ブックマーク / www.cinra.net (21)

  • 『セクシー田中さん』問題から考える、映像化のトラブルと作家の権利を代弁する「出版エージェント」の必要性 | CINRA

    『砂時計』や『セクシー田中さん』などで知られる漫画家・芦原妃名子さんが、1月29日に遺体で発見された。生前、『セクシー田中さん』の実写ドラマ制作をめぐりトラブルが起きていたことが明らかになっており、原作者が亡くなってしまうという事態に、悲しみの声が広がっている。 『キャラクターとは何か』や『戦争はいかに「マンガ」を変えるか:アメリカンコミックスの変貌』などの著者で、漫画業界の事情に詳しいフリーライターの小田切博氏が、この問題が浮きぼりにした漫画などの映像化の現状、そして出版エージェントの必要性について綴る。 2024年1月29日、漫画家の芦原妃名子氏が遺体で発見されたことが報じられた。 亡くなる直前、芦原氏はXや自身のブログでベリーダンスをモチーフにした最新作『セクシー田中さん』(小学館刊)の実写ドラマについて、最終2話の脚を自ら執筆した経緯を説明する声明を発表していた。それ以前にドラマ

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  • 最上もがヌード展を語る。アートかエロか?議論自体がナンセンス | CINRA

    「ヌード」をテーマとした作品のみに焦点を当てた国際巡回展『ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより』が、横浜美術館で開催されている。 日初公開となるロダンの大理石彫刻『接吻』をはじめ、テートのコレクションによってたどる、西洋美術における裸体表現の歴史。絵画、彫刻、版画、写真など、134作品からなる展を、かつては自身も美術系の学校に通っていたという最上もがは、果たしてどう見るのだろうか。横浜美術館の学芸員・長谷川珠緒の案内のもとで鑑賞したのち、その感想と思うところを尋ねた。 みんな、新しい表現方法を生み出したいというか、多分だんだん飽きてくると思うんです。(最上) —今回の展示をひと通りご覧になって、最上さんは、どんな感想を持ちましたか? 最上:すべてが理解できたわけではないですけど、テーマがヌードで共通している分、それぞれの時代によってどういう作品が好まれたのか、まったく違った

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  • スティーヴ・ライヒの来日公演『Tehillim』、BSプレミアムで4月放送 | CINRA

    スティーヴ・ライヒの来日公演『Tehillim』の模様が、4月14日にNHK BSプレミアムでテレビ放送される。 3月1日と2日に自身の80歳を記念するコンサートを東京・初台の東京オペラシティ コンサートホールで行なったスティーヴ・ライヒ。同公演にはライヒに加えColin Currie Group、Synergy Vocalsが出演し、日初演となる作品“Tehillim”をはじめ、“Clapping Music”“Mallet Quartet”“Quartet”を披露した。 今回収録されたのは、3月2日公演の様子。平日早朝に放送されているクラシック音楽番組『クラシック倶楽部』内で放送される。なお「Tehillim」はヘブライ語で詩篇を意味し、ライヒの作品“Tehillim”は『旧約聖書』の「詩篇」から選ばれたテキストに対応して構成されている。

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  • 音楽から流行語が生まれないのはなぜ? 気鋭の文学ロック歌詞対談 | CINRA

    アニメ『ハイキュー!!』のオープニングソングを手掛けることでも知られる3ピースバンド・BURNOUT SYNDROMESが、1stフルアルバム『檸檬』をリリースした。フォークからクラシックまでも飲み込んだ自由自在かつハイエナジーなサウンドはもちろんだが、「青春文學ロックバンド」という肩書きがつくほどの訴求力を持った、ボーカル・熊谷和海が綴る歌詞もまた、彼らの魅力のひとつ。 そして、熊谷の文学青年っぷりが如何なく発揮されたミニアルバム『文學少女』以来、バンドのプロデュースを務めているのが、元スーパーカーのギタリストであり、作詞家のいしわたり淳治だ。スーパーカーの詞で時代を射抜き、バンド解散後も現在に続くまでプロデューサー / 作詞家として、日音楽シーンの土台を作り続けてきたいしわたり。彼にとって、熊谷和海という新世代文學ロック青年は、どのように映ったのだろう。今回は、この二人の新旧・文學

