【読売新聞】 堺市の堺泉北港に迷い込んだクジラについて、大阪府は19日、死んだことを確認し、死骸を近くの府の産業廃棄物最終処分場に埋めることを決めた。大阪市は昨年1月、死んだクジラを約8000万円かけて海洋投棄したが、今回は費用を大
この度の淀川に迷入したマッコウクジラについて、大阪市立自然史博物館は1月9日に発見されて以来、注視してきました。外部からの観察でオスのマッコウクジラとわかり、様々な映像を通じ、当初報道された8mよりは大きなものに思えました。 当館では動物研究室の学芸員を中心に、鍋島外来研究員(元大阪府立環境農林水産総合研究所主任研究員)など大阪湾の生物に詳しい関係者などと連絡を取りながら情報交換を重ねてまいりました。自力での沖合への回遊を期待していましたが、残念ながら13日に死亡が確認されました。以降、当館では大阪市博物館機構を通じて大阪市の関係部局に標本化の希望を伝えてまいりました。 マッコウクジラはオスとメスでは大きく形状が異なります。平成22年に回収し当館に展示中のマッコウクジラはメスの個体ということもあり、館内での議論を経て、オスの標本は当館としてはぜひ入手したいと標本取得希望の意向を伝えてきたこ
横浜海上保安部によりますと午後1時20分ごろに「東京湾アクアライン付近で、潮を吹いたり潜ったりしているクジラを発見した」と通報がありました。 海上保安部の巡視艇が現場に向かったところ、東京湾アクアラインのすぐ近くでクジラとみられる大型の海洋生物を確認したということです。
今月9日に大阪湾の淀川の河口付近で見つかったクジラは、潮を吹くなどの動きがなく13日、死んだことが確認されました。大阪市が、今後の対応を検討しています。 今月9日に大阪 西淀川区の淀川河口付近で見つかったクジラは、潮を吹くなどの動きがなくなり13日午前、大阪市が市内の水族館「海遊館」の専門家とともにゴムボートでクジラの状態を確認しました。 その結果、クジラは呼吸をしていなかったということで、死んだことが確認されました。 このクジラは体長が15メートルほどで、水深の深い外洋に生息するマッコウクジラだということです。 専門家からは「大阪湾の浅いところまで入り込むのは非常に珍しく、何らかの理由で、方向感覚を失って迷い込んだのではないか」という指摘が出ています。 大阪市によりますと、クジラが浜や浅瀬に打ち上げられて死んだ場合は、地元の自治体が処分することになっていますが、内湾などに迷い込んで海中で
シャチがシロナガスクジラの成獣を捕食、初の目撃例2022.02.09 21:00415,995 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 頂点捕食者であるシャチは基本的にどんな海洋生物だろうと捕食しますが、果たして最大級の海洋生物であるシロナガスクジラも食べるのかという点について生物学者らは確信を持てずにいました。しかし、シロナガスクジラへの捕食行動の目撃例が報告され、その光景が何とも残酷だったのです。 シャチがシロナガスクジラを捕食した3つの事例Marine Mammal Science誌に掲載された最新論文は、著者たちが「これはシロナガスクジラを殺害して食べるシャチの初の文献です」と力説するものでした。オレゴン州立大学のRobert Pitman氏らの研究チームは3つの捕食事例(2019年に2件と2021年に1件)を詳述。「最初に殺されたクジラは
2月下旬、タイ南部の海辺を散歩していたシリポーン・ニアムリンさんが「龍涎香(りゅうぜんこう)」を発見した。その珍しさと驚きの価値から、ネット上で大きな注目が集まっている。 見慣れぬ大きなかたまりを見つけ、近づいてみたシリポーンさんは、魚のような芳香に気づいた。なんとなく興味を引かれ、そのまま家に持ち帰ることにした。ご近所さんに聞いてみると、その物体は「龍涎香」ではないかと指摘された。 「龍涎香」は、マッコウクジラがイカやタコなどを飲み込んだ際に、クチバシなどの硬質部分が消化されず体内にとどまり、長い時間をかけて結石化したものとされる。芳醇な香りがするため香料の原料として人気が高いが、捕鯨禁止もあり入手は困難になっている。 「龍涎香は『アンバー』とも呼ばれ、非常に希少価値のある香料の原料です。動物性で、香水を作る過程で使うと、香りが長もちしたり、全体に調和のとれた匂いになります。クジラの口か
