内沼晋太郎『本の逆襲』(朝日出版社,2013)は、きわめて刺激的な本だ。 本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉) 作者: 内沼晋太郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2013/12/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (29件) を見る 新しい「本屋」への試みを、ブックコーディネーターとして、下北沢で、B&Bという本屋を実際に経営しながら、毎日イベントを開催するという、出版業と本を峻別する著者の提案の書であり、「本屋開業」記録である。 と同時に、「これからの本について考えるために」と題された、第三章がまさしく<本の逆襲法>そのものであった。 本の定義を拡張して考える 読者の都合を優先して考える 本をハードウエアとソフトウエアに分けて考える 本の最適なインターフェイスについて考える 本の単位について考える 本とインターネットについて考える 本の国境につ
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