takashi19861223のブックマーク (17)

  • 『ニューヨーク・スケッチブック』 - 花とウォーキングシューズ

    ニューヨーク・スケッチブック (河出文庫) 作者:ピート・ハミル 河出書房新社 Amazon どなたかが年末に紹介されていた『ニューヨーク・スケッチブック』。 いつか読みたいと思っていたです。 ちょっとブログ更新おくたびれ気味なので読んでます。 一編一編、とても短いのですが、濃密に心に迫ってきます。 どうも好き嫌いが激しくて、物の感じ方とか文体に抵抗がある小説は、最初の方を読んだだけで投げ出してしまうのですが、これはゆっくり味わうことが出来そう。 だいたい表紙の写真が良いじゃないですか。 ひび割れた階段や壁の古いアパートの冷たい踊り場で、美しく着飾ればはっとするようにもなるだろう金髪の女性が、安手の服を着て、独りなんか読んでます。 孤独の似合う街ニューヨークなんでしょうね。 ちょっと体のラインも崩れてきてしまっている女性の、都会での必死の生活。 自分の弱さと強さが交互に問われる日常にあ

    『ニューヨーク・スケッチブック』 - 花とウォーキングシューズ
    takashi19861223
    takashi19861223 2024/01/11
    ご無沙汰しています。ピート・ハミルいいですよね。私も本書を読みましたし、今ちょうど『ブルックリン物語』を読んでいた所です。彼の父への果たせなかった愛を感じます。自伝『ドリンキングライフ』もおすすめ。
  • 自分のことを書く= - 君は世界に一人だけ

    図書館で借りたを読んでいたら、ちょっとショックなことが書かれてあった。 自分のことを書くのは全部、自慢。そのことがわからない人は、一生わからない。 じ、自慢。 言われてみれば、たしかにそうと言えるかもしれない。だけど「わからない人は、一生わからない」なんて脅されると、どうあってもわからなきゃならない気がしてくる。わからない側にならぬよう、戒めとするためにノートに書きつけた。 この種の言葉は、あとからじわじわ効いてくる。しばらくして、落ちこんだ。 ブログに、わたしは自分のことしか書いていない。 自分以外のことなんて、誰にも読まれないスーパーGTだけ。残りはぜんぶ自分語り。考えれば考えるほど下品で、鈍感のきわみみたいに思えてくる。 自分語りに対する葛藤が生まれるたび、「ただのブログなんだし」と最後には割り切ってきた。でも「自分語りは下品である」的な文章を読むと、何度でも落ちこむ。落ちこんで、

    自分のことを書く= - 君は世界に一人だけ
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    takashi19861223 2023/07/10
    他人のこと、社会のことよりも、自分について書く方がよっぽど健全です。晩年、永井荷風は自分の作品を読み返すことに耽っていたそうです。そうして、自分の人生を追体験していた。ブログと同じではないでしょうか。
  • アマゾンレビューの言論統制 - jun-jun1965の日記

    「土偶を読むを読む」のレビューに、こんな一節があった。 「最初に書いたレビューが、元ネタのについて批判的だったのが理由かどうかはわかりませんが削除されました。。他の人が書いたこのに対する高評価のレビューも、やはり元ネタのの間違いを指摘したもので一度非表示になり内容を変えて再投稿されたものがありました。 どうもレポートボタン(報告ボタン)を押されているようです。 ので、内容をソフトに変えて再投稿いたしました。」 どうやら何かを批判的に記述したレビューを批判するという方針をアマゾンがとり始めたらしいが、それは言論統制でしかあるまい。実にふざけたひどいものが放置されているのに、こういうまじめな批判は削除するというのがアマゾンの方針なのであろうか。

    アマゾンレビューの言論統制 - jun-jun1965の日記
  • 知識と経験 - BOOKMAN

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    takashi19861223 2023/05/02
    執筆における経験と知識はアルファでありオメガである。
  • 素晴らしい 山野草図鑑 - 花とウォーキングシューズ