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  • 一夫多妻制アイドル清 竜人25はなぜ互いを愛し続けられるのか? | CINRA

    一夫多制という前代未聞のコンセプトで、圧倒的なオリジナリティーを生み出し続けている清 竜人25が、結成以来2度目の夏を迎えるにあたり、ニューシングル『アバンチュールしようよ♡』をリリースする。これまでの多幸感を振りまくスタイルから一転、刺激的なテーマで過去最高に夫人たちの「女の顔」を引き出した今作は、安全志向な世の中をものともしない欲望むき出しの表現が痛快だ。 4月に行なわれた中野サンプラザでのワンマンライブも見事ソールドアウトさせ、この夏もフェスやイベントに続々と出演が決定するなど、中毒者が増え続けるパフォーマンスに対しても、「ただ愛を育んでるだけ」と語る彼ら。絶対的センター兼プロデューサーの清 竜人、第1夫人の清 咲乃、第3夫人の清 亜美の三人が、実に自然体でインタビューに応えてくれた。 うちのグループには「切磋琢磨」みたいな言葉がまったくないんですよ。(竜人) ―中野サンプラザでの

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  • GLAY・HISASHIが語る、CDバブルが弾けた音楽業界に何を思う? | CINRA

    1994年にメジャーデビューして以降、日における歴代CDアルバム売り上げ枚数第3位の記録を持ち、ライブの動員数などにおいても記録を樹立してきたロックバンド、GLAY。デビュー20周年イヤ―となった一昨年から昨年にかけては、10年ぶりの東京ドーム公演を含むライブを決行し、もはや不動と言ってもいい人気を誇るバンドである。そして2016年、アニバーサリーを終えた彼らが心機一転、再び動き出そうとしている。 1月27日、メンバー四人がそれぞれ手がけた全4曲を1枚に収録した、ニューシングル『G4・IV』をリリースする。そこでCINRAは、作の1曲目“彼女はゾンビ”を作詞作曲したHISASHIに注目。GLAYらしからぬ軽妙なタッチとポップな打ち込みサウンドが斬新なこの曲。古今東西さまざまなゾンビ映画のタイトルが登場するなど、歌詞の面でも遊び心に溢れたこの曲を作り上げたHISASHIの目には、一体何が

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  • 砂原良徳×山口一郎 捨て身でシーンを変えた電気グルーヴを語る | CINRA

    2016.01.05 Tue Sponsored by 『DENKI GROOVE THE MOVIE? ―石野卓球とピエール瀧―』 サカナクション・山口一郎と砂原良徳。世代は違えど通じ合うところの多い二人の、初の対談が実現した。ただいま公開中の電気グルーヴ初のドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? ―石野卓球とピエール瀧―』にも登場している二人。砂原良徳はかつてのメンバーとして、そして山口一郎は自分の思春期に決定的な影響を与えた存在として、電気グルーヴのことを語っている。 対談で山口は、サカナクションのフロントマンとして「今の時代の電気グルーヴになりたい」と話した。テクノをメインカルチャーに持ち込み、日音楽シーンを変えた電気グルーヴがもたらした功績とは何だったのか? 彼らの足跡、石野卓球とピエール瀧の素顔、そして音楽シーンの未来について、改めて二人に語

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  • シュワがゾンビ化していく娘を前に苦悩、主演映画『マギー』 | CINRA

    映画『マギー』が2月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 同作は、感染するとゾンビ化する壊死性ウイルスが爆発的に流行している近未来のアメリカが舞台。ウイルスに感染してゾンビ化していく16歳のマギーを前に、父のウェイドが苦悩する様や家族愛が描かれる。 血の繋がらない娘であるマギーをそばに置こうと、隔離命令のために現れた警察を追い返すウェイド役を演じるのは、同作のプロデューサーも務めるアーノルド・シュワルツェネッガー。実母を数年前に亡くしたマギーを『ゾンビランド』などのアビゲイル・ブレスリンが演じる。メガホンを取ったのはドラマ『ウォーキング・デッド』のメインタイトルのディレクターなどを務め、同作が長編初監督作となるヘンリー・ホブソン。 シュワルツェネッガーは同作について「アクション映画なら世界を救うことも出来るが、『マギー』では、ゾンビ化していく娘に対して、何も

