リスクのとらえ方と伝え方 - ひまわりの種

所属しているＭＬなどにも投稿したことなのだが、 このところずっと、考えていることがある。 放射線による健康被害は、ほとんどは大丈夫だと、わたしは認識している。 が、それはゼロということではない。 私たち医師は、これまでの診療で、 予後不良かもしれない、というお子さんに遭遇した経験は、大なり小なり、ある。 そのようなお子さんを紹介する立場、受ける立場の方々がいる。 今わたしは開業医だから、ほとんどは紹介する立場だが、勤務医の頃は、受ける立場でもあった。 もしかしたら悪性かもしれない病気の疑いのあるお子さんの親御さんに、どのように、ご説明するか。 難しい病気の診断や治療はもちろん難しいのだが、その説明には、とりわけ、心を砕かねばならない。 伝え方ひとつで、本人も家族も希望を失うことだってあるのだから・・・。 今、福島の子ども達は、 「あなたがたは、将来がんになる」 「あなたがたは、将来まともな

[flasher_of_thought]

良記事。ちなみに、山下教授はこれをやろうとして大失敗した例だと思っている。たぶん実践にはセンスと経験が必要なんだと思う。

[tikani_nemuru_M]

良記事。小児科医のパターナリズムは正しい！　チェルノブイリでは、絶望的な情報を与えられた避難民たちが、将来をはかなんで自暴自棄な生活をしたことで健康状態を著しく悪化させたようだ。

[synonymous]

破滅願望を持ってる人が騒ぎすぎてるよね。

[kankichi20]

同感しました。ガンや交通事故を毎日恐れて、生活する人は居ません。しかもひどいのは、煽っている人は福島から遠く離れている人だったりすることです。

[OSATO]

　親の不安を子供達は敏感に感じ取るのですね。「私はもう子供を産めない」と言って泣いていた子を見て、この問題の根深さと深刻さを感じてしまいました。

[SIVAPROD]

噂やデマの子ども社会での伝播の速さってのをバカにしちゃいけない。噂やデマが子ども達に与える不安の大きさも。

[mujisoshina]

情報を発信する人、受け取る人によって必要な伝え方は違ってくる。全ての人に対して同じ伝え方が正しいわけではない。医者が患者に真摯に向い合って必要だと考えた伝え方は、その患者には一般論よりも正しいと思う。

[buhikun]

さっきも「海外メディアガー」を見て、お前喜んでるやろと思ってきたところ。この見解が穏当だと思うけど。ただTwitterには流さないでおく（泣

[surumeno13]

たぶん、福島の抱えている不安は外から見える以上に大きい。これから生きていくために、心の力を取り戻すような言葉が必要だと思う。

[suzukichihiro]

確かに、風邪をひいたときにあなたは1%の確率で肺炎になりますと言うお医者さんはいない。プロだからできる伝え方というのがある。

[Murakami]

「お願いだから、これ以上、子ども達に不安を与えるのは、やめて欲しい・・・。」

[tatsunop]

そろそろ、放射線リスクを過剰に心配する人の発言が引き起こす「健康への危険」リスクを可視化すべきだよなぁ。

[natuboshi]

患者に寄り添う視線。

[wideangle]

これホントそうなんだよ… / 正しく伝えればそれだけでいいとは思えないんだよな…。心のケアもせんと。

[wackunnpapa]

またリスクガーが何か言ってるようですが，現実に生きるための解は斯様なところにあると思う。それとも，福島の子供はノイローゼで死んでも構わない，と言うのであれば・・・・・・。 / 近代とか無関係だよね。

[yyamaguchi]

「「１％でもリスクがあるのだから、安心はできない」　と伝えるのと、「リスクは１％だけれど、９９％はおそらく大丈夫だよ」　と伝えるのと、内容は、同じだ」「安心を与えることは、騙すことだろうか？」

[bn2islander]

話し方、伝え方の問題ではなく、受け取り方の問題なんだよね。そこを誤解してはいけない

[quelo4]

今、福島の子ども達は、「あなたがたは、将来がんになる」「あなたがたは、将来まともな子どもを持つことができない」と宣告されているに等しい、という状況にさらされていることを、どうか想像してみて欲しい。

[pon-zoo]

これは心にしみた

[hsabetto]

"ほとんどが大丈夫（でも万が一）ということに対して、「大丈夫ですよ」と伝えることは、かなり勇気がいる。でも、今、福島県の小児科医は、このような勇気が必要なんだと思っている。"

[gonzales66]

"「大丈夫ですよ」と伝えることは、かなり勇気がいる。でも、今、福島県の小児科医は、このような勇気が必要なんだと思っている。"

[koinobori]

コメントへの返しが至極丁寧で感服する。/僕も被爆三世ではあるけど、自分や二世や被爆者本人が大丈夫なので、むしろ逆に安全側に考えてしまいがち…。

[DrPooh]

『ほとんどが大丈夫（でも万が一）ということに対して、「大丈夫ですよ」と伝えることは、かなり勇気がいる』。伝えるべきケースというのも当然あるとは思う。

[tarchan]

ちっちゃくないよ！＞小さな心を痛め、悩んでいる。

[yun__yun]

良記事。「『冷たい現代医療』と『暖かい代替医療』問題」に対する一つの解決策。福島の子供たちが差別されること無く健やかに成長しますように。。

[Miya]

＞例えば、「１％でもリスクがあるのだから、安心はできない」　と伝えるのと、「リスクは１％だけれど、９９％はおそらく大丈夫だよ」　と伝えるのと、内容は、同じだ。＞安心を与えることは、騙すことだろうか？

[houyhnhm]

不安には本来「名前」はない。克服の対象として「放射能」が「未来の不確かさ（悪くなる予感）の象徴」に選ばれている。科学的知識は役に立たない。そこは連想・シンクロニシティの世界だから。

[felis_azuri]

『「もしかして、放射線のこと、心配なの？」と聞くと、ほとんどの子ども（おもに小学生以上ですが）はうなずく。大丈夫だよ、放射線のせいじゃないよ、と伝えると、みんな明らかに、ぱぁっ、と安心した笑顔になる』

[miryu2008]

リスクマネジメントしなきゃいけないもの(放射線リスク)をリスクマネジメントせず、リスクマネジメントではだめなもの(原子力発電所の甚大事故)をリスクマネジメントしているのが大きな問題だと思っている。

[eal]

「もしかしたら、がんになることも万が一にはあるかもしれないけれど、ほとんどは大丈夫」　本当にそうなら良いのですが。

[tsuyok]

この件に限らず、多くのことに同じだと思う。

[norton3rd]

『福島の子どもたちは、大丈夫なんだよぅ！！！お願いだから、これ以上、子ども達に不安を与えるのは、やめて欲しい・・・』／米欄も丁寧．同じ事をやろうとした山下某と大違い

[mouming]

そのような見解を述べる専門家の方々を「御用学者」扱いにするのは、間違っている思う。」