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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (11)

  • だから言わんこっちゃない - Apeman’s diary

    よりにもよってシベリア抑留という被害体験に関わる資料を登録申請し認められたまさにその時に、南京大虐殺関連の資料の記憶遺産登録で政府が公式にクレームつける(与党のウヨ議員が噴きあがるならともかく)という厚かましさには、さすがに呆れ果てますね。外務省は登録された文書について具体的に反論する準備があるんでしょうか? さて、つい先日こんなツイートをしたのですが。 そしたら早速コレですよ! 『「南京事件」の探求 その実像をもとめて』をまともなリテラシーの持ち主が読めば、そこに書いてあるのが「否定論産業に参入してウヨ論壇デビューしてみようと思ったけど、さすがに研究者としての良心があるんでこれが限界っす」という呻吟でしかないことは明白なのに。まあ、著者はその後完全に研究者としての良心を捨て去りましたけどね。『正論』10月号の「日中戦争中国が仕掛けた侵略戦争だ」という噴飯物の特集に「日が「侵略」を認め

    だから言わんこっちゃない - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2015/10/11
    普段から「教科書読め」的な指摘をされるわけだから、ちゃんとした本を紹介すれば良いのでは?ただ、周りが修正主義に親和的な言説ばかりだと、手遅れなような気もするけど。。。
  • こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary

    JBPress 2015.9.14 「米国が裏で糸を引いていた南京大虐殺という捏造」 内容的にはこれっぽっちも新味のない否定論の断片をアドホックにかき集めただけのクソ駄文ですが、問題はその書き手です。第7師団長を経て最終的に西部方面総監にまでなっています。田母神閣下を筆頭とする歴史修正主義者の(元)自衛隊制服組幹部というのが決して例外的な事例ではなく、自衛隊という組織には昇進レースにおいて歴史修正主義者を排除する意思か能力のいずれか/双方が欠けていることは明白でしょう。日の近現代史に関する歴史修正主義者というのは、必然的にレイシストであり、また wishful thinking を平気でやらかす輩ですが、これらはいずれも軍隊という組織を一層危険な存在にする資質です。 それにしても、このクソ駄文、歴史修正主義的である以前に“金もらって文章書く”資格を疑わせる代物です。 歴史は、虹を見るよう

    こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2015/09/15
    表に出すだけ出していけば良い。でもって、自衛隊OBこそが、内側からの批判をしていかなければ結局、「ああ、やっぱりね」の組織のままだろう。
  • 極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary

    自民党の「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」委員会と称する事実上の「ジャパンディスカウント」特命委員会の様子が佐藤正久公式ブログで紹介されてます。 http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11986431344.html ある意味、「ぜひ最後までやり通してほしい」と思います。レイシズム丸出しの発想ですから。日の極右の実態をアメリカ人に理解してもらういい機会になるでしょう。

    極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2015/02/08
    ほら、「国民政府を対手とせず」といった事例があったじゃないですか。アレなんて参考にならないんですかねぇ。
  • 「修正」しないことが歴史修正主義になることもある - Apeman’s diary

    歴史修正主義」に代わる適切な用語を提案してそれを定着させるべく努力してくれるというのなら実に結構なはなしなんですが、まあ日でこの用語にケチをつけるやつの9割9分9厘はろくでもないやつです。「歴史修正主義」のパラダイム的な指示対象としてはホロコースト否定論があり、そこからのアナロジーによりこの用語の有効な使用法について有効なコンセンサスを得ることは容易だ……という事実を無視することによってのみ可能になるケチだからです。 さて、もう半月以上前のニュースですが。 朝日新聞DIGITAL 2014年4月15日 「(世界発2014)豪の英雄、100年後の真実 第1次大戦の1等兵「素顔」明るみに」 豪州で最も英雄視されている「ロバを連れたシンプソン」の伝説が揺れている。第1次世界大戦の激戦地トルコのガリポリ半島で戦死した1等兵をめぐる素顔が、最近の歴史研究で徐々に明らかにされているためだ。今年で開

    「修正」しないことが歴史修正主義になることもある - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2014/05/05
    大学のゼミでディシプリンの基本的な姿勢をたたき込まれるべきだと思うんだよなぁ。いわゆる「修正主義」の話って天文学者に占星術師が難癖付けるようなもんなんだもの。
  • 「河野談話さえ葬り去れば大勝利」脳の恐怖 - Apeman’s diary

