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2011年8月31日のブックマーク (9件)

  • 同情編のための前置き:許容可能リスク・ALARA・予防原則・汚染者負担原則 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ

    今回は放射性物質の品健康影響評価のワーキンググループの評価書シリーズ(過去記事「憤慨編・疑問編」 )の最終回として「同情編」について書こうと思ったのです。が、いざ書こうとすると、いくつかの関連する概念をあらかじめ説明しておかないとエントリーが長くなりすぎることに気づきました。 ので、ちょっと今回は「同情編」のための前置きとして、環境汚染物質の管理に関する以下の4つの概念/アプローチ: 許容可能リスクに基づく管理 ALARA 予防原則 汚染者負担原則 について簡単に整理してみたいと思います。単なる前置きのくせに今回もとても長いです(いつもすみません)。 今回は(も)教科書的なドライな説明というよりも、実務サイドの人間として個人的に感じる微妙なニュアンスもあえて混じえて説明をしていきます。そのため、そのあたりは適宜割り引いて読んでいただけますと幸いです。あまりに偏った部分がありましたら、でき

    同情編のための前置き:許容可能リスク・ALARA・予防原則・汚染者負担原則 - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2011/08/31
    環境汚染物質の管理に関する4つの概念/アプローチについて書きました。
  • 日本学術会議哲学委員会主催、日本哲学系諸学会連合・日本宗教研究諸学会連合共催シンポジウム「原発災害をめぐる学者の社会的責任―科学と科学を超えるもの」

    東日大地震が引き金となって起こった福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が放出されました。この事故により、多数の周辺地域住民が移住や長期の避難生活を強いられています。避難区域外に居住する人たちの多くも、放射性物質による汚染から生ずる健康被害のリスクを見越して、さまざまな対応を迫られています。農水畜産業に携わる生産者を初め、多くの職業人も甚大な損害を被っています。 こうした原発災害に対して、日の学者・学界は適切な判断や情報提供を行い、科学・学術に携わる者としての社会的責任を十分に果たしてきたでしょうか。原発事故後、必要な情報がなかなか示されず、安全だと言われてきたのに実は危険があったと分かり、後から説明される「後出し」情報が目立ちました。放射能の人体への影響について、いかなるデータに基づいてどのような健康被害のリスクが予測されるのか、被害を避けるにはどのような対処が必要なの

  • 白血病についての大雑把な解説 - NATROMのブログ

    ■今回報道された急性白血病と福島原発作業の因果関係は?というエントリーについて、id:rnaさんから、『「事前の健康診断で白血球数の異常がなかったとしても、まったく不思議はありません」ここもうちょっと説明が欲しい。』とのコメントをいただきました。なので、たいへんに大雑把でありますが、白血病と血液検査(末梢血検査)について説明してみます。血液内科をご専門とする先生方は、以下の説明を読んでいろいろ思われることがおありでしょうが、なにぶんやっつけ仕事ですので、大目に見ていただければ幸いです。看過できない誤りがあればご指摘ください。 白血病の発症を示すシェーマ 血液の中に含まれる白血球は、骨髄の中で造血幹細胞が分裂増殖分化してできます。正常の状態がAです。 白血病細胞が生じて分裂増殖してしばらく時間が経ったのがBです。骨髄の中にわりとたくさん白血病細胞がいますね。ごく少数ですが、白血病細胞が末梢血

    白血病についての大雑把な解説 - NATROMのブログ
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2011/08/31
    しごとがはやすぎる
  • リスクのとらえ方と伝え方 - ひまわりの種

    所属しているMLなどにも投稿したことなのだが、 このところずっと、考えていることがある。 放射線による健康被害は、ほとんどは大丈夫だと、わたしは認識している。 が、それはゼロということではない。 私たち医師は、これまでの診療で、 予後不良かもしれない、というお子さんに遭遇した経験は、大なり小なり、ある。 そのようなお子さんを紹介する立場、受ける立場の方々がいる。 今わたしは開業医だから、ほとんどは紹介する立場だが、勤務医の頃は、受ける立場でもあった。 もしかしたら悪性かもしれない病気の疑いのあるお子さんの親御さんに、どのように、ご説明するか。 難しい病気の診断や治療はもちろん難しいのだが、その説明には、とりわけ、心を砕かねばならない。 伝え方ひとつで、人も家族も希望を失うことだってあるのだから・・・。 今、福島の子ども達は、 「あなたがたは、将来がんになる」 「あなたがたは、将来まともな

