メディア、手法、表現が多様化し、マス広告の「マス」の位置付けが変わりつつある現在、従来のように「誰もが知っている」という広告が少なくなってきています。そんな中、今年で3回目、平成最後となる「ブレーン広告グランプリ」を実施しました。2018年に多くの人の心をとらえた広告、話題を集めた広告は、一体何であったのか。ブレーン編集部では読者の皆さまにご協力いただいたアンケートを集計し、グランプリを含む10点の作品を選出。読者の皆さまから寄せられたコメントと共に、編集部が今年1年の広告と広告界を振り返りました。 発表!読者が選ぶブレーン広告グランプリ2018 GRAND PRIX Hazuki Company/ハズキルーペ テレビCM GOLD 宝島社/企業広告 「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」 新聞広告 SILVER サントリービール/オールフリー 「生きてるっ!」篇 テレビC
GDPRの登場によって、リスクのない広告購入の選択肢を求める需要には拍車がかかっている。コンテンツ連動型ターゲティングが急増し、プログラマティックギャランティードも同様に急増した。大手パブリッシャー数社によると、現在、セカンドパーティデータに関わるパートナーシップは復活しつつあるということだ。 EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation、以下GDPR)の登場によって、恐れられてきたようなデジタル広告業界の破壊は起こらなかったが、リスクのない広告購入の選択肢を求める需要には拍車がかかっている。コンテンツ連動型ターゲティングが急増し、プログラマティックギャランティード(保証型プログラマティック取引)も同様に急増した。大手パブリッシャー数社によると、現在、セカンドパーティデータに関わるパートナーシップは復活しつつあるということだ。 ガーディアン(
『PLANETS vol.10』刊行記念トークショー #PLANETS10 の感想と、インターネット上のヘイトの話とそれを逆手に取った広告キャンペーンの話 タイトルは三部構成っぽいけど、2つの話。 でも、長め。 『PLANETS vol.10』刊行記念トークショー に行ってきた(2018/9/20) このメンバーが凄い。 乙武洋匡×古川健介×前田裕二×箕輪厚介×宇野常寛×司会・吉田尚記 という豪華メンバー。 こういう人たちの対談が家から遠くない渋谷で、ちょっとした値段で聴くことができるというのは、あえて東京に住んでいることの魅力だなぁと改めて思った。 イベントの趣旨 タイトルにもあるように、宇野さんが『PLANETS vol.10』を刊行したことを記念しての集まり。 『PLANETS vol.10』のメインテーマは「遅いインターネット」。 遅いインターネットとはなにか?という部分が気になっ
Case: Hot and Spicy 香港のKFCが公開した、新商品Hot and Spicyのシリーズプリント広告が話題を呼んでいます。 まずは以下のクリエイティブをご覧ください。 スペースシャトルの打ち上げ、大爆発をバックにポーズを決めるパワーレンジャー、そしてエンジンから炎を吹き出すレーシングカー。よく見ると、それぞれ炎の部分がチキンで表現されているのです。 スパイシーな刺激を燃え上がる炎に見立てたデザイン。思わず二度見してしまう、インパクト抜群のプリント広告でした。
ニベア花王は、制汗デオドラント剤「8×4ワキ汗EX」のプロモーションの一環として、6秒のミュージックビデオ(以下、MV)を4月25日より、専用WEBサイトおよびYouTubeバンパー広告にて公開した。動画は短編6本と本編(長編)の計7本がある。 <【ON TIME】電車編(6秒)> 本MVの舞台は、満員電車や名刺交換といった仕事中のオンタイムのほか、ジムやディナーなど休日のオフタイムでの「ワキ汗をかきやすいシチュエーション」。曲名であり、歌詞に何度も出てくる「Why can I say EX?」は、そのフレーズを何度も聴いているうちに「ワキ汗EX」に聞こえてくる、空耳ソングになっている。 今回、MVのシンガーにはカラフルでポップな楽曲で注目を集めるバンド“CzechoNo Republic”のタカハシマイさん、ラップにはブラックミュージックを中心に活躍するBlowさんを起用した。 スタッフ
TrueView動画広告の新しいキャンペーンとしてTrueView アクション(TrueView for action)がリリースされ、全てのアカウントで利用が可能となりました。 これまでのTrueView動画広告は、ユーザーの動画視聴がおもな目的で商品やサービスの認知向上に向いている広告フォーマットでしたが、TrueView アクションは、動画の再生中や再生後にユーザーに広告のクリックやウェブサイト上での行動を促す機能が充実した広告フォーマットです。 今回はTrueView アクションの概要から設定方法、運用時の注意点やポイントまでを解説します。 任意のテキストで「行動を促すフレーズ」「見出し」を表示できる 画像引用元:Inside AdWords: New ways to harness the combined power of Google and YouTube in AdWor
