テーマが子育て、宇宙人や男の子がプリキュアに…異例づくしのプリキュアだが「多様性は意識していません。子供は怖いですから」と初代Pが語る“守りたいもの”《プリキュアシリーズ20周年》 「プリキュア」シリーズが今年で20周年を迎える。近年では多様性にスポットライトが当たった作品も増えてきているが、作風の変遷とともにプリキュアが守り続けているものとは何なのか。プリキュアの生みの親である初代プロデューサー・鷲尾天氏に話を伺った。
人気アニメ「プリキュア」(ABCテレビ・テレビ朝日系)シリーズの劇場版アニメ最新作「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」(深澤敏則監督)が10月31日、公開される。劇場版は、2月にスタートしたシリーズ第17弾「ヒーリングっど プリキュア(ヒープリ)」、第16弾「スター☆トゥインクルプリキュア(スタプリ)」、第15弾「HUGっと!プリキュア(HUGプリ)」のプリキュアが集結する。公開を前に「ヒーリングっど プリキュア」に出演するキュアグレース(花寺のどか)役の悠木碧さん、キュアフォンテーヌ(沢泉ちゆ)役の依田菜津さん、キュアスパークル(平光ひなた)役の河野ひよりさんの3人の新プリキュア声優を直撃。「プリキュア」シリーズへの思い、劇場版の見どころを聞いた。
きっかけは「プリキュアの可能性をさらに広げたい!」という想い ――“DMM VR THEATER”に「プリキュアシリーズ」が参加することになった、きっかけはなんだったのでしょうか? 庄野ひろみさん(以下、庄野):2014年にお台場新大陸で製作した『ONE PIECE』のホログラフィックバトルシアターを“DMM VR THEATER”でやらせていただきたいと言う話があり、その時に「プリキュアシリーズ」もやってみませんか、と提案をしていただいたのがきっかけです。 DMM VR THEATERを運営しているDMM.futureworksさん(以下、DMM)は、コアなユーザーに向けたコンテンツがとても強いんですけど、ホログラフィックに特化した常設シアターを作ったこともあって、もっと幅広い層にアプローチをしていきたいという意図があったようなんです。そういう意味では、『ONE PIECE』は世界的なコ
プリキュアとの出会い プリキュアシリーズは2004年に「ふたりはプリキュア」でスタート。少女たちが変身して、平和な日常を脅かす敵と戦う内容で、就学前の女児を中心に人気です。 そんなプリキュアが好きなkasumiさんは、食品メーカーで研究開発職として働いています。 「プリキュアの数字ブログ」を始めたのは、小学生だった娘がプリキュアを卒業した2012年。「萌え系」のブログではなく、ツイッター実況数の推移など、数字に関することをテーマに書き続けています。 話題になっている記事は、4月1日にアップされた「娘が、プリキュアに追いついた日。」です。 最近のプリキュアは中学1年生が主人公になるんですよね。 新年度、4月1日を無事に迎え、娘は中学1年生。 娘が、プリキュアに追いつきました。 思えば、娘が最初に見たプリキュアは、4歳の時「Yes!プリキュア5」でした。 それまでパパ一人で見ていたプリキュアが
ハピネス注入! 幸せチャージ! 2月2日からスタートする新シリーズ『ハピネスチャージプリキュア!』。2004年から始まったプリキュアシリーズの第11弾、10周年の作品だ。 1月24日、新宿区のスタジオ、タバックで記者会見が行われた。 柴田宏明プロデューサーによると、このタイトルは長峯達也監督(『ハートキャッチプリキュア!』監督でもある)の強い希望で決まったもの。 柴田「企画が先にあったのか、タイトルが先にあったのか……『これしかない!』って感じでしたね(笑)」 コンセプトは「自分の物の見方しだい、自分のありようで幸せをつかみとる!」。 今回メインの一つになっているのは「オシャレ」。確かに最近の女の子、小さい頃からオシャレにこだわりを持っている(オシャレをテーマにした『わがままファッションガールズモード』などのゲームも大ヒットしている)。 戦いの途中でプリキュアがバレリーナに変わるといったフ
明日、3.16に公開の「映画プリキュアオールスターズNewStage2こころのともだち」。2月にスタートした新シリーズ「ドキドキ!プリキュア」の4人を加え、なんと総勢32人のプリキュアが大集合。 2004年の「ふたりはプリキュア」から今年で10年めに突入したプリキュアシリーズの劇場版最新作にはどんな思いが込められているのか。去年に引き続き梅澤淳稔プロデューサーにじっくり聞いた。 こっち向けるのはマリンしかいない ───今回の映画のポスターはプリキュアが全員横向いてるんですね。 梅澤 今までの「映画プリキュアオールスターズ」のポスターはみんな正面だったんですが、あまりにも人数が多くなって。 ───2008年の「オールスターズDX 1」では17人、5年目になって「オールスターズNewStage2こころのともだち」ではなんと32人……約2倍に増えたんですね。 梅澤 そうそう、だから全員が正面
2004年より放送が開始された女児向けアニメーション「プリキュア」シリーズ。そのプリキュアにどっぷりハマった1987年生まれのライター・加藤レイズナ氏による初の単著『プリキュア シンドローム!』は、シリーズの「転換点」となった『Yes!プリキュア5』の関係者25人に話を聞いて聞いて聞きまくる、590ページにも及ぶ大ボリュームのインタビュー集である。会社員経験なしの駆け出しライターが、国民的女児アニメの制作現場で目の当たりにしたものづくりの精神、そして強いチームのあり方とは? 初めて書いた企画書は、即ダメ出しされた ──『プリキュア シンドローム!』(幻冬舎)は、現在までに9作品ある「プリキュア」シリーズの中で、4作目にあたる『Yes!プリキュア5』(以下、「プリキュア5」)とその続編『Yes!プリキュア5GoGo!』(以下、「プリキュア5GoGo!」)の関係者25人にインタビューを試みてい
