トランプ大統領とイラン外相とのツイートが緊張緩和につながった可能性について|ほりまさたけ
  • 「軍事攻撃する」と脅迫してもトランプ大統領のアカウントが凍結されない理由|ほりまさたけ

    トランプ大統領の命令によってイランのソレイマニ司令官が暗殺されたことで、中東情勢が不安なことになっています。トランプ大統領はツイッターでイランに対して繰り返し「報復には報復しかえす」と脅迫を繰り返しており、事態は収まる気配がありません。 こうした、危害を及ぼす脅迫はツイッターの利用ポリシーで明確に禁じられていて、このポリシーに従って大統領のアカウント(正確にはトランプ氏の個人アカウント)を凍結するべきだという声も根強くあります。 それでも、これまでにツイッターは大統領のツイートを削除したり、アカウントに制限を加えたことはありません。これについてここ数年のツイッター社のポリシー運用を振り返っておくのは有益です。 もともと、就任直後からトランプ大統領の嘘の発言(ファクトチェックされたものだけでもこれまでに5000回を超える)、メキシコや移民に対する暴言などといったものが問題となり、大統領のアカ

    「軍事攻撃する」と脅迫してもトランプ大統領のアカウントが凍結されない理由|ほりまさたけ
    takamatumoto7
    takamatumoto7 2020/01/07
    議会への通告は正当な手順でやるべきでTwitterがそこまで利用されるならアカウント削除した方がいい
  • note時代のブログの位置づけについて|ほりまさたけ

    年末は30日と31日の2日を使って、Lifehacking.jp のブログテーマを変更していました。その作業が一通り終わったので、今度は2500ほどある記事の厳選に入ります。 歴史的な意味合いが強い記事については残すつもりですが、すでに存在しないアプリのいまでは意味のないテクニックについての記事などは、基的に非公開にしていこうかと思っています。 こうしたことを始めたのも、2019年のあいだずっと気になっていたnoteとブログの役割の切り分けという問題があるからです。 フローとストックの置き場所をゆるやかに変えてゆくこれはあくまで自分のように2005年頃からの10-15年分のコンテンツを抱えていて、いまもアクティブに発信をしているひとの場合に当てはまる悩みだと思うのですが、2018年にも書いた「どこに書けばいいのか問題」としてのフロー vs ストックの話題がいまも着地していないわけです。

    note時代のブログの位置づけについて|ほりまさたけ
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