ブックマーク / satetsuginokikakuha.hatenablog.com (6)

  • 「DEATH NOTE」最終回直前と「武装錬金」最終巻にみる、少年向けビルドゥングスロマンの現在 - さて次の企画は

    とにもかくにも、ぶっ通しで忙しいままにトラブルシューティングをしているので、和月伸宏論を書けないままにきてしまっている。たださすがに今週のジャンプを見ると、当初考えていた俺のDEATH NOTEの第二部最終回予想とかなり重なっていたので、ここはメモ書きでも一発、書かなきゃいけない。ちょっと覚え書きで少年向けビルドゥングスロマンの現在に関する私論をちょっと書いてみる。 以前も書いたが、教養小説=ビルドゥングスロマンの条件をざっくり書くと以下のようになる。 教養小説=ビルドゥングスロマンの定義 未熟な人間が冒険を経た上で、大人へと成長していく過程を描く。 そのストーリー中で主人公が体験・獲得するのは以下のものである。 (1)父親の超克 父親が成し遂げられなかった偉業を達成する。父親は必ずしも実父である必要はなく、「師匠」である場合もあれば、「父の世代が倒せなかった悪」としての「魔王」である場合

    「DEATH NOTE」最終回直前と「武装錬金」最終巻にみる、少年向けビルドゥングスロマンの現在 - さて次の企画は
  • 「バーバレラ」のリメイクが、ドリュー・バリモアたちにもたらす救済とは? - さて次の企画は

    【大体、書き終えた】 昨日は伊藤計劃さんの『ハーモニー』英訳版がフィリップ・K・ディック賞へノミネートされたというニュースにSF業界のタイムラインが沸いたのですが、なぜかそこから 「そういえば『ハーモニー』の百合姫でのコミカライズは進んだの?」 (中略) 「SF作家の性的妄想の中核には『バーバレラ』ってあるよね」 みたいに話題が転がっていく。我ながらなんて中学生みたいなんだと思いつつもWikipediaを検索してみたら、 『バーバレラ』のリメイク権は、ドリュー・バリモアが持っていて、ロバート・ロドリゲスがもうすでに動いている という記述をみて、もう目が点に成るぐらいびっくりしてしまいまいした。 ……と書いても、若い人にはなんのことやらわからないだろうから、説明を。 バーバレラ - Wikipedia バーバレラ [DVD] 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン発売日: 2006/04

    「バーバレラ」のリメイクが、ドリュー・バリモアたちにもたらす救済とは? - さて次の企画は
  • <span style="font-size:large;">小説「WORLD WAR Z」は、全方位的にエンタメ要素が詰まった必読の傑作!</span> - さて次の企画は

    薦められた「WORLD WAR Z」(文芸春秋社刊)を読みました! もうメチャクチャ面白い。ホラーとかSFとかの枠組みを超えて、オールレンジに面白い。 WORLD WAR Z 作者: マックス・ブルックス,浜野アキオ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04/10メディア: ペーパーバック購入: 21人 クリック: 1,012回この商品を含むブログ (62件) を見る ダン・シモンズの「ハイペリオン」なんかもSFをすべて凝縮したような面白さがあるがそれに近い。オールジャンルエンターテインメントといっても過言ではない。 「WORLD WAR Z」、直訳するなら「Z世界大戦」だが、「Z」とは「ゾンビ」のこと。すなわち「ゾンビ世界大戦」というタイトルだ。 −−と書くと、ゾンビ映画or小説はジャンルとして確定しているだけに、 「えーゾンビホラーか、別に読まなくてもな……」 と思って、この

    <span style="font-size:large;">小説「WORLD WAR Z」は、全方位的にエンタメ要素が詰まった必読の傑作!</span> - さて次の企画は
  • ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は? - さて次の企画は

    GW期間中に映画を見に行こうと思っていたのだけれども、ティム・バートンの『アリス〜』を見ただけで終わってしまう。いつものティム・バートンらしからぬ捻りのない話で,割と予定調和で終わってしまうので今ひとつ映画を見終えたという満足感に欠けたかな? そう言う意味では、内田樹が褒めていた『プレシャス』を見た方が良かったかも。内田はこの映画を指して下記のように述べている。 これまで作られたすべてのハリウッド映画は、ジョン・フォードからウディ・アレンまで、『私を野球に連れてって』から『十三日の金曜日』まで、質的に「女性嫌悪(misogyny)」映画だった。女性の登場人物たちは男たちの世界にトラブルの種を持ち込み、そのホモソーシャルな秩序を乱し、「罰」として男たちの世界から厄介払いされた(「悪い女」は殺され、「良い女」は一人の男の占有物になる)。女たちにはそういう話型を通じて父権制秩序を補完し強化する

    ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は? - さて次の企画は
  • さて次の企画は - 次世代の少年モノのストーリー展開の解題

    以前、70〜80年代的なD.T.ストーリーに関して、このサイト《Yahoo!¥¸¥ª¥·¥Æ¥£¡¼¥º》と言うの参考にして、それを90年代以降のポストモダンに対応したD.Tストーリーへと書き換えたいなぁと思ってた。 http://www.geocities.jp/wakusei2nd/gineiden.html でも代替案を出さないと……と思っていたら、今日、「鋼の錬金術師 12巻」を見ていて急にわかったので、備忘録としてまとめておく。 ちょっと抜け落ちている部分が凄く多いので、コレをベースに同人誌の原稿を書く予定。 抜けているのはしょうがないんだよ、死ぬほど忙しいんだから! 《70年代〜80年代的D.T.ストーリー:SWとガンダムと銀英伝》 ●まず延々と歴史設定を語るOPや第一章 ●市民革命や平等を求めた戦争が、争いごとの発端。 ●主人公が先天的な天才で童貞 ●有能・美人な女性の積極的

    さて次の企画は - 次世代の少年モノのストーリー展開の解題
    takanorikido
    takanorikido 2008/10/01
    むちゃくちゃコードギアスを予見してるように見えるので、昔読んだのを探し出して再ブクマ。
  • 2007-10-30

    【時間がないのでとりあえずアップするけど、後で結構描き直す】 ようやく四話を見て面白くなってきた「HEROES/ヒーローズ」。けれども「HEROES/ヒーローズ」って非常にアメリカ的な物語であるので、なかなか日で売っていくのは難しいだろうなぁと思う。「HEROES/ヒーローズ」は、「911以後のアメリカを再統合するドラマ」という部分が強い。だから日人の感覚からすると分からない部分が多すぎるのがネックになりそうな気がする。 現在の日でのプロモとしては、ヒロ・マシオカが登場していることで、「アメリカで大活躍の日俳優」的な捉え方をされている。だから日向けみたいな感じでも見られているけれども、それだけに注視しているとHeroesの持っている構造はとても見えにくいのかもしれない。 「HEROES/ヒーローズ」にはアメリカ人の心情を読み解く解説書が必要だと思う。 最初に感じたのは不死身のチア

    2007-10-30
    takanorikido
    takanorikido 2007/10/30
    面白い。Heroesは見てないけど。24はちょっと見てる。
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