前編はコチラ きっかけになってくれればいい ――最初に「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」監督のお話しがきたときにどう思われました? 志水 「映画 プリキュアオールスターズDX」シリーズのような、プリキュアが全員でてくるお祭り映画のようなものをやってくれと言われたら、制作時間的にそうとう厳しいことになっていたと思うんです。かなり厳しいスケジュールでしたので。 ――今回は、映画オリジナルのプリキュア、坂上あゆみ/キュアエコーを中心にストーリーが展開していますね。 志水 そうそう。「DX」シリーズとは違う内容だというお話だったので、それならできるかなと。 ――志水さんは「ふたりはプリキュアMaxHeart」「ふたりはプリキュアSplash☆Star」「フレッシュプリキュア!」の映画の監督を務めています。そういうところも起用された理由のひとつなのかなと。 志水 僕
定例記者会見や横浜市とのタイアップイベントなど、エキレビ!でもたくさんの記事を上げてきた「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」(3月17日公開)。公開を記念して、梅澤淳稔プロデューサーと志水淳児監督へのインタビューを2回に渡ってお届けします。 打ち勝つのは愛しかない ーー歴代プリキュアが大集合する映画最新作「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」。今回、映画初のオリジナルプリキュア、キュアエコーが登場しますね。 梅澤 前作「プリキュアオールスターズDX3」(2011年3月公開)で、「全員集合はこれで最後」という宣伝コピーでした。もう一度「オールスターズ」をやるときは全く新しくしないといけない。 ーー「DX」から「NewStage」にリニューアルしたということをわかってもらうための方法として。 梅澤 はい。 28人のプリキュアたちが、
人気の「プリキュア」シリーズの劇場版タイトルとなる「プリキュアオールスターズ」。その最新作として、『映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち』が2012年3月17日より全国公開される。 今回の劇場版では初めての試みとして、TVシリーズの歴代プリキュアたちに交じって、劇場版オリジナルのプリキュアとなるキュアエコー/坂上あゆみが登場する。そこで今回は、キュアエコー/坂上あゆみの声を担当する能登麻美子に、キャラクターや作品の見どころについてお話を伺った。 ※インタビュー中、一部ネタバレに近い部分も含まれております。あらかじめご了承ください。 能登麻美子が語る『映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち』 ――まず、今回の劇場版で能登さんが演じる役どころを教えてください 能登麻美子「映画では坂上あゆみという少女を演じさせていただくのですが、あゆみは転校
もちろん知っている人には、裏話や新情報はたっぷり載っていますので、楽しめると思います。おもちゃの没デザインとか、プレ版のナイトメアとか、プリキュアのルールとか。すごい情報量です。 しかしそれだけじゃない。逆に言えばファンにとっては必要な知識まで読み進めるにはちょっと会話部分が多すぎる。 じゃあなぜそんなに長いのか? それは、この本が「プリキュア5」というテーマを題材に、あらゆる人の元に奔走した一人の若者のルポルタージュだからです。 だって、インタビュー本なら著者名が表紙にこんなデカデカと入るなんてちょっと「あれ?」ってなりますよ。 実質インタビュー本ではあるけど、インタビューを通じて著者が旅をしながら「生(なま)」を拾い集めた記録集になっているから、「著者」でいいんです。 そもそも、今テレビでは「スマイルプリキュア!」が大人気放映中。ところが発売されたこの本は、2007から2008年に放映
映画完成披露試写会、映画初日舞台挨拶もあわせてどうぞ。 完全燃焼したかった ――梅澤さんは現在放送中の「スイートプリキュア♪」、10月29日から全国ロードショーの「映画 スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」のプロデューサー。 梅澤 私がさいしょに手がけたのは「映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」(07年)。テレビシリーズだと6年目の「フレッシュプリキュア!」(09~10年)からプロデューサーを務めています。 ――さいしょは映画からなんですよね。そこからテレビシリーズにうつった経緯は。 梅澤 初代の「ふたりはプリキュア」から「Yes!プリキュア5GoGo!」まで鷲尾天プロデューサーが5年間勤め上げた。「フレッシュ」を担当するときに私が会社から言われたのは「新しい『プリキュア』を5年間つくってくれ」と。あ、さいしょから5年って決まっているわけではないで
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