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  • 大沢伸一が語る仕事論「プロであることにこだわる時代ではない」 | CINRA

    あなたは現在の大沢伸一に対してどんな印象を持っているだろうか? 1990年代から2000年代において、MONDO GROSSO、ソロアーティストとして活躍したほか、bird、UA、Charaといったディーヴァたちのプロデュースで一時代を築いたことは、多くの人が知るところだろう。一方近年はというと、アーティスト活動やプロデュース、DJの他に、数多くの大企業のCM音楽を手掛けたり、アナログレコードに特化したMUSIC BARをプロデュースしたり、ダンスミュージックに新たな概念をもたらす『SOFA DISCO』というイベントをオーガナイズしたりと、実に多角的な活動を展開中。はたして、大沢は今の時代とどのように向き合い、こうした活動へとシフトしていったのか? 現在の音楽家のあり方のひとつの提案として、ぜひ彼の現在地を知っていただきたい。 この10年ぐらい、日音楽シーンは不毛時代に入ってたと思う

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  • 肉だらけの予告編が公開、ステーキ世界一を決める旅のドキュメンタリー | CINRA

    10月17日から東京・YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川、大阪大阪ステーションシティシネマほか全国で順次公開される映画『ステーキ・レボリューション』から予告編と場面写真が公開された。 同作は、2003年にフランスの週刊誌『レクスプレス』が主催した覆面調査で「パリで最高の精肉店」に選ばれた店のオーナーであるイヴ=マリ・ル=ブルドネックとフランク・リビエレ監督が、「世界最高のステーキ」を求めて繰り広げた2年間の旅の様子を追ったドキュメンタリー。世界20か国の200軒を超えるステーキハウスを巡ってべ歩く様が捉えられている。 予告編と場面写真では、数々のステーキが登場しているほか、スペイン、イタリア、フランス、スウェーデン、ブラジル、アメリカ、カナダ、イギリス、日などのステーキハウスのシェフたちが調理を行う様や、材へのこだわりを語る様子、各国のステーキをべる

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  • 小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA

    デビュー20周年の節目を迎えた小島麻由美が誰も予想していなかった驚きの共演アルバム『With Boom Pam』を発表した。共演相手はイスラエル出身、地中海のサーフロックバンド・Boom Pam。ギリシャやユダヤやアラブのルーツミュージックを元に、サーフギターとベース代わりのチューバをフィーチャーし、日でもワールドミュージックのファンやベリーダンサーを中心に人気を誇る4人組。これまでに2度来日を果たし、昨年の『フジロック』には初のイスラエルバンドとして出演している。以前から中東音楽やサーフロックなどエキゾチックな音楽を消化してきた小島ならではの冴えた縁組みだ。 今回、Boom Pamの手によって生まれ変わった小島の代表曲は10曲。日とイスラエル、アジアの東端と西端で活躍する2組は、まだ1度も会っていないにも関わらず、国境や言葉を超えた音楽ケミストリーが驚くほどバッチリ作用している。遠く

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  • ORIGINAL LOVEが語る「今の状況は渋谷系の頃と似てると思う」 | CINRA

    ここ数年のインディーシーンにおけるポップスのブームを牽引してきたceroが新しいフェイズを示した素晴らしい新作を発表し、彼らの作った磁場ともリンクしつつ、よりオーバーグラウンドを目指すShiggy Jr.がメジャーデビューを果たすその中間で、ORIGINAL LOVEの新作『ラヴァーマン』がリリースされるということには、とても意味があるように思う。1960~70年代のソウルなど、ブラックミュージックをベースにしつつ、ときにはワールドミュージックを大胆に取り込むなど、折衷的なサウンドを展開しながら、あくまでポップスを追求してきたORIGINAL LOVEは、まさに上記2バンドの大先輩にあたる存在。そして、彼らが示しているのは、アーティスト性を重視するのではなく、楽曲そのものの構造的な面白さこそを重視しようという、時代の移り変わりである。 『ラヴァーマン』の最大のトピックは、1994年発表の名