    河野談話発表に至るまでの日政府による調査が不十分なものでしかなかったことは、私などもかねてから指摘してきたことです(例えばこれ)。そしてその後の研究者や市民団体による調査は河野談話の根拠を揺るがすどころか、より確かなものとしてきました。 したがって、いくら当時の聞き取り調査にケチをつけたところで河野談話をひっくり返せるわけではありませんし、維新の無責任な煽りに乗っかって安倍内閣が河野談話見直しを示唆するようなことでもあれば、深刻な「外交敗戦」が訪れるでしょう。「もういっそそこまで行った方がいいのじゃないか?」と思わないでもありませんが。 さらに、河野談話の根拠を問い直そうとするならば、第一次安倍内閣がついた嘘が改めて問題になる可能性もあります。当時日政府が集めた資料の中にはバタビア臨時軍法会議の記録が含まれていたにもかかわらず、「同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍

    「河野談話さえ葬り去れば大勝利」脳の恐怖 - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2014/02/22
    ここで調査する専門家に東中野だとか八木だとか百地だとか専門とはおよそ関係がない人間が起用されビックリするような結論が出たらどうするんだろうと思わなくもない。
  • (放送予定)NNNドキュメント「反骨のドキュメンタリスト - Apeman’s diary

    大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃」 2014年1月12日 24:50〜(13日0:50〜) 日テレビ系列 NNNドキュメント 「反骨のドキュメンタリスト 大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃」 2013年1月、大島渚監督が逝った。「大島渚は不器用で、反国家むきだしにして体を張って闘っていた」そんな大島の魂がこめられたドキュメンタリーが、日テレビに遺されている。『忘れられた皇軍』(1963年放送) 日軍属として戦傷を負い、戦後、韓国籍となった旧日軍の兵士たち。片腕と両眼を失った白衣の傷痍軍人が何の補償も受けられぬまま、街頭で募金を集める…大島は一体何を訴えようとしたのか?当時の制作スタッフや・小山明子の証言からひもとき、テレビ映画2つのフィールドで活躍する是枝裕和監督や同時代を生きたジャーナリスト田原総一朗と共に考える。50年を経た今、大島の映像は少しも古びることなく、見る者

    (放送予定)NNNドキュメント「反骨のドキュメンタリスト - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2013/12/26
    録画忘れずに。
  • 「ダブルスタンダード」の破綻 - Apeman’s diary

    いま現在河野談話をめぐって日で起こっているのは、保守政権下で出され・その後の(一時期を除いて)保守政権下でも「踏襲」することが明言されてきた官房長官談話が保守系野党によって一斉攻撃され、保守派の内閣からも公然と同調する閣僚が現れている……という、はっきり言って異様な事態である。これが例えば1993年の細川談話への攻撃であれば、賛否はともかくとして筋道はすっきりしている。当時自民党は野党だったし、文言の面でもそれ以前・以後の首相談話よりは踏み込んだものになっているのだから。しかし保守派が河野談話を攻撃するというのであれば、当然「ではいままでずっと踏襲してきたのはなんだったのだ?」と問われることになる。 このような事態は、戦争責任問題に関する保守派の「ダブルスタンダード」(吉田裕)の矛盾がいよいよ取り繕いようのない地点に到達していることを意味している、と考えるべきであろう。 吉田裕(『日

    「ダブルスタンダード」の破綻 - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2012/08/28
    彼らの態度をみていると、アジア・太平洋戦争であそこまで追い込まれないと降伏できなかったのがよく分かる。この件は行くところまで行き着いて墓を暴かれるまで追い込まれなきゃダメなんじゃないか?なんて思ったり
  • 言論ゾンビを跋扈させるマスメディア(追記あり) - Apeman’s diary