    リスクのとらえ方と伝え方 - ひまわりの種
  • 同級生の3分の2は避難したまま戻っていない:日経ビジネスオンライン

    「全国各地 どこにいても 負けるな! がんばれ! 原1小 けやきっこ」 校庭のケヤキがシンボルの南相馬市立原町1小。震災前には615人だった児童は、津波や放射能の影響などで次々に全国各地に転校してしまった。現在、3分の1以下の児童189人が、市内の鹿島小学校を仮校舎として授業を行っている。授業が行われていない学校のフェンスには横断幕が掲げられ、全国に散った子どもたちを応援している。 収束しない原発事故。終わらない除染。 相次ぐ転校による児童数の減少や、遠方の仮校舎へ時間をかけたスクールバスでの登下校、すし詰めの蒸し暑い教室と遊泳中止のままのプール。 福島県内の子どもたちの教育環境が、ますます厳しさを増している。 現在の子どもたちの教育現場の実情を取材しようと、2学期の始業式を迎えた8月25日、同市の鹿島小学校を訪ねた。 もうすぐ震災から半年。子どもたちの現状はどうなっているだろうか。 通学

    同級生の3分の2は避難したまま戻っていない:日経ビジネスオンライン
  • 文章によるコミュニケーションにおいてネガティブな事柄を伝える時には柔らかめに書くこと - 発声練習

    kikulog:業務連絡 同意であれ反論であれ、コメントは穏やかに書いてください。 正直、ギャラリーから見て最後に説得力があるのは、どこまでも穏やかに書けたものですよ。 罵倒したっていいことは何もないし、罵倒されても気にしないことです。そういうコメントは無視して放置すれば、ギャラリーにはそれでわかります。そういうものは単に孤立させてしまえばいいのです 心から同意。対話(同期通信)によるコミュニケーションの場合は、すぐに訂正が効くのだけれども、文章(非同期通信)によるコミュニケーションの場合は、訂正がきかないし、ノンバーバルな情報も欠落しているので誤解を招きやすい。だから、文章のでのコミュニケーションでは、誤解を招かないように、かつ、柔らかめな表現でやりとりしないと効率が悪い。 私の所属研究室ではメールでやりとりすることが多い。なので、研究指導などもメールを使って行うことが多いので、研究指導

    文章によるコミュニケーションにおいてネガティブな事柄を伝える時には柔らかめに書くこと - 発声練習
  • ありがとうネアンデルタール人 - 蝉コロン

    科学, ゲノム我々現生人類のゲノムにはネアンデルタール人の配列がある(参考:スラッシュドット・ジャパン サイエンス | オジー・オズボーンにネアンデルタール人の遺伝子、間違えた、ヒトとネアンデルタール人は交配してたかも - 蝉コロン)。アフリカ人以外はゲノムの1-4%がネアンデルタール人由来と考えられている。他にデニソワ人ってのも現生人類に近いそうなんだけど、オーストラリアのちょっと上のメラネシア人にはこのデニソワ人の配列も見つかっていた。5-7%(ニュース - 古代の世界 - デニソワ人、現生人類と交雑の可能性(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト)。 この古代人のカケラはただ何となく痕跡として残っているのか、あるいは残るべき理由があったのかというのが研究者らの疑問でした。 んでHLAに着目した。これはバリエーションがとんでもなく豊富でかつ免疫に重要。HLAクラス

  • 今回報道された急性白血病と福島原発作業の因果関係は? - NATROMのブログ

    福島第1原発作業員が白血病によって死亡したというニュースがありました。まず、亡くなった作業員の方に哀悼の意を表します。 ■急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 - 毎日jp(毎日新聞) 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松純一原子力・立地部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。 東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。事前の健康診断で白血球数の異常はなく、今回以外の原発での作業歴は不明という。 作業と急性白血病での死亡の間の期間が短い

    今回報道された急性白血病と福島原発作業の因果関係は? - NATROMのブログ
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2011/08/31
    さすが
  • 礒本 靖宏 on Twitter: "放射能推進派として度々申し上げてきたが、生命にとって最適な放射線量は年間積算量100ミリsvであり、毎年100ミリsv浴び続けると、人間は”絶好調”になる。福島の放射能などは、大した量ではない。"

    放射能推進派として度々申し上げてきたが、生命にとって最適な放射線量は年間積算量100ミリsvであり、毎年100ミリsv浴び続けると、人間は”絶好調”になる。福島の放射能などは、大した量ではない。

    礒本 靖宏 on Twitter: "放射能推進派として度々申し上げてきたが、生命にとって最適な放射線量は年間積算量100ミリsvであり、毎年100ミリsv浴び続けると、人間は”絶好調”になる。福島の放射能などは、大した量ではない。"