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  • スガシカオが語る、事務所からの独立とメジャー復帰の真意 | CINRA

    2011年に所属事務所からの独立を発表し、インディペンデントでの活動を展開したスガシカオ。誰もがその名を知る日を代表するシンガーソングライターの英断は大きな話題を呼び、音楽業界のドラスティックな変化を再認識せずにはいられなかった。その後、スガはビクターのSPEEDSTAR RECORDSから熱心なラブコールを受け、メジャー復帰を決意。今年5月にシングル『アストライド/LIFE』で、2度目のメジャーデビューを飾っている。もちろん、そこに浮かれた様子などあるわけもなく、いまも彼は自身の活動を自らコントロールし、レーベルとの最良の関係を構築中である。 そんなスガシカオが、11月から始まるツアー『Next Round Tour 2014』に先駆けて、新曲“モノラルセカイ”を配信リリースする。この曲はツアーのパンフレットにCDで付属されるとのことで、こういったメディアの使い分けも、やはりインディペ

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  • 実在の天才数学者A・チューリングの数奇な人生描く映画、主演はB・カンバーバッチ | CINRA

    ベネディクト・カンバーバッチの主演映画『The Imitation Game(原題)』が、2015年3月から東京・日比谷のTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開される。 コンピューターの概念を創造し、人工知能の有無を判定するテスト「チューリングテスト」や仮想の計算機「チューリングマシン」などで知られる実在の天才数学者アラン・チューリングを主人公にした同作。第二次世界大戦時に解読不能と言われたドイツ軍による15京9000兆通りの暗号「エニグマ」を解読し、イギリス軍を勝利に導いたチューリングの数奇な人生を描く。 テレビドラマ『SHERLOCK』や映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などへの出演で知られるカンバーバッチがチューリングを演じるほか、キャストにはキーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロングらが名を連ねている。監督は、映画『ヘッドハンター』のモルテン・ティルドゥム

    実在の天才数学者A・チューリングの数奇な人生描く映画、主演はB・カンバーバッチ | CINRA
  • 山口冨士夫を追う映画『皆殺しのバラード』、老いや病魔の中で活動し続けた晩年を映す | CINRA

    山口冨士夫を追ったドキュメンタリー映画『山口冨士夫/皆殺しのバラード』が、8月9日から東京・新宿のシネマート新宿で公開される。 1960年代にグループサウンズのバンド「ザ・ダイナマイツ」のギタリストとして活躍し、1970年代に結成した村八分で日におけるロックの礎を築いた山口冨士夫。村八分解散後は、裸のラリーズやTEARDROPSといったバンドやソロで活動し、昨年8月に他界した。 山口の晩年を追った同作は、老いや病魔と闘いながらライブ活動を続ける姿を手持ちカメラ1台で撮影したライブドキュメンタリー作品。撮影・監督を、BOREDOMSのライブに密着した『77BOADRUM』や、bloodthirsty butchersのドキュメンタリー『kocorono』といった作品で知られる川口潤が手掛けた。なお、同作は東京で1週間のレイトショーとして公開された後、大阪・十三の大阪第七藝術劇場や愛知・名古

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  • 音楽は人間より遥かに賢い ジョン・フルシアンテ インタビュー | CINRA

    言わずと知れた元RED HOT CHILI PEPPERSのギタリストであり、ソロでは多作家としても知られ、現代の音楽シーンにおける数少ないカリスマとも言うべきアーティスト、ジョン・フルシアンテ。2009年末のバンド脱退後は、インディペンデントな活動姿勢を貫き、音楽性に関してはエレクトロニックミュージックに急接近。最新作『ENCLOSURE』についてジョンは、「過去5年間における音楽での目標をすべて達成した作品」と語っている。そこで今回はソロのキャリアを改めて振り返り、彼がなぜこれほどまでに多くの人に愛されているのかを考えると共に、意味深なアートワークが施された『ENCLOSURE』という作品が彼にとってどんな意味を持つ作品なのかを、人の発言を引用しながら紐解いていく。熱心なファンの方はもちろん、「レッチリ以降のジョンはよくわからない……」という人にも、ぜひ彼の現在地を知ってもらいたい。