政府は20日、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めた。複数の政府高官が明かした。9月にブラジルで開かれたIWC総会で日本が提案した商業捕鯨の一部再開と決定手続きの要件緩和が否決され、今後も受け入れられる見通しが立たないため、これ以上、IWCにとどまる意義は薄いと判断した。来週中にも最終決定する。 これにより、IWC加盟で可能となっている南極海での調査捕鯨はできなくなる一方、日本の排他的経済水域(EEZ)内での商業捕鯨再開への道が開けることになり、鯨食という日本の食文化の断絶を防ぐ効果も期待される。 IWC設立条約の規定では、来年6月30日に脱退するためには1月1日以前に通知しなければならない。また、反捕鯨国が多い欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)が今月12日に欧州議会で承認されたこともあり、このタイミングでの決着となった。 IWCは1948年、「鯨類の保護」とともに「持続
インドネシアの海岸に打ち上げられたマッコウクジラの体内から、飲み物のカップやレジ袋など、およそ6キロに上るプラスチックごみが見つかり、国際的な環境保護団体はプラスチックの消費を減らすことが緊急の課題だと訴えています。 研究者らがこのクジラを調べたところ、体内から重さ6キロに上るプラスチックごみが見つかりました。 その内訳は、およそ3.2キロのプラスチック製のひもに加え、飲み物のカップが115個、レジ袋が25枚などで、ビーチサンダルも2足含まれていました。 クジラが死亡した原因とごみとの関係は分かっていませんが、WWFインドネシアは「プラスチックによる海洋汚染が海や生き物に取り返しのつかない影響を与えている」として、プラスチックの消費を減らすことが緊急の課題だと訴えています。 インドネシアに限らず世界各地では、クジラやイルカ、ウミガメなどの体内から大量のプラスチックごみが見つかるケースが相次
【9月13日 AFP】ブラジルで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は12日、主に大西洋の先住民地域で行われている「先住民生存捕鯨(ASW)」について議論し、栄養源としての必要性と文化的な背景を理由に、新たな捕獲枠を賛成多数で承認した。 長年、禁止されている商業捕鯨の中で、IWCは以前からASWを例外的に支持している。今回、反捕鯨国を含めてIWC加盟国は、アラスカ、ロシア、グリーンランド、カリブ海(Caribbean Sea)の島国セントビンセント・グレナディーンのベキア(Bequia)島にそれぞれ存在する小規模な先住民コミュニティーについて、今後6年間のミンククジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、ホッキョククジラの捕獲枠を賛成68、反対7で可決した。 ただし、捕鯨に反対する国やNGOの中からは、ASWの捕獲枠を拡大すれば捕鯨の機会を拡大することになり、日本やアイスランド、ノルウェーなど
セーリングの大会でイルカショー 国際連盟から非難受け日本連盟が陳謝 海外の選手「ショックを受けた」 1 名前:ばーど ★:2018/09/11(火) 17:05:24.87 ID:CAP_USER9.net 東京オリンピックに向けた最初のテスト大会となっているセーリングの「ワールドカップ江の島大会」で9日、水族館を会場に行われた開会式にイルカのショーが披露されたことについて海外の一部の選手から「ショックを受けた」などとといった声があがりました。国際セーリング連盟からの非難を受け日本セーリング連盟は「不快な思いをされた方に申し訳ない」と陳謝しました セーリングのワールドカップ江の島大会は9日、新江ノ島水族館で開会式が行われ選手や関係者などおよそ500人が参加しました。 開会式では冒頭にイルカのショーが披露され、日本セーリング連盟によりますと、これについて海外の一部の選手がSNSに「ショックを
