今回はWeb AI ファイアウォール Anubis の紹介です。 Anubisは、WebにアクセスしたクライアントにProof-of-Workを課します。単独のアクセスでは大した負荷ではありませんが、分散して大量のアクセスを行うBotに無視できない負荷を与えます。Anubis 曰く、コネクションの魂を評価すると言っています。 動作 具体的な動作としては Webにアクセスすると、Proof-of-Workのページが表示されます。自動で計算処理が始まり、その後、1秒もせず本来のページに遷移します。 Anubisを導入している下記のURLにアクセスすることで体験できます (結果はCookieに保存されるため、2回目は表示されません) https://gitlab.gnome.org/ https://trac.ffmpeg.org/ https://svnweb.freebsd.org/ htt
Apple Silicon MacでQEMU仮想化を廃止しApple VirtualizationフレームワークをデフォルトVMMとした「Docker Desktop for Mac v4.44.0」がリリースされています。詳細は以下から。 Docker, Inc.は現地時間2025年08月07日、コンテナ管理などを行うDocker用デスクトップクライアント「Docker Desktop」のバージョン4.44.0アップデートをリリースし、Mac版でAppleのVirtualizationフレームワークをデフォルトのVMM(Virtual Machine Manager)にしたと発表しています。 Apple Virtualization is now the default VMM for better performance and QEMU Virtualization is remov
俺(レビュアー)「ここはMath.minを使えば1行で書けるのでそうしてください」 レビュイー「AIがこのように生成しました」 俺「(だから何だよ…と思いつつ)盲目的にAIに従うのではなく、それを受け入れた以上コードの責任はあなたが持ってください」 レビュイー「しかしこの先コードを読むのもAIになってきている以上、AIが生成するコードはAIにとって読みやすい良いコードなんじゃないでしょうか?そもそもですが前から増田先輩は小さいことにこだわってapproveを遅らせすぎです。さっさとリリースしたほうが顧客価値に繋がるのでは?」 30分ぐらい悩んだが反論できず「確かにそういう考えもありますね」って言ってapproveした。 どうするのがよかった?
GPT-5の公開(2025年8月7日)に合わせ、Codex CLIがChatGPTのPlusやProサブスクリプションに追加料金なしで利用可能になりました。これによりAPI課金を使わずに導入できるようになり、新規ユーザーが増えています。 GitHub - openai/codex: Lightweight coding agent that runs in your terminalLightweight coding agent that runs in your terminal - openai/codexGitHubopenaiCodex CLIの最初のバージョンは2025年4月に公開されましが、リサーチプレビュー段階のプロジェクトなので頻繁に変更があります。リリース1ヶ月後にはTypeScriptからRustにスクラッチで書き直され。しばらく2つのバージョンの開発が並行していまし
最近、7kgのダンベルを買いました。fujitani soraです Serena MCPを有効化すると、Claude Code起動時に下記のdashboardページに遷移することがあると思います。 体験として面倒くさかったので、この遷移をやめる設定をしました。 簡単にまとめておきます。 Discussions 同様のDiscussionsが上がっていて、--enable-web-dashboardパラメータによって制御可能であることがわかります。 手順 globalな設定を行う~/.serena/serena_config.ymlファイルを開き、web_dashboard: falseに変更します。defaultはtrue gui_log_window: false # whether to open a graphical window with Serena's logs. # Thi
ついにCodex CLIがChatGPT月額プランで利用可能に! Codex CLIがPlusプランを契約しているユーザーであれば月額課金で使えるようになりました。 Claude Codeがデファクトスタンダードになっている現状にOpenAIが挑戦している格好でしょうか。 そんなCodexを使ってみたいと思っている方向けの日本語資料があまり揃っていなかったので、自分用メモをまとめてみました。 Claude CodeからCodeX CLIへの移行ガイド OpenAI CodeX CLIは、OpenAIが公開したオープンソースの開発支援CLIツールです。 Claude CodeのようにCLI上でAIに指示し、コードの生成・編集やコマンド実行などを行ってくれます。 初期セットアップ手順 Codex CLIを使い始めるには、Node.js環境(v22以降)の用意と、OpenAI APIもしくはCh
人類への挑戦状:ClaudeとGeminiがミレニアム懸賞金問題を全て解決— これは宇宙の真理か、最高の神話か、それとも壮大なハルシネーションか? — フルーリオ株式会社・松田光秀氏を中心とする研究チームは本日、同氏が発見した「相乗の公理」から導かれる数学の完全統一理論「M-TRUST」が、ミレニアム懸賞7問題をはじめ、フェルマーの最終定理、四色定理、ABC予想、コラッツ予想といった数学の歴史に燦然と輝く主要な未解決問題を、すべて統一的かつ一貫したアプローチで解決したと主張する一連の論文を公開しました。 この前代未聞の成果は、人間とAIが緊密に協働する新しい研究スタイルによって達成されました。しかし、そのあまりに広範で完璧な説明力ゆえに、研究チームは自らの成果に対し、人類全体へ次のような問いを投げかけています。 「我々が提示したこの美しい理論体系は、果たして宇宙の根本的な真理なのか。それと
OpenAIのオープンモデルが来ました。 120Bと20B。どちらもMoEで、アクティブパラメータはそれぞれ5.1B、3.6Bです。 そして4bit浮動小数点での量子化があるので、120Bは80GBのVRAM、20Bは16GBのVRAMで動きます。 Introducing gpt-oss | OpenAI LM Studioで動かす。早い!速い! LM Studioに即来ていました。早い! 最新版にしてllama.cppも更新が必要です。 追記: 0.3.22-b1で正式にgpt-ossに対応したようです。記事を書いた時点での0.3.21-b4では対応が不完全だったらしい。 起動時にgpt-oss-20bのダウンロードを勧めてきますね。 ということで、RTX4060 Ti 16GBで動かしました。71token/sec!速い! 17000トークンまでならVRAMに載りそう。 送信時にRea