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  • 幼児退行気味のこの国へ 菊地成孔のアゲインスト | CINRA

    4月3日から6日間にわたって、渋谷Bunkamura オーチャードホールで開催される『JAZZ WEEK TOKYO 2014』。先日の『グラミー賞』で「ベスト・インプロバイズド・ジャズ・ソロ」部門を獲得し、健在ぶりを示したウェイン・ショーターが2年連続で、なおかつ今年はフルラインナップでのウェイン・ショーター・カルテットで来日する他、日からは綾戸智恵やCharも出演するなど、今年も幅広いラインナップが大きな話題を呼んでいる。 中でも、昨年もペペ・トルメント・アスカラールで出演していた菊地成孔が、何と2006年にアルバムを発表したUAとのコラボレーション、『cure jazz』のリユニオンという形で出演するというニュースは、最大級の驚きを持って伝えられた。8年ぶりの再演ということに加え、現在沖縄で暮らしているUAにとって、これが震災後の東京初ライブとなるのだから、それも当然である。そこで

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  • UA×菊地成孔のドキュメンタリーがテレ朝で放送、8年ぶりコラボに密着 | CINRA

    UAと菊地成孔が出演する『イベ検SP UA×菊地成孔×ジャズウィーク東京2014』が、3月15日28:05からテレビ朝日で放送される。 2006年にアルバム『cure jazz』をリリースしたUAと菊地成孔。同番組では、『JAZZ WEEK TOKYO 2014』の4月3日公演となる『cure jazz reunion』に出演する2人の沖縄リハーサルに密着したドキュメンタリー映像を放送。菊地が、東日大震災後に沖縄に移住したUAを訪ね、8年ぶりのコラボレーションを行う様子を捉えている。 さらに番組内では、Char、綾戸智恵、小野リサ、ウェイン・ショーターといった『JAZZ WEEK TOKYO 2014』に出演するアーティストからのメッセージや、同イベントの見所なども紹介する。 ※記事掲載時、記事の一部内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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  • 菊地成孔と行く『日本近代音楽の150年』展 | CINRA

    いまから150年前、この日ではどんな「音楽」が鳴っていたのか? 長い鎖国の終わりを告げる黒船軍楽隊の響きに始まり、西洋との出会いは政治教育、娯楽とも絡み合いながら、日音楽を激変させていきました。そして、そこには、今日のポピュラーミュージックに直結するトピックも見えてきます。その様子を楽器、楽譜、レコード音源から関連アートまで304点を揃えて伝えるのが東京オペラシティ アートギャラリーで開催されている『五線譜に描いた夢 ─ 日近代音楽の150年』展。今回はミュージシャンの菊地成孔さんをゲストに、このユニークな音楽の展覧会を体験。彼が「クラシック以外の音楽が好きな人たちこそ見るべき」と語った、発見にあふれる体験を紹介します。 文明開化の渦中における「日近代音楽」の産声 開国以降、現代までの日近代音楽の変遷をたどる4章構成の同展覧会、第1章はずばり「幕末から明治へ」。展示室入り口で

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  • 世界にまたがる師弟対談 高野寛×トッド・ラングレン | CINRA

    今年デビュー25周年を迎え、初のカバーベスト『TOKIO COVERS』や、過去作のリマスタリング盤をリリースした高野寛。彼にとってのトッド・ラングレンは、まさに「師匠」というべき存在である。トッドといえば、自らアーティストとして活躍する一方で、XTCの『Skylarking』や、HALL & OATESの『War Babies』など、数々の名盤を手掛けたプロデューサーとしても知られ、65歳となった今もポピュラーミュージック界の第一線で精力的な活動を続ける伝説的人物。そのトッドがプロデュースした出世作“虹の都へ”を契機に、アーティストとして、プロデューサーとして、プレイヤーとして活躍の幅を広げ、今では「日音楽シーンに欠かせない人物の一人」とまで言われるようになった高野の歩みというのは、トッドの背中を追い続けた25年のようであり、二人がもともと同じ志を持った表現者であったことを証明するよ

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