(CNN) 米ハワイ州カウアイ島の沿岸でこのほど、ゴンドウクジラの仲間とイルカとの間の交雑種が1頭見つかった。研究チームが昨年初めて目撃し、遺伝子を調べて確認した。 遺伝子を採取して調べたところ、予想通りカズハゴンドウとシワハイルカの交雑種だと判明した。この2つの交雑種が確認されたのは初めて。 米ワシントン州の非営利研究機関、カスケーディア・リサーチ・コレクティブのチームは米海軍の出資を受け、シワハイルカやカズハゴンドウなどの海洋ほ乳類を観察するプロジェクトに取り組んできた。 チームが先週発表したところによると、昨年8月に見つかった1頭は、カズハゴンドウのような背びれの形と、シワハイルカによく似たまだらな体色や円すい状の頭部をあわせ持っていた。 カズハゴンドウはゴンドウクジラの仲間として扱われ、英語では「メロン頭のクジラ」と呼ばれている。だが実際はイルカの一種で、シワハイルカやシャチと同じ
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東京湾北部で、大型クジラの目撃情報が相次いでいる。海上保安庁は、付近を航行する船舶に注意を呼びかけている。千葉県船橋市の釣り船経営、内木(ないき)章人さん(47)は24日午後3時過ぎ、東京湾アクアライン海ほたるパーキングエリアの北約4キロ沖でクジラを目撃したといい、「20分間で20回ほどジャンプを繰り返していた」と話した。(内木章人さん提供)2018年6月25日公開 簡易表示
今月18日からクジラの目撃情報が相次いでいる東京湾の北部で、24日も複数の目撃情報が寄せられ、海上保安部が近くを航行する船に注意を呼びかけています。 羽田空港沖を航行した遊漁船の船長が午後2時すぎに撮影したという動画では、クジラと見られる生き物が潮を吹き、尾びれを海面に出す様子が確認できます。 撮影した遊漁船の船長の清野貴美さんは「クジラがいるらしいと聞いていたので気にかけていたら本当にいて驚いた。お客さんは、釣りでは成果が乏しかったけどクジラに和ませてもらったと喜んでいた。ぶつかったらひとたまりもなさそうで、航行には気をつけようと思う」と話していました。 東京湾では、今月18日から東京・江戸川区や江東区の沖合でもクジラの目撃情報が相次いでいます。 東京海上保安部は目撃されているのは同じクジラの可能性があり、衝突すると事故につながるおそれがあるとして、近くを航行する船に注意を呼びかけていま
インド洋の水深15メートルのところで眠っている、マッコウクジラの群れ。その数は30頭を超す。このように立った状態で、何分もあるいは何時間も動かずにいる。このクジラはすべてメスで、子どもたちは親が寝ている間、水面で過ごす。(Photograph by Stephane Granzotto) 森の生活共同体、平等を重んじるのどかな楽園 写真17点 潜入! スイスに残る秘密の地下要塞 写真24点 地球上で最も大きな動物の一つ、クジラが仮眠を取る姿は、かなり奇妙なものに見えるかもしれない。 マッコウクジラが集まり、水中で直立したまま動かずにいる様子をとらえた写真が、インターネット上で人気を集めている。スクールバスほどの大きさを持つこのクジラたちは、どの写真でも5、6頭の群れになって「立って」いるように見える。 フランスの写真家で映像作家のステファン・グランゾット氏が、地中海でのダイビング中に、この
もんもんさん(@hydehydesan)とYAさん(@Adarchism)、まとめ人の解説でお届けします。 古式捕鯨に関するテキストは『捕鯨Ⅰ/Ⅱ』(山下渉登著、法政大学出版局)、『くじら取りの系譜―概説日本捕鯨史』(中園成生著、長崎新聞新書)、『西南学院大学博物館寄託「松澤善裕氏所蔵文書」に見る鯨組と地域漁業の軋轢』〈森弘子/宮崎克則、西南学院大学博物館研究紀要2〉 戦前の捕鯨に関するテキストは『捕鯨の近代』(塩崎俊彦、神戸山手大学紀要7)、『国際捕鯨レジームの誕生と日本の参加問題:ジュネーブ捕鯨条約と国際捕鯨協定を事例として』(真田康弘、政経研究№87)、『日本の捕鯨』(高橋俊男著、GPJ) 検索すればたくさん出てくるけど、出所は調査捕鯨事業当事者である捕鯨サークル(水産庁/日本鯨類研究所/共同船舶株式会社・日本捕鯨協会)。太地町を擁する和歌山県も。 鯨は、古くから頭の先から尾まで無駄