    私の住んでいるところは住宅地の真ん中です。 それぞれ庭先が整い、様々な園芸種の花を遠目にも楽しむことができます。 そのためつい華やかな花の写真を撮ることが多くなります。 しかし線路際やアスファルトの隙間、駐車場の脇、まだ残っているわずかな空き地などに目を転じてみると、もちろんそこにも名前のわからない地味な花がたくさん咲いているのです。 例えばこういうの。 当にたくさん生えているのです。 菊のような色をしていますが、申し訳程度にしか花びららしきものが付いていません。 下のようなワタをつけて種を飛ばすようです。 調べたらどうやらノボロギクという名です。 明治初期にヨーロッパから渡来した帰化植物とか。 もっと詳しく、できれば他の植物のことも知りたくなりました。 そこでいろいろ当たった挙句、図書館で山野草図鑑を借りました。 大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS

    素晴らしい 山野草図鑑 - 花とウォーキングシューズ
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    takashi19861223 2023/03/25
    「夕時のビルを見上ぐや花明り」花明りの措辞がいいですね。
  • 正月に、飲んで包丁を研ぐ - ことばを食する

    面白い小説は、例外なく脇役が魅力的です。悪者であれ善人であれ、主役を生かすのは脇役ですから、彼らがくっきり描かれているほど、その対比で主役が際立ちます。 題名を忘れてしまったのですが、北方謙三さんの時代小説にちょい役で出てくる研師がいます。 偏屈な老人で、気が向かない仕事は一切受けない貧乏暮らし。しかし、研師としての感性がざわめく刀に出会うと、人が変わります。 三日三晩、い物は塩握りと水だけで刀を研ぎ続けます。何人もの血を吸った刃の曇りを、ひたすら研ぐことで清めようとするのです。これ以上人を斬って曇るな、と。 ところが、刃先を清め、鋭利な輝きを与えるほど、そこに新しい血を求める妖しい気配が宿ってしまう。... あけましておめでとうございます。 正月2日、夕方から台所で立ち飲みしながら、包丁を研ぎました。酔っ払っても集中力を求められる微妙な作業ですが、集中力の方が勝っていて、しかしちびちび

    正月に、飲んで包丁を研ぐ - ことばを食する
  • 作り手たちのカオスな日常 〜「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人 - ことばを食する

    おそらく10分に1回くらいは、にんまり頷いていました。30分に1回くらいは、笑い声をあげていたかもしれません。 たまたま、知人と時間待ちをしていたとき。文庫を開くわたしの不審な笑いを、知人に聞きとがめられました。 「どうしたんだ?」 いや、それがさあ..と、面白い部分の概略を話し、わたしは「ここ、ここ」とオチの数行を指し示しました。文庫を受け取った知人。1、2分ほどページと睨めっこして、一言。 「面白さが分からない」 がくっ。でも、何に面白さを感じるかは人それぞれですからね。 「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」(二宮敦人、新潮文庫)は、特にその傾向が強い1冊なのかも...と思ったのでした。人がを選ぶように、の方も人を選ぶ。 そしてこのに選ばれたことの幸不幸と、社会人としての幸不幸は、まったく連動しません。 4年間にわたって東京芸大のさまざまな学生たちに話を聴き、彼ら

    作り手たちのカオスな日常 〜「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人 - ことばを食する
    takashi19861223
    takashi19861223 2022/12/11
    「倅を絵描きにするな」という言葉はありますが、「倅をピアニストにするな」という言葉は聞きません。絵画と音楽に階級の違いはあるのでしょうか。ともかく、この本を読んで勉強しますね。
  • 肺気胸、入院、医療ミス。 - 眠眠カフェイン

    新しい会社に入るドタバタで、しれっと連続投稿日数がストップしてしまいました。 失敗や痛みは人生につきもの。 また、気持ちも新たにやっていく所存です。 ということで、今日は”痛み”についてのお話。 僕自身が選ぶお気に入り投稿「やつあたり骨折、痛杉内俊哉 」に続く小怪我シリーズ第2弾です。病名はズバリ肺気胸。通称「イケメン病」と呼ばれ、やせ形の男性に多く起こる病気にかかったのです。 症状発生(優しく頑固な母) 応急処置~ナゾの機械を装着 いろいろ地獄の入院生活 ポンコツ医療ミス発覚 そして退院へ 結論 症状発生(優しく頑固な母) 僕がまだ大学生だったある日の夜。実家のリビングでイチロー(マリナーズ時代)のニュース映像を見ていた時にそれは起こりました。突然、後ろからクマに乗っかられたような感覚。呼吸が苦しくなり、どんどん前傾姿勢になっていきます。 肺気胸は肺に穴が開く病気ですから、肺がある側(体

