ライトオピニオン誌「m9(エムキュー)」で連載します 発行元は晋遊舎。 同社は『嫌韓流』や「スレッド」のイメージが強いだけに、ぼく自身、声をかけていただいたときにはちょっと意外な気がしました。 ただ、本誌に「ライトオピニオン誌」と銘打ってあるのは「右派的意見雑誌」という意味ではなく(笑)、「小説に対するライトノベル」と同じ意味での「ライト」であり、多くの若い人に届きにくくなっている論壇的言説ではなく、というニュアンスをこめている——そんな話を編集の方からお聞きしました。また、右と左の垣根を越えている、という立場についても企画書で拝見しました。 政治の言葉が硬直していること、そして漫画をはじめとするサブカルチャーのなかに欲望にみちた言葉があること——その両者を統一できないだろうか、サブカルチャーを泳ぐのと同じような気持ちで政治が語れないか、というのはぼくの年来の課題であり、「オタクコミュニス