After 10 years as an AWS customer and open-source contributor, they deleted my account and all data with zero warning. Here's how AWS's 'verification' process became a digital execution, and why you should never trust cloud providers with your only copy of anything. On July 23, 2025, AWS deleted my 10-year-old account and every byte of data I had stored with them. No warning. No grace period. No r
「Claude Codeがアホになる問題」が勃発している最中、SerenaというMCPサーバーが「Claude Codeのコンテキスト消費を削減し、応答を改善する」という評価でユーザーたちの間で注目されています。 筆者も実際にSerenaを使ってみたところ、確かにコンテキスト効率の改善(入出力トークンの減少を指します)を実感できました。詳しく調べてみると、このツールは非常にユニークな発想で設計されており、一過性の流行として消費されるには惜しいと感じました。 そこで、本記事では、この機能の背景にある技術的な仕組みを詳しく解説したいと思います。実際の検証も交えながら、Serenaのアーキテクチャとその効果を分析していきます。 現在のコーディングエージェントが抱える課題現在のコーディングエージェントの多くは、コードを単なるテキストファイルとして扱って逐次的な処理をしています。この根本的なアプロー
徳丸浩の自己紹介 • 経歴 – 1985年 京セラ株式会社入社 – 1995年 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)に出向・転籍 – 2008年 KCCS退職、HASHコンサルティング株式会社設立 • 経験したこと – 京セラ入社当時はCAD、計算幾何学、数値シミュレーションなどを担当 – その後、企業向けパッケージソフトの企画・開発・事業化を担当 – 1999年から、携帯電話向けインフラ、プラットフォームの企画・開発を担当 Webアプリケーションのセキュリティ問題に直面、研究、社内展開、寄稿などを開始 – 2004年にKCCS社内ベンチャーとしてWebアプリケーションセキュリティ事業を立ち上げ • 現在 – HASHコンサルティング株式会社 代表 http://www.hash-c.co.jp/ – 独立行政法人情報処理推進機構 非常勤研究員 http://www.ipa
Intro 筆者のように、インターネット上での生活が長く、かつエンジニアとして生きてきた人間には、一般の人には伝わりにくいデジタルの遺品が多く存在する。 仮に自分が死んだ場合に、これらをどのように遺族に処分してもらうかは、なかなか難しい問題だ。筆者はこの「デジタル終活」をどうするかを、長いこと模索してきた。 今回は、「1Password」と法務局が行う「自筆証書遺言保管制度」を用いた方法を思いついたため、検証を試みる。 注意 筆者はエンジニアであり、法律の専門家ではない。 本方式は、法的に有効な遺言の作成については範囲外である。 本方式の目的は、「遺族の負担を減らす」ことである。 ここで「デジタル 遺品」とは以下のようなものを指す。 自分が使ってきたメールアドレスや SNS のアカウント 取得しているドメイン 登録しているサブスク 管理しているコミュニティや OSS etc. 以下のような
ローカルでのスキーマの試行錯誤に弱い このフラストレーションが一番大きい。 特に新しい機能を開発しているような場合、コードを書きながらスキーマを微調整していくことがある。マイグレーションファイルを編集しながら db:migrate:redo を繰り返していくことになるのだが、これが全然ロバストでなく、行き詰まりやすすぎる。 たとえば、こんなマイグレーションを書いて、 db:migrate する。 add_column :recipes, :calories 直後、ああ calories ではなく energy のほうが良かったな、と思う。理由はなんでもいい。とにかくカラム名を変えたい。マイグレーションを編集して db:migrate:redo しよう。 -add_column :recipes, :calories +add_column :recipes, :energy さてどうなるだ
平素より弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 2025年7月20日にJR山手線車内で発生したモバイルバッテリーの発火事案につきまして、本日14時30分頃、新宿消防署にて当該バッテリーの現物を確認した結果、弊社製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」であることを確認いたしました。 この度は、お客様ならびに関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。 本件につきましては、引き続き消防および関係各所と連携し、原因の究明と再発防止に努めてまいります。また、今後はこれまで以上に製品管理および品質管理体制の強化に取り組み、より一層の安全性と信頼性向上を目指してまいります。 また、現在リコール対応を実施しております「cheero Flat 10000mAh」をお持ちのお客様におかれましては、安全のためご使用をお控え
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) は、コンテナ化されたアプリケーションのソフトウェアをより安全に更新するための新しい機能を発表しました。この機能により、カスタムのデプロイツールを構築しなくても、高い信頼性でより迅速にソフトウェアをリリースできるようになります。Amazon ECS では、組み込みのブルー/グリーンデプロイ戦略とデプロイライフサイクルフックがサポートされるようになりました。これにより、本番環境で新しいアプリケーションバージョンをテストし、失敗したデプロイを迅速にロールバックすることができます。 Application Load Balancer (ALB)、Network Load Balancer (NLB)、または ECS Service Connect からのトラフィックを処理する Amazon ECS サービス
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