    肺気胸、入院、医療ミス。 - 眠眠カフェイン
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    takashi19861223 2022/12/06
    文中の詩が面白いんだよなあ。
  • ふと目にした北鎌倉、祈りの光景 - ことばを食する

    雨の鎌倉を訪ねたのは1年前でした。 名古屋、東京にそれぞれ用事があって高速バス、新幹線を使って回りました。用事といっても仕事ではなかったので、余裕を持った3泊4日。2泊した東京では美術館巡りを1日、もう1日は小雨の中、30数年ぶりに鎌倉へ。 北鎌倉で電車を降り、お寺を参拝しながら鶴岡八幡宮を通るルートで鎌倉駅まで歩きました。のんびり、気が向いたらスマホで写真など撮りながら。 かなりの人は同じだと思いますが、撮影した写真はGoogleフォトで整理しています。このアプリ、親切と言うか、おせっかいと評すべきか、スマホを開くと「1年前の思い出を振り返りましょう❤️」みたいな感じで、昔の写真を引っ張り出してきては私に提案します。 「もう1年かあー」と遠い目になったりして、まあ、それなりに楽しんではいるのですが。 さてGoogleフォトくん、北鎌倉のとあるお寺で撮ったこんな写真を思い出させてくれました

    ふと目にした北鎌倉、祈りの光景 - ことばを食する
  • 科学から空想へ - BOOKMAN

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    takashi19861223 2022/11/01
    ブログのネタが尽きてきたから、小説に挑戦だ!
  • ひと鉢のバラとことしの秋 - ことばを食する

    「今年の秋に剪定したものを頂戴!」 Kがわたしの投稿にコメントしたのは、昨年の初夏のころでした。Kもわたしもけっこう昔からのフェイスブックユーザーで旧友。前年の秋に剪定したツルバラの枝を、挿木して育てた我が家の写真を見て、Kが書き込んだのでした。 わたしは切った不要な枝からいのちが伸びる姿がうれしく、「芽が出ました」「大きな鉢に植え替えた」と、いちいちスマホで撮影してフェイスブックに投稿していた時期でした。 次の剪定時期に切った枝を挿木するから1年(2022年まで)お待ちを....と、Kのコメントに返信しました。 Kは小中学校の同級生。高校は別々になっても、しばしばうちに遊びにきて語り合う仲でした。当時のわたしは「飯よりが好き」だったのに対し、Kはフォークギターをかき鳴らすシンガー気取りの高校生。 テレビやコンサートで井上陽水、吉田拓郎らが若者の音楽シーンを席巻していた時代で、Kのお気に

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  • ウイスキーの楽しみ方 -  紬とウィスキー                                                                                                                                  ウイスキーブログ&着物生地のブログ

    私のような素人にでも、ウイスキーを飲んできた年数が長いと、『ウイスキーの楽しみ方について?』こんな質問を受ける時があります。 たいていの場合、自分がおいしい、うまいと思うウイスキーを、お酒が飲みたいと思うときに飲まばいいんですよ。 そう答えることにしています。 最近見つけた、ウイスキーサイト『WHISKEEN』さんにも、参考になる記事が載っていますので、リンクを貼らせていただきます。 【これでもう迷わない】コスパの良いウイスキー厳選20銘柄を紹介 - Whiskeen(ウイスキーン) whiskey-spirits.jp 私の場合は、ウイスキーを飲むケースは、次のようなパターンが考えられます。 ケース1 事時に飲む場合 前とか後とか関係なしに、気軽に飲めるウイスキーが一番いいと思っています。価格で言うと1,000円前後から、数千円程度のものまで。 銘柄で言えば、 ・ティーチャーズ ・グレ