    数日前にブクマをつけていた「「たかじんのそこまで言って委員会」の南京事件検証動画が秀逸すぎる。 | ねとうよ速報」の件。敗訴確定以来引き合いに出されることもめっきり減った―― CiNii の論文検索でヒットするのも2008年10月号の『WiLL』に掲載されたものが最後だ――東中野修道も、新規参入者には「秀逸」に見えてしまうらしい。「証拠写真が〜!」という論法は面と向かっての状況であれば一番論破が簡単なんですけどね。目の前に手持ちの文献、資料集を積み上げて「さあ、一体どれだけの写真が“証拠”として使われてますか?」と問えば、相手は黙り込むしかないから。でも、マスメディアが歴史修正主義へと積極的に加担している状況では、言論ゾンビが次から次へと現れてくるのは避けがたいです。今晩の「TVタックル」でも予告に「尖閣めぐる中国の動き&河村発言&南京事件は!?」なんて文字が踊っていて、一体どれほど酷い扱

    言論ゾンビを跋扈させるマスメディア(追記あり) - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2012/03/12
    自分の周りの印象論だけど、マスメディア関係者ってどうも不勉強な気がするんだよな…。オセロ中島の占い師をとやかく言う前にスピリチュアルを持ち上げたメディア自身を反省できないわけだしね。
  • アパグループ第4回「真の近現代史観」懸賞論文、受賞作決定 - Apeman’s diary

    ロムえもんさんのツイートで受賞作決定を知る。 http://www.apa.co.jp/book_ronbun/vol4/index.html 今回から優秀賞(社会人部門、学生部門)もPDFで公開されるようになったのですが、サー中松義郎博士の「日は負けてない」は第1回の最優秀賞受賞作にも匹敵する、あるいはそれを凌駕するほどの高出力です。まあ元空自のトップのケースとは違ってこの人の場合はネタとして笑ってすますという誘惑にもかられるのですが、その元空自のトップや国会議員、右派論壇人がこれに「優秀賞」を与えるという役割を引き受けている、という事実は笑いごとではすまないでしょう。日の原爆開発についてはちょうど先日、ジョン・ダワーが書いた論文(『昭和 戦争と平和の日』所収)を読んだところなのですが、“昭和天皇が原爆開発を止めさせた”という伝説を唱える人びとがいることは初めて知りました。ちょっと

    アパグループ第4回「真の近現代史観」懸賞論文、受賞作決定 - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2011/11/03
    デンパを書けば300万か…。誘惑に駆られて、ネタ書いてくるヒトが来年あたり出てくるんじゃないか?
  • 野田新首相は自らの主張に従うか? - Apeman’s diary

    今年の8月15日には「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」という主張を維持していると発言していた野田新首相は、代表選勝利後の記者会見では「私は政府の立場なので(政府の)答弁書を踏まえて対応したい」と語った、とされています(時事の記事)。これは予想された対応です。吉田裕は1950年代の日で、戦争責任問題に関する「ダブルスタンダード」が成立したと指摘しています。 (……)対外的には講和条約の第一一条で東京裁判の判決を受諾するという形で必要最小限度の戦争責任を認めることによってアメリカの同盟者としての地位を獲得する、しかし、国内においては戦争責任の問題を事実上、否定する、あるいは不問に付す、というように、対外的な姿勢と国内的な取り扱いを意識的にせよ無意識的にせよ、使い分けるような問題の処理の仕方がそれである。 (『日人の戦争観』、岩波現代文庫、91ページ) 冷戦の終結に代表されるような国際環境の変

    野田新首相は自らの主張に従うか? - Apeman’s diary
  • 古森義久氏の自爆芸 - Apeman’s diary

    JBpress 2010.08.25 「日の謝罪外交を米国人学者が「不毛」と指摘」 どうせ都合のいいところだけつまみいしているに決まっているので、ジェニファー・リンド氏の論文にあたってみました。 https://www.foreignaffairs.com/articles/japan/2009-05-01/perils-apology こちら↑で Jennifer Lind, "The Perils of Apology: What Japan Shouldn't Learn from Germany", Foreign Affairs, Vol. 88, No. 3 (May/June 2009) を閲覧することができます。また、ほぼ同じ主旨のコラムが朝日新聞グローブですでに紹介されています。 一読して明らかなように、リンド氏が日政府による謝罪を不毛 counterproduct

    古森義久氏の自爆芸 - Apeman’s diary
    takashi1982
    takashi1982 2010/08/27
    内容に関しては同意/まさにメディアリテラシーの典型例か
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