Case: Here to Create Legend 今年、第122回目の開催となったボストンマラソン。adidasはこの大会とのパートナーシップを30年継続していますが、今年新たに7人のクルー・20台のカメラにより、参加者約3万人分、『約3万通りの動画』を生成する企画を実施しました。 具体的には各ランナーがマラソンの走行中に、あるポイントにて撮影され、その撮影情報をもとにして各ランナーにカスタマイズした映像を作るという趣旨です。 この企画を担当した代理店が実際に生成されたムービーをTwitterアカウントで公開しています。 30,000 videos for 30,000 #BostonMarathon runners, delivered within hours of the race. Our latest for @adidasrunning is “Here to Creat
アメリカンフットボールリーグ・NFLの優勝決定戦であり、広告界でも注目度の高いイベントのひとつ「スーパーボウル」。テレビ中継は毎年、その年の年間最高視聴率を記録する。今年、中継枠へのCM出稿企業は59社にのぼった。ここでは、編集部が注目した5ブランドのCMを紹介する。 老舗自動車メーカーであるジープは、スーパーボウルの中継枠にほぼ毎年CMを出稿している常連企業のひとつだ。今年も複数のCMがオンエアされていたが、今回取り上げたいのは「Anti-Manifesto」である。 このCMは、クロスカントリーSUV「ラングラー」の宣伝なのだが、他の自動車広告とは少し様相が異なっている。 使われている映像は、1台のラングラーが湖を渡っていくというワンカットのみ。BGMはなく、音声はナレーションだけという非常にシンプルな構成だ。淡々と語るその声は、ラングラーの魅力をアピールしているわけではない。いや、む
香港発、世界80カ国に展開する「handy」は、ホテル客室向けの無料スマホレンタルサービスだ。日本では高級ホテルを中心に導入が進み、富裕層を含む訪日観光客の"旅ナカ"に絞ってアプローチできるメディアとして今、注目が集まっている。その全貌と、急速なビジネス規模拡大の理由について聞いた。 訪日客の"旅ナカ"にアプローチ 手の平で起きるO2O戦略 旅行業界・ホテル業界にとって革新的な新たな通信サービスが、注目を集めている。ホテル客室備え付けの無料レンタルスマホ「handy(ハンディ)」だ。日本全国23万以上の客室と契約し、その8割超が四つ星以上のホテル。「handy」の導入された客室の宿泊者は、客室内に限らずホテルの外へも持ち歩いて、旅行中の情報取得を「handy」の端末を通して行うことができる。 海外からの訪日観光客がもっとも困るのが、Wi-Fi接続だ。「handy」を活用すれば無料でインター
MillerCoors and Anheuser Busch InBev are struggling to grow their biggest brands, but Constellation Brands is sailing along as Corona and Modelo keep outperforming Bud Light, Coors Light and Miller Lite. Now the marketer is trying to seize on its momentum with new drinks that blur the lines between liquor and beer: a flavored malt beverage version of Corona, a Svedka-branded premium spiked seltzer
世界的大手ファストフードチェーンのマクドナルドのトレードマークである「M」が逆さに!?そこに込められたある重要なメッセージとは一体? 「M」から「W」に 米カリフォルニア州のリンウッドにあるマクドナルドの看板がある日突然逆さまに…。何も知らずにこれを見たら、ほとんどの人がただのイタズラだと思うだろう。でも実はこの逆さまの看板は、3月8日の国際女性デー(International Women's Day)を祝福するためにマクドナルドがわざと設置したものだったのだ。 マクドナルド(McDonald)の「M」を逆さにすると、女性(Women)の頭文字である「W」になる。看板を逆さにしたのはこの店舗のオーナーの独断だったが、マクドナルドは元々「国際女性デー」をサポートをするためにツイッターやインスタグラムでこの逆さロゴを使用する予定で、当日は品物を入れるパッケージや店員の服装も特別仕様にすることを
Case: Dragon Challenge ランドローバーが新型プレミアムSUV『レンジローバースポーツ』のPRのため、前代未聞のチャレンジに挑戦しました。 舞台となったのは中国の湖南省にある天門山。観光地としても有名なこの場所は、山間の道に作られた99ヶ所のヘアピンカーブと、その後山頂へと続く傾斜45度の階段が999段あるのですが、なんとこれをレンジローバースポーツで頂上まで一気に駆け上ろうというのです。 ハンドルを握るのは、中国人プロドライバーのHo-Pin Tungさん。この道を幾度となく運転している観光バスのドライバーでさえ慎重を期するところですが、さすがはプロ。華麗なハンドルさばきとスピードで進んでいき、99のカーブは無事クリア。 しかしこの先には『Heaven’s Gate(天国への扉)』と呼ばれる山頂への長い階段が待ち構えています。もちろん失敗すれば命の保証はありません。
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