    ウイスキーの楽しみ方 -  紬とウィスキー                                                                                                                                  ウイスキーブログ&着物生地のブログ
  • 「グレート・ギャツビー」を読んだ - だらだら駄文

    takashi19861223
    takashi19861223 2022/10/10
    「僕達は絶えず後ろを振り向きながら、前へ前へと漕いでゆく」。良い表現だと思うんだけどなあ。
  • 一語多義の豊かさについて愚考する 〜「源氏物語」瀬戸内寂聴訳その9(番外編) - ことばを食する

    書庫であり、書斎であり、アトリエでもあり、見方を変えれば整理不可能なあきれた物置、そして夜毎独り呑みの空間である6畳の部屋。そこにある机上、および手が届く範囲には常時4、50冊のが積まれているか並んでいます。未読のいわゆる<積読>がある一方、何らかの理由で昔のを書架の奥から探し出し、ものぐさで元に戻さないままになっているのも結構あります。 そんな<出戻り>が手元に積み重なる原因の一つは、今読んでいる作品から連想が弾けて、「確か...」と以前に読んだけれど記憶が曖昧なを再び開きたくなるためです。 この1年半、途切れ途切れに「源氏物語」を読み進めながら、源氏について書かれた<出戻り>や新しい関連が、手の届く範囲で一角を占めるまでになりました。 面白いのは<出戻り>でありながら、拾い読みして刺さる一節に遭遇すると(かつて読んだはずなのに全く記憶に残っていない)、そもそもの発端であ

    一語多義の豊かさについて愚考する 〜「源氏物語」瀬戸内寂聴訳その9(番外編) - ことばを食する
  • 質素な中の 限りない豊かさ 〜「土を喰う日々」水上勉 - ことばを食する

    よく行く書店に映画テレビドラマの原作になった、あるいは近々公開予定の映画の原作を集めたコーナーがあります。眺めて「なるほど」とか「へえー、これを映像化?」とか。もちろん「どんな小説なんだろう」と、想像が広がる未読作が圧倒的に多いのも楽しい。 先日、そこで目にしたのが「土を喰う日々ーわが精進十二ヵ月」(水上勉、新潮文庫)でした。2022年秋に「土を喰らう十二ヵ月」として劇場公開予定。ちょっと意表をつかれました。そして、わたしは未読の水上作品。 2004年に死去した直木賞作家、水上勉を知る人は今どれほどいるのか。例えば村上春樹さん原作でアカデミー賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」に比べれば、原作者の知名度で劇場に人を呼ぶことは難しいでしょう。 それでもお金を費やして映画化するからには、原作に対するプロデューサーか監督か、あるいは他のだれかの強い思い入れがあるからです。それほどの思いを抱かせる

    質素な中の 限りない豊かさ 〜「土を喰う日々」水上勉 - ことばを食する
  • 不思議な夢と昼飲みの話 -  紬とウィスキー                                                                                                                                  ウイスキーブログ&着物生地のブログ

    昨日は、不思議な夢を見ました。ブログで文書に写真を貼ったものがどうやっても表示されず、途方に暮れている夢です。 誰に聞いても原因がわからない、という状況のなかで目が覚めました。 なんでこんな夢を見たかというと、久しぶりに過去記事を見て写真が表示されていないのを見つけたからかも知れません。 すぐに写真を貼り替えましたが、ライブドアブログのアドレスになっている写真もまだ結構あり、その写真は順次消えていくのかもしれませんね。 すでに前のライブドアブログは削除してしまったので、ブログ間の行き場のない写真が、幽霊のように私のブログに残っているから表示されているので、成仏した写真から消えていってしまうのかもしれません。 さて、前置きはこのくらいにして、昨日は出勤前に保谷駅前のヤマモモの木をじっくり観察しました。ムクドリの鳴き声が聞こえますが、姿が見えません。 よく目を凝らして見ると、いました!左側の真

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    takashi19861223
    takashi19861223 2022/06/29
    私も本坊酒造とマルスウイスキーのファンです。TwinAlpsがもっとも好きですが、岩井もスモーキーかつ辛口の味わいに舌を巻きました。酒屋にあまり出回らないので、酒造のオンラインショップで購入を検討しています。
  • ドヤ街に歌えば 1 - BOOKMAN

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