2014年6月、米アラスカ州のセントジョージ島に打ち上げられたクジラの死骸。専門家によれば、アカボウクジラ科の新種だという。(PHOTOGRAPH BY KARIN HOLSER) 米国アラスカ州の小さな島に打ち上げられたクジラが、DNA分析などで新種と判断され、7月26日付で科学誌「Marine Mammal Science」に掲載された。 物語は死体発見から始まった——と言うとミステリーの名作を思わせるが、この「死体」は体長7.3メートルもあった。 ベーリング海に浮かぶ岩と草地の小さなオアシス、プリビロフ諸島(米国アラスカ州)に属するセントジョージ島に死骸が打ち上げられたのは2014年6月。人のいない、風が吹きすさぶ海岸で、半分砂に埋まった何かを若い生物教師が目に留めた。教師は、かつてオットセイの研究者だった女性に連絡。彼女は当初、その正体がすぐ分かったと思った。大型で灰色、深海に潜り
苫小牧海上保安署は23日、苫小牧港・西港南方沖合約25キロの海面にクジラの死骸が漂流しているのを発見した。死骸は長さ約15メートル、幅約4メートルあり腹部を上にして浮かんでいた。腐敗が進み、周囲に異臭も漂っており、付近を航行する船舶に注意を呼び掛けている。 同海保によると、同日午後0時3分ごろ、付近を航行中の貨物船がクジラの死骸を見つけ第1管区海上保安本部(小樽)に通報。直ちに同海保の巡視艇が現場に向かい午後1時22分ごろクジラを確認した。 死骸は腐敗によるガスの発生でパンパンに膨らんでおり、船でえい航すると爆発の危険性があるため回収を断念。死骸は北方向に漂流する可能性が高く、同署は航行警報などで関係各所に周知するとともに警戒を続ける方針だ。
北海道立オホーツク流氷科学センター(北海道紋別市)が主催した写真コンテストで、クジラの死骸の上に男性が立ち、ガッツポーズをしている姿を撮影した作品が最優秀賞に選ばれた。これに対し、「生命に対する侮辱だ」などと批判が相次ぎ、同センターは受賞の取り消しも含め対応を検討している。 問題となっているのは9日に発表された第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで最優秀賞を受けた作品「征服」。北見市の男性が撮影し、審査結果はセンターのホームページで発表されたほか、北海道新聞にも掲載。同センターによると、「生命を侮辱している」などの批判や、審査員の判断を疑問視する声などが電話で寄せられたという。また、ツイッター上でも「自然と命を冒涜(ぼうとく)しているようにしか見えない」「なんか嫌な感じ」「すばらしき『オホーツクの四季』に呆(あき)れました」などの批判が相次いだ。 コンテストには北海道を中心に、全国の
イルカを飼育している全国の水族館などが、飼育技術の向上などについて情報交換する新たな団体を設立したことが、関係者への取材で分かりました。イルカの追い込み漁が行われている和歌山県太地町の施設も参加し、今後、連携していくことにしています。 イルカを飼育している施設は、これまで主に「日本動物園水族館協会」の「鯨類会議」という団体で情報交換してきましたが、追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を協会が禁止したことなどから、去年12月に解散しました。 新たな団体は「鯨類会議」に所属していた施設を中心に設立され、追い込み漁が行われている和歌山県太地町の「町立くじらの博物館」も参加して、今後、飼育技術の向上や新たなイルカの入手などについて情報交換することにしています。 太地町立くじらの博物館の桐畑哲雄副館長は、「水族館での繁殖の取り組みと追い込み漁による入手のバランスを取りながら、科学的な立場を重視して取り
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